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ひろしま食べ歩き隊

2009年01月04日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―25 蕎麦

名誉は挽回しなければならない、
汚名は返上しなければならない。
だから食べ損なった蕎麦は食べなければならない。

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それがこの狂った世の中でサラリーマンという弱者が生き延びる為の数少ないルールの一つだ。
だから前回の屈辱をはらす為に都合よく組まれた己斐での現場を苦戦しながらも終わらせ、再び広電西広島・己斐駅前を目指す。

開店時間には間に合わないが12時前には店に入れそうだ。
小走りで信号を渡り、店の方へ視線を向けると僅かだが行列が見える
嫌な予感を振り払うように足を早める。
近づいて見ると、前回食べたいか焼きの店の前に人の列が出来ていた。
そういうば朝の情報番組で取り上げられてたのを思い出す。
メディアの力は偉大であり、恐ろしい。

軽く安堵しながら店内に入り、鴨南蛮を頼む。
冬と言えば鴨南蛮なのだが実は鴨自体は美味いと思うが冬の味覚で言えば牡蠣や穴子、鮟鱇やフグの方が好きなんで決して鴨だけ食べることはない。
しかも麺類でいえば蕎麦よりうどん、ラーメン、パスタの方が好きなのだ。
偉そうに食べ物の文句をいつも言っているが蕎麦の香りや繊細な味わい、美味さがイマイチわからない。
実は味覚音痴なのだ。
なのに鴨と蕎麦が組み合わさった瞬間、食べずにいられなくなる。
そう、冬と言えば鴨南蛮なのだ。

とは言え蕎麦が茹で上がる間、店の日本酒のリストや抜きだけのメニューを眺めてるとそれだけで飲みたくなる。
暴走したくなる、頼みたくなる。
鴨や湯葉で日本酒を死にそうなくらい呑みたい。
人生終わらせてもいいから日本酒でつつきたい。
この店の日本酒が地元広島の僕好みの酒なら間違いなく、この瞬間に人生を間違うだろう。
しかし我慢の限界を見計らうように鴨南蛮が届き、救われた。
熱々の鴨南蛮を目の前にしてすぐに食べないなんて愚か者だ。
右手にはし、左手に携帯を持ち食べながら写メを撮ろうとする。
が、自らの愚かしい失敗に気付く。
座る位置が逆光のために写メが上手く撮れない。
座り直せばよいのだが写メごときが食欲に勝てる訳もなくそのまま撮影。

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蕎麦を啜る、汁を啜る。
写メではしょせんこの美味さは伝わらないし、しょせん自己満足と薄い義務感。
寒さで震えた身体が暖かい旨さに包まれ、ほぐされていく。
単純に美味い、鴨の脂とか麺の旨さとかよくわからないが美味い。
一年ぶりの感動に思わず震える。
腰のある喉ごしのよい蕎麦を喰らうと、この瞬間だけはラーメン好きを蕎麦好きに変えてしまう。
肉厚な鴨肉をはしでつまむと喜びでだらし無く、へらへら笑ってしまう。
噛み締めると期待にそぐわない濃厚なうま味と歯ごたえ。
分厚い弾力ある肉は昂揚感を高めてなんだか身体に火が灯るような気がする。
しかもまだ二切れある。
まだ鴨肉が残る口内へ蕎麦を啜る、啜る。
汁を啜り、また鴨肉をほうばる。

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焙られた白葱を合間にかじると中身が飛び出し火傷する。
火傷しようが構わずまた蕎麦を喰らう。
そして我慢してた丸、団子に手を伸ばす。
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もったいないのでかわいく少しだけかじると思いのほか軟らかく、
でも挽き肉の歯ごたえが心地よくユックリばらけて口の中に旨さが広がる。
これだけをドンブリいっぱい食べたいな~。
鴨南蛮、なんて素敵な食べ物なんだろう。
名残は惜しいが熱々のまま、食べ終わりたいし、でも終わりたくない。
そんな葛藤に溺れながら今日もまた、終わった。

食べ終わったのは残念だが、冬はまだ終わっていない。
またこの近くで現場があったらまた来よう。
というか用事を作ろう。
短い冬の間、僕はにわか蕎麦好きになるのだから。

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―24 いか焼き

祝日明けの朝、今年1番の寒さを感じる今朝の底冷え。
車も身体もガチガチに凍りまくり、固まってます。
そんな日に限って己斐の上の方でしかも外の現場。
ガチガチの身体から、抜け切れないストレス溜まりまくり。
仕事終わると早くも11時、少し早いが暖かいもんでも腹に詰め込むしかない。
己斐の狭い通りを下りながら気分は暖かい暖かい蕎麦、そばの歌を口ずさむくらいのHAPPY蕎麦気分。

しかも冬で、蕎麦と言えば

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鴨南蛮しかないでしょう

口の中に溢れる鴨の脂と肉汁を妄想しながらヨダレたらたらでハンドル握り、踏み込むアクセルにも若干力がこもる。
蕎麦、鴨南蛮、己斐といえば駅前のあの店しかないでしょう。
ルンルンでパーキングに車をぶち込み、気持ちはスキップで広電西広島・己斐駅前へ走る。
まあ前フリが長いんで気付いた人もいるかもしれませんが、

開いてません。

11時開店の店が閉まってます。

しつこくよく見ると火曜日定休の文字が…。

二つの人格がほぼ同時にボケ突っ込む。

あれ~、今日は火曜日じゃん。

でも昨日は休みだから月曜日じゃあ?

ていうか、火曜日が定休日だっけ~?

そう、正解は昨日は月曜日で祝日、だから火曜日の今日は定休日。

なんてお約束な展開。

未練がましい性格は事実を受け入れられず、ぐだぐた無駄な思考のループを巡らし。
気付かない間に、駅前辺りを一周歩いていた。
気付けば店の前、諦め切れない僕はしつこく店の前をうろうろ、苛々してました。
しかし寒さに頭も心も冷やされ店の左横を見ると気付けば新しい店が。

冷静になりよく見ると大阪名物いか焼きの文字が視覚に飛び込んで きました。

大阪名物っていったらタコ焼きお好み焼きちゃうん?と頭の中で突っ込みながら店に近付く。
いか焼きと言えば棒に刺さった祭や縁日のいか焼きよね~?。

ところが看板や店を見るとお好み焼きのような一銭洋食のような巻いた姿の写真がのってます。
魔法にかかったみたいに自然と入店し、当たり前のようにカウンターに座りメニュー見るといか焼きから始まり豚焼きだのピザ焼きだの、いろいろのありあり。
いか焼きの150円に安いな~と思いつつプラス50円のいかチーズ焼きを頼む。
平日で時間も早いので客も僕一人、いかチーズ焼きを焼く姿をほうけてみてる僕に店長さんが話かけてくる。
ソースは辛口と甘口があるらしく辛口を頼む。

調子に乗っていか焼きって大阪で有名なんですか?と聞くと親切にい ろいろ教えてくれた。

大阪名物はダテじゃないみたいだ。
生地を鉄板でプレスするとあっというまの早さで出来上がり。

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この作り方と辛口のソースがいか焼きの美味さの秘訣らしい。
焼けた薄い生地を畳んでソースを掛けた姿は一銭洋食のような分厚いクレープにも見える。

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ただ食べてみると店長が言うように不思議な感触、噛食、食感?モチップルっとしてイカの歯ごたえとのコントラストがよくておもしろい。

いや、美味い。

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辛いソースでメリハリ効いてイケるじゃん。
この生地の食感とイカとソースのシンプルさ、これが安さと美味さの秘密なのか(実はチーズ入り)

思わずビール呑みたいですね、と本音が泡のように漏れると夕方から2階はイカ焼きが食えるバーになるそうだ納得。

でも店長に聞いてたからこの程度の驚きだが、知らなかったらこのモチモチ感は相当ビックリしたに違いない。
今度、誰かビックリするかどうか試してみよう。
熱いのをハフハフ、はむはむ食べてると安いし軽いからもう一枚食べたくなる。
我慢しないのが僕のいい所、今度はぶた焼き250円を頼む。
豚焼きは卵も入ってるが同じようにペチャンと潰し、クルクル畳んであっというまに出来上がり。

 

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早いのも嬉しくぶた焼きをつつく。

一見、トンペイに見えるが生地のふっくらモチモチが楽しい
卵入りもいい、混ぜくたりじゃなく目玉のまま潰して焼くから生地との違いがおもしろい。

このいか焼き、やっぱり凄いのかも?、タコ焼き定食、お好み焼き定食、ソバメシといい炭水化物で炭水化物を食べる大阪民族の小麦粉にかける情熱に感心しました。

安いし早いから昼間からビール引っ掛けるには最高だ。
でも、さすがに今日は車&仕事中なんで泣く泣く諦める。
他のトッピングも気になるし、持ち帰りもできるので頼みそうになるが一気に食べたら、次に 来る楽しみが減るんで我慢した。
珍しく、我慢した。
でも後で後悔。
店では熱々で食べたんだけど、持ち帰りの冷めた時の生地の食感が気になるんだよね~。
今度は酒のつまみで食いたいかな?
いや、その前に冬なら鴨南蛮を喰わねば。

2008年12月01日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―23 麺屋か味噌

舟入本町の広電の停留所の側にそのラーメン屋はある。

会社の側にあるのだが最近ハマっています。

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店自体はまだ新しく店主も若い。

しかし日々、美味くなっているのをひしひしと感じます。

最近流行りの季節限定ラーメンに、その積み重ねた一端を衝撃と共に味わいました。

久しぶりなんで堅い、固い表現ですが、単純に旨かった。  

本当に上手い。

去年のごま味噌より思い切りもよくなり、
ハマリました。

今年も味噌だが、店主のこだわりの味噌ブレンドとこの店独特の濃縮度の高い、強いダシの味がマッチしている。

でもマイルドで優しい味なのが不思議です。

さらに滑らかな太い縮れ麺とがっぷり四つという感じ。

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今年は寒いから、優しい味噌と食い堪えのある麺の組み合わせはたまりません。

