野鳥観察の楽しみ(五十)
東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
▲写真はタカブシギ('04. 9.13,東広島市で撮影)〔Nikon D100, VR Nikkor 80~400mm,1:4.5~5.6D,1/320秒-f/6.3, 露出補正+1.0,レイヤー補正〕
毎年、秋の渡りの時期、旅鳥のタカブシギは残暑きびしいうちから姿を表わし、冬寒くなるまで、次から次へとやって来て、三日から一週間でいなくなる。一集団は多くても10羽くらい、比較的分散している。
珍しい鳥は大抵、このような常連(タカブシギ、ムナグロ、コチドリなど)の群れが入れ替わる時見つかる。普通に見られる鳥の観察をしっかりとしていると、珍しい鳥にも出会える可能性が高くなる。
タカブシギは浅く水をはった水田で、忙しそうに餌を啄(つい)ばんでいることが多い。体は褐色から灰色で上面に白色の斑点がある。目の上に白い眉斑があり、クサシギとの識別のポイントとなる。
療養中なのに声が掛かるとすぐ出かけて行っては、体調を崩したり、再入院となった。野鳥観察が出来ないのは辛いが、辛抱が肝心だ。このような時なので、返って、落ち着いて本当に身近な野鳥のお話ができる。
(2006年8月30日記)