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身近な野鳥「我がもの顔のカワウ」

野鳥観察の楽しみ(五十五)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
カワウ
写真は羽を広げて泳ぐカワウ(‘07.1.25.大沢田池で撮影)〔Nikon D100, Nikkor ED600mm×1.4, F/5.6S, 1/500秒-F/6.3,トリミング〕

 カワウの大群が大沢田池にやって来た。そして、我がもの顔に振舞っている。池の中での餌とりは勿論、水上でも写真のように羽を広げて休んだり、他の水鳥たちの休憩場所である浮御堂を占領してしまった。
 
 大沢田池にカワウが初めてやってきたのは2002年10月であった。その時は1羽であったが、僅かずつ数を増やして昨年2月には5羽になっていた。ところが今シーズンになると急増し、一度に50羽を超えた。

 カワウは鵜飼に使うウミウと同様、全体が黒色で、細長い嘴は先がかぎ形となっている。しかし、カワウの背中や羽根は黒褐色、ウミウはそこが黒緑色。また、カワウの嘴の付け根の黄色い部分は円いが、ウミウは三角に尖っている。

 大沢田池のカモ類の飛来数が昨シーズンから急に減り、今シーズンも大きく減少している。これは大沢田池周辺の急激な開発と関係していると考えられるが、都市化を物ともせずカワウの飛来数は増加している。今シーズンのカワウの激増の理由が知りたい。 

(2007年1月31日記)