いつもと違う白い器は口が狭く深い。

でも手に収まる感覚は優しくて、ほのかに上品で好きな感じ。

店主のこだわりの香りを閉じ込めて、ドンブリに顔を近づけると旨そうな匂いが鼻孔をくすぐり、食欲をそそります。

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また最後まで暖かく楽しめたのがこの寒い時期には嬉しかったです。

満腹感と満足感に包まれて店を出ようと思った時、出口の張り紙を思い出しました。

そう、この店は麺屋を名乗るだけあり、麺もこだわりがあるので、

つけ麺やラーメンの麺を平打ち麺に変える事ができるんでした。

店主に味噌もできるのかと尋ねると、出来ますよと、

来週にまた味噌ラーメンに変化を加えると丁寧に教えてくれました。

聞いたからにはすぐに行くのが僕の良い所、翌日すぐににまた再訪。

味噌ラーメンに平打ち麺を注文。

茹で上がるのに時間がかかるのだが、美味いんでそれもまた楽しい。

普段は柔らかい麺なんで、体調が悪い時によく食べるが、味噌ラーメンにも期待。

待ち時間にテンションを上げながらラーメンが来たと同時によだれを啜る。

味噌にぺらぺらの平打ち麺、まるでキシ麺かパスタの平麺のよう。

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少しウェーブがかかっているのかスープが絡みおいしい。

太麺の口の中で踊るような食感とは違う、ツルツルで滑らかな平麺が、ひたひたと口内の粘膜に心地良いです。

途中で一味唐辛子をかけると味噌とは相性が良いし、身体も一段と暖まりました。

う~ん更に更に再訪、

22日の月曜日、普段なら月曜日は定休日なんですが年末の為か開いてました。

もちろん入店。

入口の張り紙を見ると海老味噌ラーメンの文字が。

店主に恐る恐る尋ねると、味噌ラーメンに焼いた甘海老と海老油を追加しているそうです。

もちろん、即注文。

周りのお客さん達も海老味噌の話をしたり味噌ラーメンを食べている。

勝手にテンションを上げていると海老味噌が登場。

 

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なるほど~、器が朱い。

味噌ラーメンの器と形状は全く同じで色違い。

ここまで計算されていると単純に嬉しくなる。

こんがり焼いた海老と海老油に味噌は確かに合う、

ドンブリとの調和もバッチリだ。

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しかも味噌ラーメンより20円しか値段が上がらないのも魅力的だ。

個人的には上品過ぎるので、海老味噌ラーメンはもう少し海老を煎餅風にパリパリに焼き潰したり、

炒るか揚げた干し海老のパウダーを追加したらなど?と勝手に思うが、

女性やお年寄りにも好まれる美味いラーメンだと思います。

 

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というか久しぶりに

美味い味噌ラーメン食べた気がします。

今年の冬はまだまだ始まったばかりだから、美味い味噌ラーメンがあると思うと励みになるな~。

 

2008年11月03日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―22 肉が喰いたい!

月末になり、忙しくなると残業が増える。

残業は嫌いだ、飲みに行けなくなるから。

夜遅くなるだけでストレスが溜まる、危険なくらいイライラする。

そうなる前に早めに夕飯を喰らい気持ちを立て直す。

そういう時はやっぱり肉だ。

肉しかないだろう、

肉しか。

焼肉か牛丼、ステーキ、ビフカツ色々あるが

今の気持ちはだ。

野獣のような笑みを浮かべ会社の軽トラのハンドルを北西に切る。

100メーター道路を気持ち暴走し、観音町にある焼肉屋の前に乗りつけた。

平日の夕方早い時間なのでまだガラガラだが煙りの匂いが付かないのでラッキー。
おばちゃんが気さくに注文を取りに来てくれたのでガツーンと頼む。

もちろん肉刺丼、

これから戦う男はこれしかない。

牛肉は吸収率の良い必須アミノ酸が多く、ストレス軽減の効果もあり、尚且つこの店の肉刺しは脂身が少ない赤身なのでヘルシーなのだ。

本来は焼肉や内臓系もめちゃめちゃ美味い店だが、焼肉の薫りを付けて回れる程に営業は甘くない(多分)

そんな時に強い味方が肉刺丼だ。

熱いお茶と暖かい手ぬぐいで気持ちをリフレッシュしながら心地よく待つ。

テンションが高まる寸前に愛想よくおばちゃんがドンブリを持って来てくれた。

ここから先はケモノの時間、邪魔する者は噛み殺すしかない。

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ドンブリは一見、一面のモミノリに黒く覆われている。

はやる気持ちを無理矢理抑え込み、その一画を崩し、ゆっくり持ち上げる。

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黒い森の中から鮮度の良さを感じる生肉、肉刺しが顔を覗かせる。

なまめかしいまでに赤く濡れ光る肉刺しは官能的ですらあり、思いがけず興奮する。

本来はガッツリ掻き混ぜほうばりたいとこだが、グッと我慢して肉刺しのみを味わう。

う、うまい。

脂身、さしのほとんど無い赤身はダイレクトに肉の味を口の中で纏わり付き、拡がる。

本来は内臓系のハラミなのに臭みもなく、

ただ旨い、

美味いのだ。

食欲を刺激され、温かい白飯をほうばる。

間違いない、美味い。

また生肉を今度は多めにほうばる。

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肉を噛み締める喜び、

生だけが刺激する太古からの本能的な快感(たぶん、妄想過多)

ああ、やっぱりレバ刺しとタン刺しも頼めば良かった。

この店は本当に生、生肉が旨い、うますぎる。

喰えば間違いなく、ビールを飲み、飲酒運転で身を滅ぼすだろう。

でも食べたい、

もっと生肉食べたい。

揺れる心を引き戻す為にタレの染みたご飯をほうばる。

山葵の効いた甘い醤油味がご飯にシミシミしてこれだけでドンブリ喰らいそう。

思わず笑みがこぼれる自分に気付く、やはり日本人は米が最高。

しかし揺れ戻しは激しく、肉を掴むハシは止まらない、止めれない。

赤身だけなのにこんなに旨い、いや赤身だからわかる美味さなのか?

ふいに肉を焼いた時の美味さを思い出し、テーブルの隅に追いやられた肉焼き器をじっと眺める。

次は焼肉と心に固く、そして強く誓い。

ついにルピコン河のカエサルの如く決断し、ドンブリを掻き混ぜ始める。

後は一心不乱、写メも撮らない。

胃袋に、ただ押し込むだけ。

美味い丼物に会話はいらない、ただただ口にほうばり、本能のまま嚥下するだけ。

空のドンブリを置き、まだ温かいお茶を一口啜る。

満腹感感と幸福感を噛み締めながら、仕事終わりのサラリーマン達とすれ違い、店を出る。

さあ、もう一仕事頑張るか?(たぶん)

2008年07月01日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―21

自分が健康だな~とか、

頑張って働けるぞ

というパロメーターは昼飯を美味く食べれるかどうかにかかっている、

と最近は思う。

市内の友人と久しぶりに昼飯を食べる。

お互いに忙しくなる前だから美味い昼飯をガッツリ喰らおうと言う事になった。

広テレの裏へ向かい、2階にあるその店に入る。

1時はとっくに過ぎているので少し遅めの昼飯。

空腹が限界まで近づき少し凶暴な気持ちになっている。

普段はお客さんでいっぱいの店内も今日は比較的、空いている。

いつものようにメンチカツ定食を頼もうと思ったが、すでに完売。

弁当とビフテキ丼しかないそうだ。

弁当よりはガッツリなビフテキ丼かな~?

と考えていたら弁当とビフテキ丼のセットがあるので二人ともそれを頼んだ。

しばらくしてドガーンとどでかい丼のような器がくる。

覗き込むと色華やかに肉、魚、野菜と詰め込まれてる。

 

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これが弁当?

そして実は二段重ねのその下にビフテキ丼が隠されていた。

 

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う~ん、こういうの好きなんよね~。

もどかしくも適当に写メり、ビフテキ丼から喰らう。

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う~ん、牛、美味い。醤油タレとバターが効いて咥内から鼻腔をくすぐり暴れ狂う。

口いっぱいにほうばり、強引に嚥下すると飢餓による苛立ちから開放され笑顔が甦る。

柔らかさが肉の全てではないと聞いたが、口の中で溶け、米と共に拡がる旨さは間違いなくヤバイ。

そこに嘘はない。

少し余裕を取り戻した事で弁当の御膳にも、心が移る。

ハヤシのようなビーフストロガノフのようなのを食べる。

弁当とはいえど温かく、酸味と肉肉しい濃うま味がまた好みな感じで好き。

何よりドガーン入っているのがうれしい。

ケチ臭く少ないと冷めるのも早いしね。

これをまた丼のご飯にぶっかけて食べるとまたしんぼー、堪らん、てぐらい旨いよね。

やはりハヤシライスなんかな?

