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身近な野鳥「アメリカヒドリの初飛来」

野鳥観察の楽しみ(五十二)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫

 

  

▲ 写真はアメリカヒドリ雄('06.10.17,大沢田池)〔Nikon D100, Nikkor ED600mm×1.4, F/5.6S,1/125秒-f/5.6,〕

  アメリカヒドリがいる! 鴨の飛来を今か今かと待ちわびていて、やっとその日が来た。上機嫌でヒドリガモをカウントしていて、突然彼を発見した。しかし、なかなか頭を上げてくれない。移動で大変疲れている様子だ。

 アメリカヒドリは北アメリカ大陸北部で繁殖し、南部~中央アメリカに渡って越冬する。日本はコースから外れていて稀に飛来する程度、大沢田池では観察されたことがなかった。しかし、今年1月三永水源地で1羽確認されている。

 アメリカヒドリの雄は前額から頭央にかけて灰白色、眼の周囲から後頭部と後頚にかけて金属光沢のある濃緑色。一方、ヒドリガモの雄の前額から頭央にかけては黄色。顔や頭、頚が赤茶色なので容易に識別できる。雌はヒドリガモの雌に似ている。

 このアメリカヒドリはいつも遠くのヒドリガモたちに混じっていて、なかなか近くに来てくれない。用心深いのであろうか。しかし、10月16日飛来以降居ついているようだ。ここで越冬してくれると嬉しいのだが。

(2006年10月29日記)

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