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[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―7 天丼

久しぶりに友達とランチを食べる事になり、少しリッチに天丼を選んだ。

観音新町のダイヤモンドホテルと同じ道路沿いにある天ぷら専門店に友人を車に乗せ向かう。

近くにはいつも行く牛丼のすき家があるのだが、すでに天丼気分でテンションがハイになり目に入らない。

店に入るがランチ時なのでさすがに混んでいる。

いつもは穴子天丼穴子と海老の天丼を食べるのだが今回は去年食べれなくて悔いが残った牡蠣の天丼をメニューから探す。

しかし暖冬のせいか、気持ち時期が早過ぎたのかまだシーズン限定牡蠣の天丼はなかった。

来月も来ようと心に決めて今回は瀬戸内天丼という名前の海鮮五種天丼を頼んだ 。

友人は海老が食べれないので海老抜きの瀬戸内天丼を頼んだ。

人の良さそうな店員のお兄さんによると天丼だけでなく希望があれば天ぷら定食やコースも海老抜きでやってくれるそうだ。
優しい心遣いだが海老好きの僕としてはもったいないしか頭に浮かばない。

やがて熱々の天丼が二つくる。

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天ぷらが

これでもか、

というぐらい気持ち良くドッサリ乗っており、

もう嬉しくてたまらん、

という気分になる。

衣は食欲をそそる濃いキツネ色、

湯気がこんもりたち鼻孔から頭のてっぺんまで胡麻油メインの美味そうな香りでジンジンしてくる。

まあ、実際はそんな事を考える間もなく天丼が来た瞬間に本能の赴くまま何も考えず貪い、食べ始めたのだが。

ただ、食べ進めるうちに本能の感動を言語化したくなってしまう、旨いからなのだ、しかたないのだ。

この店は広島では珍しい江戸前天ぷらなので胡麻油を使っているが店主のこだわりで100%胡麻油なのだ。

その熱々の天ぷらを口にほうばり、胡麻油の香り溢れる衣を噛みしめると熱い湯気とともに食材のうま味と香りが爆発するのだ。
天丼のためにサクサク感はおちるがタレと熱々ご飯で蒸されるので圧倒的な香りに思わず支配されてしまう、食欲が止まらん。
ちなみに今回の五種の海鮮は

香り溢れるタコの頭部分、柔らかいホタテ、とろけて旨い太刀魚、でかいし美味い穴子、食感と美味さのコンビネーションのネギトロと桜海老 の紫蘇巻き揚げだが季節やその日の市場しだいでやはり中身が変わる。

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海老がダメな友人はネギトロ桜海老の代わりにモンゴイカでした。

どれもおいしいんですが中でも個人的にメロメロになったのは穴子です。
普段から穴子天丼もよく食べるのですが何度食べても美味い。
白身の柔らかく、とろける旨味と穴子特有の癖が胡麻油と濃いめのタレにばっぐんに合うんですよね。
煮ても焼いても穴子とご飯は合うけれど天ぷらも最高です。
それとネギトロ巻きは初めて食べたけど赤いジューシーな断面の美味そうな見た目や桜海老の食感は楽しくて美味しかった。
もちろんご飯も少し固めに炊かれ美味い、
上の天ぷらがボリューム満点なので個人的にご飯が少し足りなく感じたのがちょびっと残念に感じた。
だがまあ女性や年輩の方にはこれくらいが良いのかもしれない。

とにかくタレの染み込んだご飯と口の中にそれぞれの天ぷらが混じるとまた味わい深いおいしさに嬉しくなります。
だから口の中が空にならないのに、さらにさらにほうばってしまい、喉をぐいぐい通り、ついには快感がうまれ、やがて胃袋をほんわか暖かく 満腹感がジーンと響いてきます。
やっぱり丼モノを食べるとあったかい幸せな気持ちになるんです。

余韻に浸り、最後におまけで付いてる抹茶アイスクリームを食べながら、寒くなったら牡蠣の天丼を絶対食べに再訪しようと誓いました。

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…、でも瀬戸内天丼の季節感とバラエティー豊富さも捨て難いかな?