また魚や野菜でなんかバランスの良い食事をしてる気分となる。

そもそもこの店は洋食屋さんなんだがみそ汁もついており、和のスタンスの強い感じがした。

でも、それがこの店の暖かみに似合ってる気がする。

胃袋と心を満たされて久しぶりに満足した。美味い昼飯を食べる事はやっぱりいいよね。

2008年03月14日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―20 うどんが食べたい

子供のころ、風邪を引いたりお腹がいたいと母はウドンを作ってくれた。

僕は昔は梅干しが嫌いでお粥はなんだか好きじゃなかったのでたいていはウドンだった。

その名残りなのかも知れないが二日酔いが酷い翌日はウドンが食べたくて仕方ない。

まだまだ寒いこの季節、前日に日本酒を飲み過ぎたらしく身体がぶち重い。

重い身体と調子の悪い車を引きずるように井口へ向かう。

広電井口駅の前にあるその店に開店前から車で待つ。

開店時間が近付くにつれて似たような客がどんどん駐車場に乗り入れる。

店員さんが暖簾をかけおわると同時に挨拶しながら店内に1番で乗り込む。

二日酔いで重たい身体も久しぶりの美味いウドンにテンションが上がりまくる。

開店してすぐだがテーブル席はほぼ埋まる。

やはり何年か前の讃岐ブーム以来この店の客はいまだに多いみたいだ。

僕自身は五年振りかな? この店は讃岐の名店で修業したのでウドンも旨いし、竹輪天ぷらも美味いから、いつもならぶっかけと竹天にするところだ。

しかし久しぶりの二日酔いを楽しみ為にかけウドンにトッピングでコロッケを頼んだ。

学生から20代の頃はこれが二日酔いの時の定番。

早く来ないか、とドキンドキンする(頭はずきんずきん)

揚げたてのコロッケから登場し、思わず揚げたて熱々に喰らいつきたくなる。

 

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衝動を無理矢理に押さえ込み、ウドンを待つ、ひたすら待つ。

本来、二日酔いにはこの店には梅干しウドンというスペシャルなメニューがあるが今日は昔に戻ってかけ&コロッケなのだ。

そして待ちに待ったウドンも参上。

 

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コロッケをひっそりと乗せて気休めのケータイ撮影をおざなりに済ませてまずはコロッケから噛り付く。

上半分はまだサクサクのコロッケ、熱々ホクホクでやっぱし美味いわ。

 

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余韻残るまま、続けてウドンを啜り、啜り呑みこむ。

口内を熱いウドンが暴れ踊り、必死に咽で噛み切る。

丼を抱え込むひたすらウドンを押し込む。ウドンは戦いだ。

 

うまい。

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温かい汁を啜り飲めば二日酔いで強張った身体にじーんと染み渡り、思わず安堵のため息をついてしまった。  

しめたぶっかけウドンももちろんめちゃめちゃ旨いが、こんな日は温かいウドンはそれだけでご馳走に感じる。

ふやけたコロッケを箸でつまむと溶け崩れそうになるのを丼ごと口元に寄せて味わう。

美味い汁を吸った衣とジャガ芋が口の中で優しく広がる。

汁に溶けたコロッケ、その辺りの汁をまた啜り楽しむ。

あー、おいしいな、って落ち着いた気持ちになった。

旨いウドンに調子が出てきて箸が進み始めた。

丼ぶりの熱さが消えぬうちに、汁一滴、麺一本残さず一気に完食した時にはなんだか晴れ晴れした気分になった。

ウドンて、やっぱし良いよね。

讃岐ブームで客が増えてから足が遠退いていたがまた来よう。

次こそはぶっかけ大盛り竹天にしよう。なんてったってこの店の揚げたての竹輪の天ぷらはうますぎる。

いやコロッケも外したくないからカレーウドンにコロッケも捨て難い。

またカレーにあうんよ、コロッケが…。

まあ、考えるんがめんどくさいし、まずは呑んでから決めようか?

2008年02月15日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―19 ビフカツ最強

最強のビフカツを求めて、求め続けて月日が経ちました。

今回、この店なら最高のビフカツ食べれるはず!との情報を二軒入手しました。

広島の洋食の老舗中の老舗の名店と広島では最高級の肉を誇る焼肉の名店です。

以前から情報は聞いてましたが余りにも有名な両店なんで敬遠してましたが、そろそろ自分の中で広島のビフカツにひとまずケリをつけたくなりました。

チャレンジ企画第二弾、ビフカツ最強対決。

まあ、食べてみないと本当に凄いかわかりませんが?

まずは西区は庚午南へ向かう、11時半ちょっと前に到着。

ランチタイムの開店ギリギリを狙って来たのだが予定通りに最初の客みたいだ。

テーブル席に着いてワクワクしながらメニューを探し、ランチメニューを見る。

…、…。


…、あれ~?


え~、マジですか…。

また、やったみたいだぜ…。


ハンバーグやステーキ、ランチはありますが噂のビフカツないじゃん。

もう一つのメニューを見るとある、ビフカツが。

こ、これはビフカツはランチは無いんじゃないか~。

しかしこんなトラブル、苦難、幾度も乗り越えている(強引に、しかも半分以上挫折)。

恐る恐る、店主にビフカツは無いですか、と聞いてみる。

もちろん、ランチはビフカツは無いんよとの答え、まあ当たり前ですわ。さあ、この時点で企画終了。

ところが、「でもまだお客もおらんし、時間があるからいいよ」との助け舟。

もちろん、遠慮なくお願いします。

ラッキーに酔いしれながらメニューを眺めてるとまずはこれからとモヤシが来た。

 

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モヤシにタレがかかり、横に生卵の黄身がとろーんと佇んでいる。

掻き混ぜて食べるモヤシのユッケなそうだ。

店主いわく、1番よく出る定番人気メニューだ。

確かに旨い、これで生ビールあったら堪らんだろうな~。

 

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とサラダも着いている、栄養バランスや女性にはウレシイだろうがモヤシが二個ならよかったな~、とおバカな妄想によう。

すると香ばしさと美味そうな匂い包まれ本命登場。

 

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昼間とはいえ、ちょっと暗めのお洒落な店内なんでこれはケータイではろくな写真は撮れないと半分諦め、お待ちかねのビフカツを喰らう。

こんがりとキツネ色のビフカツは素材を生かす塩胡椒の味付け。

ソースは無しだが喰ってみてわかるその理由と旨さ。

まずは端っこのカリッとしたところから食べ始めたのだが店主からダメ出し。

1番美味しい真ん中から食べて欲しいそうだ。

やはり最初の一口が全てなんで肉の塊である以上、焼け具合や身の中心を味わって欲しいのだ。

確かにその通りだと感動、しかし端っこも美味しいし端っこ好きなんですよ、私。

けれども店主が言われるように真ん中を喰らうと恐ろしく美味い。

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柔らかく口の中でうま味が溢れ、やがてとろける。

店主に柔らかくて美味いっすよ

と叫ぶと柔らかいのは二の次、オマケでしかなく美味いかまずいしかないのだそうだ。

柔らかいのはあくまで要素の一つで先代からこだわる肉の旨さ、広島の最高級のA5の中でも最高級のサーロイン、あえていうならシャトーブリアンというやつらしい。

正直、僕は肉なんて詳しくないし量食えればというタイプなんだけどその店主の自信に溢れた蘊蓄を聞くと余りにも堂々として何か気持ち良いです。

また肉も脳みそを刺激されてかさらに美味く感じます。

確かにこれだけ美味い牛肉なら噂通り、最強のビフカツなのかも?

 

…通常はここでおしまい、来月に続く!

だが最強の噂も高い店がもう一軒、行かねば。

 

夕方、仕事を自主的に早めに切り上げて南区は宇品御幸へ向かう。

創業1941年、60年を余裕で越える広島が誇る老舗の洋食屋さんだ。

事前情報によると店は新しくなり、現在は三代目に移っている。

しかし今回の目玉のドミグラスソースは昔から絶やす事なく継ぎ足しなが今に伝わってるそうな。

開店の18時に合わせて入店。

やばい、作業着はこの店には、また浮いてるかも?

席につき早速、ビフカツを頼むがその際にライスかパンはついてるのか聞いてました。

ライス、スープも付いてるらしい、実はライスが別ならカレーをライス代わりに食べよっかな~とね。

だってメニューのカレーがぶち美味そうなんだもん、カレーネタの時は是非再訪しなければ。

なんて妄想2してるとオニオンスープが来ました。

 

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冬場は美味い暖かいスープを飲むとそれだけで幸せになります。

いつも思うのだがスープの大盛り頼みたい店は期待できます。

そしてメインのビフカツ参上。

 

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こんがりサクッと美味そうなカツに、いかにもというドミグラスソースがかかり美味そう。

サクリと柔らかいカツを切ると微かに赤身を残した断面がいい感じ。

口にほうり込むとジューシーレアな肉の旨味がいっぱい広がります。

思わず微笑み、おそらくはその姿は周りを恐怖に陥れるでしょう、でも旨いんだもん。

ソースも見た目ほどくどくなく香りも良いし、旨いっす。何より継ぎ足し続けたソースならではのお金に変えれない時間という贅沢感が溜まりません。

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ただ、個人的に惜しむべくはソースをもっとどばーっとかけて欲しいし、肉も食い足りません。

できればカツダブル、ソースツユダク、スープ倍付けなんて頼めたら最高です(多分、めちゃめちゃ高い&店の雰囲気ぶち壊し)

ツユダクと言えば、ソースを味わうにはタンシチューもいいかも。

昼、夜と贅沢で豊かな余韻に浸りながら思うのはビフカツは取りあえずの結論は出たかな?

ただ帰り道に恐るべきメールが…。

何と以前、市内中心部で美味いと評判の洋食屋があり友人と向かったのですが閉店してました。

その店が白島方面に移転してるらしいんです。

しかもビフカツが2枚乗り、スッゲー美味いらしい。

い、今から行くべきか?

やっぱ、行かないとダメ?

 

2008年01月06日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―18 穴子丼

珍しく市内中心部での仕事があり、気付けば2時過ぎになった。
遅い昼ご飯を食べに八丁堀を歩く。

うどんかラーメンにしようか、それともカレー?
なんて悩みながら歩くと、精肉と洋食の『ますい』の前に出た。
普段ならこのまま『ますい』に入るところだ。

が、なぜか記憶の風が吹き、8年ぶりに『ますい』の隣にある定食屋に入った。


汚れた手書きのメニューの貼り紙だらけの店内。

うーん、やっぱり余り変わってない。


女の子と来るのはちょっと気が引ける味のある店だが、僕には実に落ち着く店内だ。

2時なのでさすがに客は少ないが、カウンターには相変わらず魚料理が並ぶ。
秋刀魚の塩焼き、ハマチの照り焼き、鮭や鯖など焼き魚もあれば南蛮漬け、煮魚、フライ。
さらに頼めば刺身などが定食として自由に選べるのだ。

初めて来た時を思い出し、恐る恐る穴子丼がまだできるか聞いてみる。

以前と変わらぬ気軽さ店主は 穴子丼できるよ、と言って作り始める。
そう、穴子好きの僕は、店の前に張り出されたメニューに書かれた穴子に惹かれてこの店に入ったのだ。

待ってる間、久しぶりに店内を眺める。
夜は居酒屋兼任になるので、海鮮の一品料理のメニューが並んでいる。
そして焼酎の瓶もところ狭しと並んでいる。

いつか夜に来ようと思ってきてないな~。

 

と思ってるうちに汁物が出る。

 ハマグリとワカメの吸い物かな?


