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[不定期連載] ひろしまくっちゃね隊―11 (真) 大ジョッキ

今日は仕事で身体も心も疲れた…

普通なら家にまっすぐ帰って寝るのが1番だ、でもそれじゃあストレスって奴は抜けちゃくれない。

友人にメール攻撃を浴びせ掛け、呑みに連れ出した。

こんな日はビールをガツーンと呑みたいので

五日市はコイン通りの南の端っこ、パチンコ屋の裏側に連なる飲み屋へ向かう。

いかにも昔からやってますよ、って感じの焼肉屋に乗り込み、まだ他の客に接客中のおばちゃんに生ビールを頼みめちゃめちゃ怒られる。

だってもう辛抱たまらんもん、

生呑みたいんじゃもん。

 

友人にも怒られつつ、改めておばちゃんにメニューを頼む。

生ビールしかないだろう、

生だよ、生!

肉の注文は、今日は呑みメインのつもりなんで塩主体で頼む。

タン塩、やさき、ミノ、豚耳とカルビだけタレにした。

しばらくして生ビールが二杯くる。

そう、

今日は中ジョッキなんてセコいことは言わないで大ジョッキだ。

 

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 ガツーンと呑むのだ。

ずしっと腕に感じる重さがたまらない。

いつもより重い響きをあげつつ乾杯すれば渇いたはずの咥内によだれが満ち溢れる。

なんて余韻に浸っている自分と違い、友人は一心不乱にビールを呑み、気付けばもう半分になっている。

負けずに呑んでやる。

うーん、旨い、感動だ。

大ジョッキならではの喉にほうり込いつもと違うむ巨大な圧力が快感なんだよね。

今日はビールを呑むにはいい日だ。

ハイペースで二人揃ってお代わりするタイミングで肉がくる。

 

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塩4品、一つの皿にきたが二人ともなんの相談もなくタン塩から焼き始める。

やっぱしビールにはタンでしょ、

タン塩しかないね。

厚みのあるタンを焼きすぎず、口へほうり込めば柔らかい歯ごたえのあとにジューシーなうま味が襲ってくる、すかさずビールを喉にほうり込む。

薄切りのタン塩なんて寂しくて泣けてくる。

タン塩をまた喰らう、ほうり込むを繰り返し次は白い恋人、ミノ、白肉を焼く。

ミノは少しカリッとしたのが好きなので焼いてる合間に豚耳を軽くあぶり食べる。

 

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う、旨い、

口の粘膜にねっとりしたうま味が広がる。

そういえばこの店を知ったきっかけはこの豚耳と豚足だった。

去年、豚の内臓専門店

めちゃめちゃ豚耳と豚足が旨い焼肉屋がある

と教えて貰ったのがこの店だった。

酔った勢いで

ここの豚耳はなんでこんなに旨いんか、

と聞いたら茹でかたらしいが素人にはよくわからんかった。

とにかく焼きすぎんよう軽くあぶり食べるとやばいくらいに旨くてビールをまたお代わりしてしまった。

カリッと焼いたミノは歯ごたえとうま味といい最高ですね、白肉は天ぷらが最高と昨日まで思ってたけどやっぱし焼肉が最高だね。

合間にヤサキを焼く、心臓独特の血の香りと歯ごたえが猛烈に食欲を加速する、もうなんでも旨いじゃんと、二人ビールをお代わりする。

タイミングでサシのたっぷり入ったカルビが来る。

 

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タレも旨いし、肉も口の中でとろけるけど今日は肉を喰らうより、ビールを呑みに来てる日なんでやはり豚耳が最高だね。

途中で片方は中ジョッキにダウンしちゃったけど

やっぱり今日も生ビールは最高だった。

 

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