« ― 人生は50歳から (12)― | メイン | 雑感(3月) »

身近な野鳥 「威勢のよいヒヨドリ」

野鳥観察の楽しみ(五十六)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
ヒヨドリ
写真はヒヨドリ(‘07.2.6,東広島市)〔Nikon D100, AF,VR,Nikkor ED80-400mm, 1/1250秒-f/5.6,トリミング〕

 今も窓の外から、「ピーヨ、ピーヨ。」とヒヨドリの威勢のよい声がする。このところ毎日やって来る。今季、良く実を付けた庭のクロガネモチも、その実はいつの間にかきれいに食べられてしまった。

 街で見かける木でいつまでも実がついている木はセンダンではないだろうか。この実をたいらげるのも大抵ヒヨドリである。しかも大群でやって来て、忽ちのうちに食べてしまう。今年もこの光景を2月の初めに見た(写真)。

 ヒヨドリはスマートな体形で、波状に飛ぶ姿もかっこいい。嘴はピンセットのように先が尖り、赤褐色の頬がかわいらしい。全体が灰褐色で頭は銀灰色。気分の良い時は「ピロリロリ!ピロリロリ!」と歌う。

 多くの人に親しまれているヒヨドリだが、お百姓さんにはあまり人気がない。畑のほうれん草や、葉野菜などを食べて被害を与えるからだ。しかし、この時期、口の周りいっぱいに黄色い花粉をつけて、椿の花の蜜を吸う姿は憎めない。

(2007年3月16日記)