「もうすぐ焼けるけんね~、漬け物も好きなだけ食べんちゃい」 

店主の言葉に甘え、白菜の漬け物を遠慮なくバリバリ食う。


そして、

さらに美味そうな匂いと共に穴子丼も登場。

  

うーん、たんまり乗っちゃってマジ嬉しいです。

 

丼ぶりを抱えて掻き込みたい衝動を抑えて、先ずは穴子を一切れ食べる。


うん、旨い。


タレの付け焼きではなく、カリッと焼いてからタレを絡めたみたい。
これはこれで焼き魚らしさに溢れ、サクサク、ふわふわ感が出ていい感じです。
タレは少し甘めだが日本酒が効いてアッサリ感があう感じ。

たまらず嬉しくなり、丼ぶりを抱えて一気に掻き込む。
咥内いっぱい、喉から胃袋にグイグイ押し込む。


うーん、快感。 
 

やっぱり美味いわ、丼ぶりはこれが堪りません。

穴子好きなんで、煮穴子、天ぷらも好きだし、上品なタレ焼きも好きだが
これはこれで穴子らしさを楽しめるし、値段の割りには旨いし、ボリューム満点だ。

久しぶりに来たけど、満足ですわ。
今度は夜に来よう、これから寒さがきつくなると魚がさらに旨くなる。
やっぱし日本人は魚食って、酒を呑まんとね。

 

2007年12月09日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―17 ビフカツ

豚骨ラーメン、浸け麺、讃岐うどんと広島の食べ物の流行の並びはこんな感じだろうか?
ではポスト流行は何が来るのだろうか?
個人的に来て欲しいベスト3は1位が天丼2位がビフカツ3位がホルモン天ぷらです。
かれこれ3年近く言ってますが、気配の気の字もありません。
友達に言っても『ない』の一言で終わります。
そうか~、やっぱし無理か? 仕方ないので

チャレンジ企画第一弾、美味いビフカツを求めて~。

 

中区は土橋、中国新聞社の近くにあるその店は広島市内でも洋食屋さんの老舗に仲間入りした有名店。
普段から女性客が多い人気店なんで時間をずらして昼過ぎに店内に入ったのですがいまだ主婦グループやOLさん達がいっぱいで作業着の私は浮いてます。
カウンターに恥ずかしながらチョコンと陣取りまして計画通りビーフカツセットを注文。

匂いにつられて横目で回りを見ると美味そうなハンバーグだのハヤシライスだのが通り過ぎていく。
濃厚なドミグラスソース、見てるだけでヨダレもの。

しばらくすると、僕のテーブルにもスープとパンがやって来た。

 

スープ

スープはトマト味のジャガ芋のポタージュ。
この店のスベシャリティーらしく、昔からの変わらぬ味が人気らしい。
確かに旨い、カップではなくドンブリで飲みたいくらいだ。
これってお代わりとか大盛りとかできないのかしら?

 

 

そしてメインのビーフカツが登場。

ビーフカツ

こんがりキツネ色に揚がった衣は見るからに食欲をそそる。
熱々なのか湯気がまた鼻孔をくすぐり、辛抱たまらんという気分になる。
丸い形だが厚みもあるのでボリュームは申し分ない。

 

で、

あれ~?

う~ん、ないよね~?

 

ビーフカツ

なんでソース掛かってないの?

 

ハンバーグやハヤシライスのドミグラスソースのイメージが強かったので勘違いしたみたい。
ここの店はテーブルにあるウスターソースを使うのだ。
確かにビーフカツは元々はご飯、ライスに合うようにウスターソースを掛けてたらしい。
クラシックスタイルってやつかな~?
しかたないので端っこを薄く切り、ウスターソースを掛けて口に入れる。

 

うん、旨い。

 

サクッとした薄い衣に上質なヒレ肉の柔らかい食感、絶妙なレアづジューシーな味わいで
ウスターソースのあっさり感と合わさり確かに旨い
旨いんだけどな~、胃袋と脳みそはデミグラ気分だったので自滅的ガッカリ感、まあしかたない。
残りはソースをかけずに食べた。
ほんまにいい肉だし、味付けもシッカリしてたのでサクサク、ジューシー感を満喫した。

デザートは4種類からセレクト。

 

大好きなプリンにした。

デザート  

うん、かわいいし旨い。
しかし作業着のオッサンのデザートを独り、笑顔で味わう絵面はかなり怖いに違いない。

 

食べ終わり店を出ると、リッチな満足感に足取りも軽くなる。
今度はソース溢れるハンバーグにしよう、でもデザートはプリンかな?
いや、その前に次のビーフカツを捜さねば。

 

2007年11月02日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―16 番外編 魚魚骨ラーメン

自他共に認めるラーメン好きなので、時々広島で1番美味しいラーメン屋をたまに聞かれる。

でもラーメンほど好みが分かれる食べ物も少ないのでいつも答えに困る。

熊本ラーメンを紹介しても豚骨スープはダメとか、麺が太いのや細いはダメとか言われたらもう好みが違うから何が美味しいかは、わからんよ?てな話になる。

でも1番好きなラーメンは?と改めて質問されると、

あの店かな~。

その店は西区大芝にある

魚魚骨(ととこつ)ラーメンでした。

本当に旨かった。

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その日も近くのコインパーキングに車を停めて店に向かうと、同じ道沿いだけで美味いラーメン屋が二軒ある。

当時の横川から大芝付近は本当に美味いラーメン屋がたくさんあって、本当にラーメン好きには堪らない場所だった。

もちろん1番美味いと僕が思っていたのが、その店の魚魚骨ラーメンだ。

「QueensTown」というbarが、昼間ラーメン屋になるのだが、正確にいうと昼間に間借りさして貰ってたらしい。

元は五日市のコイン通りにあったのだが、事情でこちらに移ったのだ。

店内はバーになったが、寡黙だが温かいご主人と小まめで優しい奥様は変わらず迎えてくれた。

大好きだった魚魚骨ラーメンを注文した。

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魚魚骨ラーメンとは魚の骨と野菜からスープを作るラーメンで、優しいのだがめちゃめちゃ美味いラーメンなのだ。

季節や日によって魚の骨が変わる、鯛、鮃、鱸、アイナメ、その他いろいろ。

大体2、3種類ミックスされているので来るたびに今日は何かな?と楽しみにしていた。

下ごしらえをキッチリして臭みや雑味を取り除いた魚の骨から取る日本人好みのダシと、野菜を合わせたそのスープは、滋味溢れ、優しくしみじみと旨さが身体に染みわたるんです。

福岡県での学生時代以来10年間ハマリ続けた豚骨ラーメンより初めて美味いと感じたラーメンだった。

豚骨ラーメン命だった自分がラーメンの味覚に自由になったのはこのラーメンのお陰かなと今は思う。

実際、季節事に牡蠣や海老、ラーメンとは違うけど冷やし担々麺など限定ラーメンもあり、その時々塩や醤油、味噌ベースなど楽しんだ。

牡蠣や海老などもそうだが魚貝系とスープの相性が良いみたいで1番好きだったのはアサリ塩バターラーメンだった。

塩バターラーメン自体、美味いと思った事はなかったのに、この野菜と魚の骨から摂ったスープには感動して感謝したくなる程合うのだ。

しかし、この日に食べたラーメンはトトコツラーメンだが、実は半月近く、魚魚骨ラーメンではなかっのだ。

この日で店を閉めるのだが、閉店の理由の魚の骨が安定して仕入れられなくなり、替わりに肉を使いコンソメの技巧を使いトトコツ風のラーメンを作られたのだ。

自分も事前に知らなければ何かの魚だと思っだろう、それだけ美味いラーメンだった。

食べてる途中に店主の旦那さんに話かけて頂いたのだが、無口なご主人だし、自分もラーメン屋さんでは料理される方には話かけないしので長く通った店だが初めてに近い会話だった。

隠していたつもりだが、僕がある方にこの店を紹介した事や今後の事を聞かせていただいた。

中でも胸を打ったのは、閉店の理由であるコストや仕入れの難しさ、調理の手間から50杯が限度だった事。

今回のラーメンはこの技法を使えば魚の仕入れに関わらず作れたのに、また新しいラーメンのアイデアもあったのに、最後までお客さんの求めたトトコツラーメンの味を提供したのだ。

個人的な意見として、トトコツラーメンでなくてもご主人のラーメンが今後も食べたかった。

話を聞けばこの新しいスープに合わせた新しいラーメンのアイデアやイメージがあるなら、それを作って挑戦して欲しかったと僕の生意気で、我が儘な意見を伝えた。

しかしご主人はいつものように静かな、そして優しい表情で微笑まれただけでした。

きっと、最後になろうとトトコツラーメンを食べに来られるお客さんにご主人なりの最高の誠意を提供されたんだなと思いました。

ご主人と奥様にまた、どんなラーメン、いや食べ物で構わないんで、必ず待ってます。と言って店を出た。

あれから何年か経つがまだ、店を再開した話は聞かない。

でも、多くのファンは待っています。

無くなったから素晴らしいラーメンだった、とは思われたくない。

きっと復活して、また最高のラーメンを食べさしてもらいたい。

 

 

2007年10月17日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―15 冷麺 second stage!

