五日市中央のとある橋を渡ってすぐにある焼肉屋さんに友人と行った。
個人的な偏った見解だが焼肉屋は四種類に分かれると思う。
一つめは王道だが「肉」を食わせる店。
肉自体の質や味で勝負する店だ。
カルビ、ロースの純王道タイプや生肉、内臓自慢型に分かれる。
次は「飯」。
ご飯を食わせる店。
大衆店に多く、サイドメニューが多いか、味の濃いタレが自慢店が多い。
続いて「酒」を呑ませる店だ。
焼肉自体が普通に食べてもビールや酒には相性抜群なのだが、この手の店は塩や肉自体の味を生かして、ただ酒が飲めるのでなく酒の味がわかるメニューが多いのだ。脂やタレは確かに美味いが酒の味を殺す事もある。
最後に「金」をくわせる店。
まあ意外とこういう店は多いので注意してください・・・
肝心のこの店のだが、ずばり酒を呑ませる店だ。
カウンターにずらり並ぶいろんな種類の焼酎、日本酒が見た目から飲み屋かと思わせる。
塩系のメニューが多いのだがタン塩は柔らかくジューシー、
塩ホルモンはプルプル揺れ、脂と旨みがとろとろ咥内で溶ける、
塩カルビも分厚く満足感が高く、味もあり美味い。
それよりも驚いたのがお勧めメニュー。
これがまためちゃめちゃ酒に合うのだ♪
その名も「テンシオ」。
ややサシの少ない肉にバターが挟んでいて塩系の味付けがされているのだがとにかくビールや酒が進む味なのだ。
見た目はあっさりだが、肉自体の味とバターが香りと旨さをプラスしてこの塩味が後を引きついつい呑んでしまう飲んでしまう。
酔っ払った勢いで店主に聞くと、この「テンシオ」は山口県と広島県に一店づつしかないとのこと。
そもそも「テンシオ」の呼び名も天然とか塩から来てると思っていたのだが実は沖縄唐手(空手)の奥義の名前だそうだ。しかもこのメニューを生みだしたのは山口で店をやられている店主さんでその世界では有名な空手の元チャンピオンなのだ。
それが何故広島にも「テンシオ」があるかというと、この店の店主がサラリーマン時代に仕事の縁で食べに行き、あまりの旨さに酒の勢いで脱サラして弟子入りしたという。
酒飲んで脱サラとはテンシオの旨さもさることながら酒飲みの好みを外さないセンスと味付けはやはり店主が酒飲み、酒好きから来ているのかもしれない。
他にも旨いメニューは多く、
脂の少ないモモ肉を塩とニンニクおろしとあえたヘルシー焼きも酒飲み友人は絶賛だったし、
タレメニューも醤油ベースでさらり、あっさりとして美味い。
焼き野菜のつけタレに胡麻油を混ぜてるのも泣かせる美味しさ。
ちょっとベタ褒め気味だが酒がこれだけ進むと気も大きくなるし本当に酒飲みは焼肉屋では途中で飽きるのだがここでは最後まで肉が食える。
ここは酒飲みならお勧めです。