夏が終わる前に、今年も冷たい麺巡りをするつもりだった。

もうすぐ10月・・・

なのに暑い。

いつになったら夏?が終わるのだろう。

 

しかたないので昼1番で舟入本町へ向かう。

市電の駅の側の焼肉屋の横にある、その店はまだ新しい。

若い研究熱心な店主らしく定期的にメニューが変わる。

今回は冷たいつけ麺は避けて期間限定冷やし麺にする。

 

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見た目は麺が見えない程、レタスやら野菜、卵、チャーシュー、揚げワンタンなどサラダと見紛うほどで食欲をそそる。

トッピングを掻き分けると太めの麺が現れ一気にかきこみ始めた。

うん、美味い。

歯ごたえ、麺の味がしていいですわ。

 

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ダシの効いた甘酸っぱい汁が、暑さに疲れた身体に食欲を取り戻す感じで、野菜達との相性も良い感じ。

揚げワンタンもナイスな歯ごたえ、アクセント。

チャーシューも脂身がないのが嬉しいです。

冷たい麺で豚の脂はむつこいからね、肉が美味いんで さらに嬉しくなりました。

けれど、なんといっても麺のボリュームがかなりあり嬉しいです。

贅沢を言えば、量が多いんで最後の方は舌を変える為に薬味とか欲しかったかも?

テーブルのラー油を少しかけたのですが、香りと辛みが足せてこれはこれで美味しかったです。

以外と柚子胡椒とか唐辛子系とか合うかも知れません。

でもあくまで個人的な意見で、そのままでも十分美味しかったです。

 

夕方5時に鷹野橋商店街に移動、コインパーキングがここらは多いので便利だなと思いつつ店に向かう。

これまた、まだ新しい店だが客が多い。

冷たい、ぶっかけラーメンを当たり前のように頼んだ。

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澄んだスープに胡瓜、シャッキリしたメンマ、温泉卵、チャーシュー

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涼しげな見た目だがラーメン自体キンキンに冷えてるのが嬉しいです。

暑い日々、身体の熱をとってくれます。

鶏と鰹ダシが効いたスープに喉越しの良い、縮れ麺。

さらに卵の黄身を絡めるとまろやかでしみじみします。

優しい味に癒されながらも店を出て、今度は舟入の電車通りに向かいます。

電車通りにあるその店は汁無し担々麺の有名専門店です。

うーん、

開店ぎりぎりで来たのに客がすでに多い。

さらに混む昼休みを避けてよかった。

もちろん、自販機で冷たい担々麺を大で買う。

辛さに備えてお冷やをたっぷり注ぎスタンバイしてたら、よいタイミングできた。

 

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ネギ、四川山椒、唐辛子たっぷりでいかにも辛そう。

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大盛りなんですこし掻き回しにくいが、しつこくしつこく掻き混ぜた。

 

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掻き混ぜた方が香り味が増して美味くなるそうだ。

しっかり混ぜると冷やし用のトマトと唐辛子で真っ赤になる。

 

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うん、美味そう。

勢い口一杯ほうばるとやはり美味い、

四川山椒の痺れる辛さ、唐辛子の辛さ、トマトの甘酸っぱい酸味が美味い。 

さらに掻き混ぜながら食う、さらに美味い。

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ザクザクした麺が美味い。

やっぱし癖になる美味さです。

この店は期間限定のメニューじゃないんで今年中にまた食べるでしょう。

締めにもう一杯食べたかったのだが微妙に腹一杯になってたんで諦めました。

まあ、今年はまだ当分暑そうなんでもう一回くらい冷たい麺の梯子しようかな?


 

2007年09月01日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―14 カツ丼

最近、15年ぶりにトンカツ、しかもカツ丼にはまりかけてる。

先日も南観音で食べたのだがイマイチだった。

リベンジをかねて、美味いカツ丼を求めて友人の職場へ乗り込み拉致ってアルパークへ向かった。

アルパークの東館の南側にその店はある。

学生時代から通い数えて、はや14年になるのだが一度もカツ丼を食べた事がないのだ。

個人的な感想だが広島で1番好きなトンカツ屋さんだ(注意・1番美味いではない)、しかし一度も無いのだ。

店内に入り、友人の意向は軽く無視してカウンターへ座る。

……、

   あれ~?、

        ………、

あ、そうだった。

一年ぶりに来店して思い出したがこの店にはカツ丼は無いのだ。

カツ重なのだ。

これでは当初の目的に反するので特選ロースカツを頼む。

しかし、なんと、特選ロースカツは売切れていた。

カツ重を頼んだ。

これはこれで初めてだししかたない。

一口カツを頼もうとする友人に写真を撮るためにシレッと普通のロースカツを奨める。

もちろんロースカツはめちゃめちゃ美味いんだけどね。

しばらくして友人には熱々のロースカツ、僕にはカツ重が来た。

 

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カツ重にも豚汁と漬物が付いていて安心した。

初めてのロースカツ重、その見た目は素晴らしく美しかった(注・携帯の画像に美しさは求めないように)

 

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中央付近に乗った半熟らしき目玉状態の玉子は満月の様に心を揺らす。

先ずは玉子は崩さない様にカツを一切れさらう、な、なんと厚みが厚い。

これまた好むと外れるが口に熱々を入れる。

あれ~?美味いではないか。

すかさず付近の米を咥内に押し込む。

うーん軽く火傷を感じながらも美味いんでしかたないな。

続いて、玉子を崩す。

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うーんすげえ興奮するのは何故だろう、とろみのある黄身がカツをぬらりと包んでいく。

熱々のをまた口にほうり込むとまた粘膜に纏わり付きながら次の快感が押し寄せる。

先ほどは濃いめに感じたダシの味も黄身と混ざり、肉汁が加わるとヤバいくらい美味いわ、これ。

確かに丼と違って抱え込む重みと温もりには欠けるがこれはこれで旨い。

豚汁を啜りながら、また飯をほうばれば幸せは変わらない事に気付く。

いつもは芥子たっぷり付けて食べるロースカツも、確かにいいがカツ丼、いやカツ重も美味いんだな。

友人とクチクチになった腹をさすりながら店を出ながら思う。

これだけ長い事来ていながら、まだ串カツも食べた事ないんだよな~。

次回はどうしようかな?

2007年08月01日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―13 豚ホルモン専門店

今年の暑い日々に?身体と心はやられている。

こんな時は呑むしかない、それしかないじゃないか。

暑くてめんどくさい、

いや身体が疲れているので、できれば地元で呑みたい。

そこでいつもの友人にメールでさりげなく誘う。

時刻は8時前、

コイン通りを八幡川方面に抜けて川の手前付近にあるその店で合流した。

医食同源の言葉にならい、内臓がダメージを受けている僕らは豚ホルモン専門店に入った。

店内は白を基本としたシンプルで清潔な雰囲気、

カープや元カープの選手のユニフォームや道具が飾ってるのがファンとしては何だか嬉しい。

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ここの椅子の中は箱つくりになっていて、フタを開けると空洞なんで荷物をほうり込み、いつも通り生ビールを二杯頼む。

う~ん、

キリンビールというだけで自然と笑みがでる。

美味いもん喰いながら発泡酒は寂しいもん。

やはり美味いビールが呑みたいよね。

この店はホルモンがメインなんだけど豚しかない。

今日でまだ二回目なのに友人に偉そうに語りながら注文する。

友人はタンと豚トロ、僕はハラミ、ハツとモツ煮込み、漬け物をとりあえず頼んだ。

生をぐいぐいやってると、いかにも鮮度いいっすよ、ってな感じの綺麗な色の肉達がテーブルに並びはじめる。
熱々になった鉄板にそいつらを片っ端から乗っけてくと肉の焼けるいい音と香りが頭をぐわんぐわん打ち鳴らす。

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思わず匂いに、打ちのめされて残りのビールを飲み干してしまった。

目の前の友人も似たような状態なので揃っておかわりをする。

二杯目のビールと共に美味そうに焼けた肉を喰らい始める。

美味い、見た目に違わず小腸なのに臭みがなく、ただ美味い。

勢いづき、厚めのタンを口に入れる。

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今まで豚のタンはスモークタンや加工品しか食べたことないが焼肉、旨いじゃないか。

そして大好きなハラミを食べる、食べる、食べて、そしてビールを呑む。

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思わず目の前の友人とアイコンタクト。

溢れるようにどちらとなく

「めちゃ美味いんじゃない」

「旨いよの」

といいながらビールをおかわりしてしまう。

やはりハラミは最高。肉の美味さ、柔らかさ、内臓らしい癖のある感じが堪らなくビールをさらに加速する。

箸休めに漬け物を摘むとほのぼのしていい感じでたまらない。

 

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モツ煮込みもいろんな部位が

これでもかっ

てぐらい入っていて、 見た目から楽しくて美味い。

 

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思わず飯にぶっかけて掻き込みたいぐらいに凄くいい味出ている。

二人ともいい気持ちになってガンガンとビールを呑んでると、手が空いたらしい店の大将が今回も色々と楽しい話を聞かせてくれた。

いい話に益々ビールが進む、気を効かせて大将がレバ刺しを薦めてくれたのでいただくと、これも驚く程に臭みがなく、甘くて美味い。

 

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ただ悲しいことに飲み過ぎていたので、できたら最初の方になめ回すように味わいたかった。

大将と奥さんもそれを聞いて笑っていたが目の前の友人だけは本気で僕が怒ってたのに気付いてたみたいだ。

だから次回は必ず最初に食べる。

気持ちよく話、旨い酒をあおり、美味い肉もしこたま詰めこんだ。

二日酔いさえならなければ、これできっと明日から仕事も頑張れるはず。

ダメならダメで気合いを入れる為にまた飲もうかな?

 

2007年06月09日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―12 カツ丼

朝から気分が乗らない、

嫌なことが続く、

そんな日は酒でも飲んでストレス発散したいところだ。

しかし仕事があるから昼間からは酒は飲めない。

でもテンションは上げたい、

そんな時は

カツ丼

しかないでしょう。

カツと飯を口の中にグシグシ押し込めば元気になること間違いない。

という訳でカツ丼を食いに行く。

場所は観音本町一丁目、川添にあるレンガタイルの三回建ての一階にある喫茶店。

喫茶店でカツ丼と笑うなかれ、ここのカツ丼はありなんですよ、あり。

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純粋に美味いのだ。

下手な蕎麦屋や丼ぶりもの屋みたいに揚げ置きを卵とじで温めるだけでない、

きちんと揚げたてカリッとして

噛むと肉汁がジュワっと口に広がる。

当たり前のことだがきちんと出来てる。

厚みも1.5㌢くらいで、衣のカリッと感が生きてる。

バランスがいいのだ。

普通は野菜は玉葱だけだが、この店は青葱とエノキも入っている。

何だかそれもいい感じなのだ。

葱の風味とエノキの食感がありなのだ。

熱々を口いつぱいにほうばり、グシグシ喉に押し込めば、これが快感に変わりテンションも、

どがーん

と上がってくるってもんだ。

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切り分けられカツに沿って喰うほどに、喜びのパラメータが上昇するのがわかる。

カツ丼の食い方も人それぞれ美学があるが、僕としては丼ぶりを抱えて一気に、そしてカツの切れ目に合わせて美しく?食べるのが好きだ。

仕上げは最後のカツの一切れに残った飯と汁をかき集め、愛おしみながらゆっくり味わうのだ。

久しぶりのカツ丼でテンションが上がったので、きっと午後は頑張れるはずだ。

まあ、ダメなら夜に飲みに行けば、いいだけの話しだ。

2007年05月14日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―11 (真) 大ジョッキ

今日は仕事で身体も心も疲れた…

普通なら家にまっすぐ帰って寝るのが1番だ、でもそれじゃあストレスって奴は抜けちゃくれない。

友人にメール攻撃を浴びせ掛け、呑みに連れ出した。

こんな日はビールをガツーンと呑みたいので

五日市はコイン通りの南の端っこ、パチンコ屋の裏側に連なる飲み屋へ向かう。

いかにも昔からやってますよ、って感じの焼肉屋に乗り込み、まだ他の客に接客中のおばちゃんに生ビールを頼みめちゃめちゃ怒られる。

だってもう辛抱たまらんもん、

生呑みたいんじゃもん。

 

友人にも怒られつつ、改めておばちゃんにメニューを頼む。

生ビールしかないだろう、

生だよ、生!

肉の注文は、今日は呑みメインのつもりなんで塩主体で頼む。

タン塩、やさき、ミノ、豚耳とカルビだけタレにした。

しばらくして生ビールが二杯くる。

そう、

今日は中ジョッキなんてセコいことは言わないで大ジョッキだ。

 

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 ガツーンと呑むのだ。

ずしっと腕に感じる重さがたまらない。

いつもより重い響きをあげつつ乾杯すれば渇いたはずの咥内によだれが満ち溢れる。

なんて余韻に浸っている自分と違い、友人は一心不乱にビールを呑み、気付けばもう半分になっている。

負けずに呑んでやる。

うーん、旨い、感動だ。

大ジョッキならではの喉にほうり込いつもと違うむ巨大な圧力が快感なんだよね。

今日はビールを呑むにはいい日だ。

ハイペースで二人揃ってお代わりするタイミングで肉がくる。

 

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塩4品、一つの皿にきたが二人ともなんの相談もなくタン塩から焼き始める。

やっぱしビールにはタンでしょ、

タン塩しかないね。

厚みのあるタンを焼きすぎず、口へほうり込めば柔らかい歯ごたえのあとにジューシーなうま味が襲ってくる、すかさずビールを喉にほうり込む。

薄切りのタン塩なんて寂しくて泣けてくる。

タン塩をまた喰らう、ほうり込むを繰り返し次は白い恋人、ミノ、白肉を焼く。

ミノは少しカリッとしたのが好きなので焼いてる合間に豚耳を軽くあぶり食べる。

 

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う、旨い、

口の粘膜にねっとりしたうま味が広がる。

そういえばこの店を知ったきっかけはこの豚耳と豚足だった。

去年、豚の内臓専門店

めちゃめちゃ豚耳と豚足が旨い焼肉屋がある

と教えて貰ったのがこの店だった。

酔った勢いで

ここの豚耳はなんでこんなに旨いんか、

と聞いたら茹でかたらしいが素人にはよくわからんかった。

とにかく焼きすぎんよう軽くあぶり食べるとやばいくらいに旨くてビールをまたお代わりしてしまった。

カリッと焼いたミノは歯ごたえとうま味といい最高ですね、白肉は天ぷらが最高と昨日まで思ってたけどやっぱし焼肉が最高だね。

合間にヤサキを焼く、心臓独特の血の香りと歯ごたえが猛烈に食欲を加速する、もうなんでも旨いじゃんと、二人ビールをお代わりする。

タイミングでサシのたっぷり入ったカルビが来る。

 

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タレも旨いし、肉も口の中でとろけるけど今日は肉を喰らうより、ビールを呑みに来てる日なんでやはり豚耳が最高だね。

途中で片方は中ジョッキにダウンしちゃったけど

やっぱり今日も生ビールは最高だった。

 

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2007年05月11日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―11 おまけ

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 友人が広島市内のフランス料理店のランチで遭遇した一コマ。 

ヤ○ダ電○の近くにある店で、 結構有名なお店らしいです。

豪快です。

インパクトがあるので思わず載せちゃいました。

スミマセン・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ばんざ~い!

  って見えます。

 

 何だか気分も

ばんざ~い!

 ってなります。

 

 

思わず、

こいつを丸々食べるのか?!

と思ってしまいますが、実際は下の通り。

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 おいしそうです。

こうなると『フランス料理』って感じになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ばんさ~い!

2007年04月01日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―10 カツカレー

友人と市内で昼ご飯を食べる事になった。

いろいろ悩んだが八丁堀にある老舗のすき焼きと洋食の店に向かう。

精肉店と一体となったその店は自分が幼児の頃からあり、市内に出ると駄々をこねて無理矢理に連れて来てもらったものだ。

ボクの外食の原点であり、食べ歩きのルーツの店なのかも知れない。

さすがに30過ぎのオヤジなんで、駄々はこねなかったが友人はラーメンやうどん屋に行きたかったみたいだ。

時間は11時半、

入った時はまばらだった客席も5分と経たず埋まる。

二階に座敷があるとはいえ、早めに入って良かった。

早速二人、料理を注文した。

友人は 特上ランチ大盛り

自分はカツカレーとビーフカツのダブルライダーならぬ

  ダブルカツ

ダブルカツ

 

で攻める。

本来はこの店は

すき焼きサービストンカツ350円

が有名だし、安くて旨いが今日はどうしても

 

 

  カツカレー

カツカレー

が食べたかったのだ。

こんもりとした昔ながらの洋食屋さんのカレーに薄っぺらいカツが乗り、

  ソース

この店のこの店たらんとする黄色いソースがかかっている。

カツカレーの常識を越えたこのソースがボクを虜にして離さない。

もちろんカツカレーとして旨いのだが、子供の頃からこのソースに慣れ親しんだボクには魔力のように旨く感じる。

サクッとした薄いトンカツもカツカレーのバランスから言うと好みで、分厚いトンカツはカツカレーのバランスを崩す気がする。

満足はしてるのだが、今の職場では最近はめったにこの店に来れないので、大好きなビーフカツも頼んだ。

やはり美味い。

個人的な感想だが、このソースにはトンカツよりビーフカツの方があうと思う。

できればこの店で初めてビーフカツを頼む人には普通のではなく、上ビーフカツにして欲しい。

  ビーフカツ

やはり柔らかさが違うのでこちらの方がソースに合う気がする。

洋食屋はやっぱしビーフカツが旨い

とボクは独りよがりに思う。

ついでに友人の特上ランチも美味そうなんで、食べかけを問答無用で写メを撮る。

特上ランチ大盛り

カツとハンバーグ、オムレツ、プレスハムはリッチなランチだなと思う。

しかし、カツカレーとビーフカツという荒業の方がボクには合っている。

お互い満足、満腹感を味わいながら店を出て、次こそは

昼間からすき焼きビールを頼もうと誓った。

以外と昼間から洒落たお年寄りや予備校生がすき焼き食べてるのだ。

やっぱしうらやましいし、

どうせならビール飲みながら食べたいよね。

2007年03月11日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―9 ちゃんぽん

夜10時、

まだまだ寒いので

ガッツリと

暖かくてボリュームがあるものが食べたくなり東観音に車を向ける。

 

東観音町には天満川沿いに三軒メン屋があるが、その真ん中の豚骨ラーメンの店に入る。

普段は豚骨ラーメンとミニ炒飯にするところだが、今日はチャンポンにしよう。

やっぱしチャンポンは最高だ。

ごく太の歯ごたえのある麺と、キャベツたっぷり野菜と豚肉とイカの炒めたのが山盛り乗って、見るからにボリューム満足、迫力満点だ。

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スープも熱々濃厚な豚骨スープに炒めた野菜と油の旨さと甘さが加わると、たまらんですね、身体の芯から暖ったまり、満足感に浸ります。

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しかも本場長崎のチャンポンと比べたらこの店は

福岡風チャンポンなんでワイルドな感じ、

豚骨が濃くてガツガツ食えるのが好きなんだよね。

 

しかも今回は大好きなミニ炒飯を付けなかったのは

 

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替え玉

ができるからです。

チャンポンに替え玉、とは言っても、あの太い麺を頼める訳ではなく、豚骨ラーメンの店らしくストレート細麺を替え玉として頼めるのだ。

つまり

チャンポンからラーメンへと変化するのだ!

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固めんをスープで泳がすと、また食欲が出てきてついつい食べ過ぎてしまいます。

もともと豚骨ラーメンがメインの店だからこれが

当たり前のように美味い!!

ついでに書くと最初からラーメン用の細い麺でチャンポン風もできる。

しかし上の炒めもんを食べてるうちに細麺だと延びる人もいるだろうから、やはり替え玉で味わって欲しい(ちなみに私は早食いなんで麺は延びない)。

自分は大学時代、福岡に住んで以来の豚骨ラーメン好きだが、この店のラーメンやチャンポンはボリュームだけでなく、学生時代を懐かしく思い出す、温かい味がします。

2007年02月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―8 天丼 second stage!

年も越えて牡蠣もふっくらして美味しくなってきた。
それならば一年越しの誓いを果たさねばならない、

そう、

牡蠣の天丼を食べに行かなくちゃ。

市場が休みで定休日の水曜日に思いついた為に一日いらいらを貯めながら翌日、木曜日に店へ向かう。

仕事もひと区切りつけて空港通りからダイヤモンドホテル側の天ぷら専門店へ、

エネオスの隣のその店はぼーっとしてると通り過ぎそうになる。

開店そうそう11時半、最初の客なのを確認しつつ店に入った。

しかし、

しかしながら、

牡蠣だけ仕入れのルートが違うのでまだ入荷してない

軽くショックを受けながらも諦めの悪い僕は一人なのを幸いにお店の方と相談し、多分入荷すると思われる1時半に再訪を予約?して店を出た。

無理矢理に仕事をこなし、1時半に再訪。

しかしまだ入荷してなかった。

諦めていつもの瀬戸内天丼を食べようとしたら、店のおばちゃんが店を閉めるのを2時まで待っててくれると優しいお言葉。

死ぬ程の牡蠣好きとしては

もちろん甘えます。

待っこと10分、配送のお姉さんが牡蠣をその手に入ってきました。

牡蠣の天丼は牡蠣穴子天丼と牡蠣海老天丼の二種類ありますが今回はこれまた大好きな穴子をチョイス。
来たばかりの新鮮な牡蠣に思いを寄せて待っていると笑顔のおばちゃんが天丼を持ってきながら、待たせてごめんなさい、と泣かせる一言。

いや~、悪いのは僕のほうなんだけどなんかうれしいですね。

早く食べたいので適当にケータイで写真を撮り、箸をグイッと握る。

牡蠣穴子天丼

 

最高にボリューム満点で感動しつつ、熱々の牡蠣から食べる。

う、

うますぎる。

牡蠣フライと違い衣が薄っぺらい分、明らかにこいつはデカイ牡蠣だ。
しかもジューシーかつ味が濃いのだ。

軽く火傷しつつ、少し冷静になり数を数える。

いやらしい話だがこんなおおぶりの牡蠣の天ぷらが4つ載ってるのだ。

牡蠣穴子天丼アップ


しかも穴子も一匹まるごとを二つに分けて載せてボリューム満点過ぎるのだ。

しかも美味い、

牡蠣も胡麻油に合うよね~。


家庭で食べるなら牡蠣フライだがプロ、天ぷら屋さんで食べるなら牡蠣の天ぷらが最高ですわ。
衣の薄さ、火の通り加減がやっぱり違います。
とはいっても天丼なんでサクサク具合や蒸されて熱も少し入り気味かも知れないが天ぷら、たれ、ご飯と一体感の美味さはやはり最高です、もちろん穴子もとろける美味さでした。
やはり季節限定、冬だけのメニューだからもう一回くらい食べたいな~。
次は牡蠣と海老の天丼でもいいかな?

2007年01月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―7 天丼

久しぶりに友達とランチを食べる事になり、少しリッチに天丼を選んだ。

観音新町のダイヤモンドホテルと同じ道路沿いにある天ぷら専門店に友人を車に乗せ向かう。

近くにはいつも行く牛丼のすき家があるのだが、すでに天丼気分でテンションがハイになり目に入らない。

店に入るがランチ時なのでさすがに混んでいる。

いつもは穴子天丼穴子と海老の天丼を食べるのだが今回は去年食べれなくて悔いが残った牡蠣の天丼をメニューから探す。

しかし暖冬のせいか、気持ち時期が早過ぎたのかまだシーズン限定牡蠣の天丼はなかった。

来月も来ようと心に決めて今回は瀬戸内天丼という名前の海鮮五種天丼を頼んだ 。

友人は海老が食べれないので海老抜きの瀬戸内天丼を頼んだ。

人の良さそうな店員のお兄さんによると天丼だけでなく希望があれば天ぷら定食やコースも海老抜きでやってくれるそうだ。
優しい心遣いだが海老好きの僕としてはもったいないしか頭に浮かばない。

やがて熱々の天丼が二つくる。

tendon1.jpg

天ぷらが

これでもか、

というぐらい気持ち良くドッサリ乗っており、

もう嬉しくてたまらん、

という気分になる。

衣は食欲をそそる濃いキツネ色、

湯気がこんもりたち鼻孔から頭のてっぺんまで胡麻油メインの美味そうな香りでジンジンしてくる。

まあ、実際はそんな事を考える間もなく天丼が来た瞬間に本能の赴くまま何も考えず貪い、食べ始めたのだが。

ただ、食べ進めるうちに本能の感動を言語化したくなってしまう、旨いからなのだ、しかたないのだ。

この店は広島では珍しい江戸前天ぷらなので胡麻油を使っているが店主のこだわりで100%胡麻油なのだ。

その熱々の天ぷらを口にほうばり、胡麻油の香り溢れる衣を噛みしめると熱い湯気とともに食材のうま味と香りが爆発するのだ。
天丼のためにサクサク感はおちるがタレと熱々ご飯で蒸されるので圧倒的な香りに思わず支配されてしまう、食欲が止まらん。
ちなみに今回の五種の海鮮は

香り溢れるタコの頭部分、柔らかいホタテ、とろけて旨い太刀魚、でかいし美味い穴子、食感と美味さのコンビネーションのネギトロと桜海老 の紫蘇巻き揚げだが季節やその日の市場しだいでやはり中身が変わる。

tendon2.jpg


海老がダメな友人はネギトロ桜海老の代わりにモンゴイカでした。

どれもおいしいんですが中でも個人的にメロメロになったのは穴子です。
普段から穴子天丼もよく食べるのですが何度食べても美味い。
白身の柔らかく、とろける旨味と穴子特有の癖が胡麻油と濃いめのタレにばっぐんに合うんですよね。
煮ても焼いても穴子とご飯は合うけれど天ぷらも最高です。
それとネギトロ巻きは初めて食べたけど赤いジューシーな断面の美味そうな見た目や桜海老の食感は楽しくて美味しかった。
もちろんご飯も少し固めに炊かれ美味い、
上の天ぷらがボリューム満点なので個人的にご飯が少し足りなく感じたのがちょびっと残念に感じた。
だがまあ女性や年輩の方にはこれくらいが良いのかもしれない。

とにかくタレの染み込んだご飯と口の中にそれぞれの天ぷらが混じるとまた味わい深いおいしさに嬉しくなります。
だから口の中が空にならないのに、さらにさらにほうばってしまい、喉をぐいぐい通り、ついには快感がうまれ、やがて胃袋をほんわか暖かく 満腹感がジーンと響いてきます。
やっぱり丼モノを食べるとあったかい幸せな気持ちになるんです。

余韻に浸り、最後におまけで付いてる抹茶アイスクリームを食べながら、寒くなったら牡蠣の天丼を絶対食べに再訪しようと誓いました。

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…、でも瀬戸内天丼の季節感とバラエティー豊富さも捨て難いかな?

2006年12月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―6 クシヤキ

五日市駅のすぐ西側にその店はある。

20代前半の頃は今はなきコイン通りの本店によく通っていたが、こちらには久しぶりにくる。

なんか串焼きは嬉しくてドキドキしちゃうね。

友人ととりあえず生中を頼む。

するとキンキンに冷えたジョッキでキリンの美味いビールがやってくる。

 
beer.jpg

本当は冷やし過ぎのグラスはビールに良くないらしいが見た目も雰囲気も美味そうだから個人的には好きだ。

何品か頼み、焼き物が来るのを待ちながら手前の皿に載ったざく切りキャベツと早めに来たチャンジャをつまむ。

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ポンズとたっぷりのおろしニンニクで喰うキャベツと辛美味いチャンジャがあればそれだけでビールが進む。

友人と揃ってオカワリして、そのタイミングで一発目のサガリがくる。

この店のサガリは牛ではなく豚のハラミなんだけどジューシーで旨い。

内臓近くの肉は香りに癖があるのだがニンニクとポンズに合わせるとまた堪らないうまさがある。

続けて牛バラと豚紫蘇がほぼ同時に来る。

 

ビールをお姉さんに頼みながら牛バラから喰らう、牛はやはり熱々が1番旨いのだ、冷めると鶏や豚より味が落ちる。

食らいつくとバラの歯ごたえと脂の美味さにビールが進む進む。

豚紫蘇はやはり少しさっぱりだが美味い。

最近の個人的嗜好だが豚は薄切り肉が好きだ。

重ねても柔らかいし脂身の比率を調整できるのでくどくなく美味しい。

続いてセセリとネギマがくる。

セセリは必ず頼むくらい大好きだ。

鶏の首独特の歯ごたえと旨味がある、ちなみに馴染みの鉄板焼き屋のニンニク、バター醤油で炒めたソロバンがセセリ料理では1番好きかも?

合間でキャベツの追加と生をオカワリしながらネギマを食べる。

間のシロネギが美味い、素敵だ、そしてちょうど最初に頼んだメニューが全て来たので追加を頼んだ。

合間にキャベツを馬のように喰ってるとシシトウが来る。

基本的に焼鶏屋や串屋ではネギ、シシトウ、キャベツ、枝豆しか野菜系は食べない。もちろん身体には良くないのだが。

さらにぴり辛ウインナーとツクネが来たのでビールを再び頼む、

やはりぴり辛ウインナーにはビールしかないでしょう。

 

しかし何故かこれを書いてる時点で味の記憶が無い・・・

忘れたのか?

酔いすぎたのだろうか?

やっと友人の大好きな砂ズリがくる、一本は山椒をかけて食った。

 

 

しかし味の記憶がない、

だがやはりビールはオカワリする。

友人の瞳はウサギのように赤い、

しかし二人でビールのみオカワリを続ける。

牛テキが来たので持ってきた可愛いお姉さんに何処の部位か聞くとこの店は牛のオッパイと教わる。

悪気はなかったのだが訳もなく恥ずかしくなり反省。

 

柔らかく美味かった。味の記憶があるのは恥ずかしさで酔いが少し醒めたのかもしれない。

さすがに肉を食い過ぎたのでこれで串はおしまいにした。

この後、キャベツをつまみにビールを飲み続けたらしいが残念ながら何杯飲んだかわからない。

まあ、それはしかたない。

ただ頭はまだ痛い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2006年11月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―5

二日酔いの朝はいつも辛い。

なぜかうどんや蕎麦とかラーメンを食べたくなる。

しかし午前中からうどんを食えるところはあまりない、しかし身体は昼まで待てない、それがまたつらい。

そんな二日酔いの朝に知り合いから一軒の店を教えてもらった。

朝9時半ぐらいから昼ちょっと過ぎた時間までしかやってない店だが美味いうどんが食えるらしい。
しかもホルモンうどんと言われたら内臓好きとしては今日行くしかないじゃないだろうか?

早速、福島町へ車をむける。

店の前にはまだ10時というのに三台並んでる。

もちろん四台めになり、二日酔いのけだるい身体を引きずり店に入る。

小さな店だがこざっぱりしている。

壁のメニューのホルモンうどんを頼み回りを見るとみんな天ぷららしきものを食べている。

かなり美味そう、

そしていい匂いがする、

たまらん。

カウンターを見ると店主が天ぷらを揚げている、それをカウンターに山盛りにしてあり自由に取るシステムらしい 天ぷらをよく見るとやはりホルモン系みたいだ。

二日酔いの朝、しかも弱った内臓に天ぷらはきついが悲しいことに我慢できない。
たまらず白肉がちょうど揚がったみたいなんで白肉とガリという軟骨、センマイを皿に取る。
店主に教えてもらい、テーブルの上のハサミで細く切り、小皿にポンズと唐辛子味噌か柚子ゴショウみたいなんを溶いて食べる。

う、上手いじゃないですか、

白肉は好きだけど天ぷらでここまで美味いのはあんまり出会った事はない。
思わず二日酔いを忘れてたしまった。

や、やばいビール欲しいんですが。

ガリもセンマイも続けて食べるとやはり美味い。

センマイが特に好きなんで、これは揚げたてじゃないのが少し残念だが美味いんだよね。

余韻に浸る間もなくうどんがくる、キムチ付きなんだとさらに喜ぶ。

 

麺自体はソフト麺みたいなうどんだけど汁はやっぱり美味しい。
胃袋に染みましたね、ホルモンも柔くて美味しいしこの時間に食えるのは嬉しいです。
唐辛子を汁に溶かして飲むとだんだん胃袋が動き始め、じんわり汗が出てくるのがわかる。
合間にキムチと天ぷらをつまみとまたさらに美味い。
それにしてもビールか焼酎が呑みたい。
夜にやってないんが残念だな。
しかし軽く二日酔いも抜け、元気になった気持ちになり満足です。
でもこの店を知ったんで、またこの楽しみを味わうために二日酔いになるのもいいかな、と思う。

2006年10月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―4

 夏も終わり、秋の空気に変わって行く・・・

 そろそろメニューから消える前に食べなくては・・・

 完全に終わる前に、

 冷たい麺を食べなくては!!

 

 11時20分、少し早いが店が開いたので入る。

 先ずは東観音の川沿いにある博多ラーメンの店。
 ここはオーソドックスな豚骨ラーメンと福岡風チャンポンが美味い店だが、

 今日はあえて、冷たい麺を食べる。

 広島ではお馴染みの漬け麺だ。

 辛くて酸っぱいタレにたっぷりのキャベツと冷たい麺が食欲をそそる。
 漬け麺専門店は多いが、この店の焼又と麺が好きなんであえて

「福岡ラーメンの店の広島風漬け麺」を始めにしてみた。

 辛過ぎなく味もあり旨かった。

 店を出て急ぎ市内中心を目指す、目的地は中区立町だ。

 ここは美味いスープをタレで割る温漬け麺も美味いし大好きだが(最後にライスを加え、だし茶漬け風がうまい)、

あえてぶっかけ冷麺にした。


 あっさりだがやはり旨い、

 ぶっかけうどんというよりやはり冷麺ぽいが酸っぱ過ぎないのが好みです。

 ここの麺好きだわ、大盛りにすればよかった。

 店を出て、一仕事を終え観音本町へ向かう。

 二号線を少しそれたところで中華そば屋を発見、韓国風冷麺の貼紙を見つけ、おもわず入る。


 ステンレスボールみたいな食器にテンコ盛りの冷麺とモヤシを中心とした野菜の迫力にワクワクする。
 個人的に韓国冷麺の独特の歯ごたえって好きなんで量が多いとほんと嬉しい。
 なかに入っるゆで卵がおでんの煮卵だったのもなんか楽しかった。

 満足して会社に戻る。

 もうついでなんで(笑)

舟入本町川沿いのラーメン屋に入り、野菜たっぷり冷麺を頼む。


 醤油とゴマの二種類からタレを選べるのだが珍しいのとサラダ感覚でゴマタレにした。
 旨いけど四杯めはさすがにキツイ。

 ・・・今度改めて醤油にチャレンジしようと思う。


 膨らんだ腹をさすり家に向かうがなんか名残惜しい。

 家に帰ったら素麺で締めようかな?

2006年09月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―3 洋食屋さんのビーフカツレツ

 今、凄く関心のある食べ物がある。

 それは洋食屋さんのビーフカツレツだ。

 トンカツでもステーキでもメンチカツでもなくビフカツなのだ。

 もちろんトンカツもステーキもメンチカツも大好きだが、ビフカツに浪漫を見つけてしまったから仕方ないのだ。

 その一つが福島町にある有名なステーキと珈琲の店だが、洋食メニューが充実していてここのビフカツがとにかく美味い

 安くてボリュームがあるステーキが超有名なこの店はシングルステーキでも220gありトリプルは420gもあるらしい、もちろん味も美味い。


 表面はカリッとして中はジューシーでニンニクが効いた醤油ベースのソースが食欲を煽り、肉をたっぷり喰わしてくれる。

 話は脱線したが、つまり牛肉が美味い店だ。

 ビフカツもまずい訳ないと思っていたが予想以上に旨かった。

 この店ならではのボリューム感は変わらないが、ステーキとは違いマッシュルームの入ったデミグラスソースがたっぷり掛かりめちゃめちゃ美味そう。

 そのデカイ一切れを先ずはソースの掛かってない部分から口いっぱい頬張るとサクッとした熱い衣の中から柔らかい肉から旨味と肉汁が咥内を満たす。

 やばい。

 堪らず次はソースにたっぷり浸して喰らう、

 口に入れると今度はドミグラスソースが味に濃厚さを加えて咥内を喜びに震わす、

 やはりやばい、

 美味い。

 少し冷静になろうとライスを一口、ビフカツを考えるにビフカツて凄い。 カツレツのボリュームと衣の旨さ、牛肉ならではのレア感とジューシーさと柔らかさステーキを思わせるね、デミグラスソースのボリュームと旨さは肉と合間ってビーフシチュー食べてるみたい。

 いろんな美味さを味わえるのが楽しい、ボリュームも満点だしやはりビフカツ最高です。

 ちなみに女性や子供には同じくデミグラスソースがたっぷり掛かったハンバーグが柔らかくて添えられた半熟の目玉焼きと合わせてお勧めです。

2006年08月20日

[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―2 テンシオ

 五日市中央のとある橋を渡ってすぐにある焼肉屋さんに友人と行った。

 個人的な偏った見解だが焼肉屋は四種類に分かれると思う。

 一つめは王道だが「肉」を食わせる店。
 肉自体の質や味で勝負する店だ。
 カルビ、ロースの純王道タイプや生肉、内臓自慢型に分かれる。

 次は「飯」。
 ご飯を食わせる店。
 大衆店に多く、サイドメニューが多いか、味の濃いタレが自慢店が多い。

 続いて「酒」を呑ませる店だ。
 焼肉自体が普通に食べてもビールや酒には相性抜群なのだが、この手の店は塩や肉自体の味を生かして、ただ酒が飲めるのでなく酒の味がわかるメニューが多いのだ。脂やタレは確かに美味いが酒の味を殺す事もある。

 最後に「金」をくわせる店。
 まあ意外とこういう店は多いので注意してください・・・

 

 肝心のこの店のだが、ずばり酒を呑ませる店だ。

 カウンターにずらり並ぶいろんな種類の焼酎、日本酒が見た目から飲み屋かと思わせる。

  tennai.jpg

 塩系のメニューが多いのだがタン塩は柔らかくジューシー、

 塩ホルモンはプルプル揺れ、脂と旨みがとろとろ咥内で溶ける、

 塩カルビも分厚く満足感が高く、味もあり美味い。

  tansio.jpg

 それよりも驚いたのがお勧めメニュー。

 これがまためちゃめちゃ酒に合うのだ♪

  tensio.jpg

その名も「テンシオ

 ややサシの少ない肉にバターが挟んでいて塩系の味付けがされているのだがとにかくビールや酒が進む味なのだ。

 見た目はあっさりだが、肉自体の味とバターが香りと旨さをプラスしてこの塩味が後を引きついつい呑んでしまう飲んでしまう。

 酔っ払った勢いで店主に聞くと、この「テンシオ」は山口県と広島県に一店づつしかないとのこと。

 そもそも「テンシオ」の呼び名も天然とか塩から来てると思っていたのだが実は沖縄唐手(空手)の奥義の名前だそうだ。しかもこのメニューを生みだしたのは山口で店をやられている店主さんでその世界では有名な空手の元チャンピオンなのだ。

 それが何故広島にも「テンシオ」があるかというと、この店の店主がサラリーマン時代に仕事の縁で食べに行き、あまりの旨さに酒の勢いで脱サラして弟子入りしたという。

 酒飲んで脱サラとはテンシオの旨さもさることながら酒飲みの好みを外さないセンスと味付けはやはり店主が酒飲み、酒好きから来ているのかもしれない。

 他にも旨いメニューは多く、

 脂の少ないモモ肉を塩とニンニクおろしとあえたヘルシー焼きも酒飲み友人は絶賛だったし、

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 タレメニューも醤油ベースでさらり、あっさりとして美味い。

 焼き野菜のつけタレに胡麻油を混ぜてるのも泣かせる美味しさ。

 ちょっとベタ褒め気味だが酒がこれだけ進むと気も大きくなるし本当に酒飲みは焼肉屋では途中で飽きるのだがここでは最後まで肉が食える。

 ここは酒飲みならお勧めです。

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