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身近な野鳥 「渡り始めたコチドリ」

野鳥観察の楽しみ(六十)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真は上、コチドリ成鳥(‘04.4.6,八本松町原)〔Nikon D100, AF,VR,Nikkor ED80-400mm, 1/800秒-f/6.3,トリミング〕。下、コチドリ幼鳥(‘07.8.6,八本松町原)〔Nikon D100, AF,VR,Nikkor ED80-400mm, 1/500秒-f/8,+0.7EVトリミング〕。

  今年の夏は猛暑が続いている。しかし、暦の上では8月8日が立秋。こんなに暑くても旅鳥は渡りを始めるのだろうかと心配だった。ところがこの日、西条町の田んぼの溝で、クサシギを1羽見つけた。そして、それは3日後に姿を消した。

 お盆の14日にはコチドリ6羽をクサシギのいた近くで見つけた。成鳥が1羽、幼鳥が5羽。16日までこの1団を確認したが、18日にはいなかった。が、同じ水田にタカブシギを1羽確認。鳥たちは確実に渡りを始めている。

  コチドリはムクドリよりやや小さく、体形はやや扁平にみえ、幅が広い。頭や背中が褐色で田んぼの色にとけ込み見つけにくい。目の回りの金色(アイリングと言う)がはっきりしていて、他のチドリ類と区別し易い。

 しかし、幼鳥はアイリングがはっきりせず、胸の帯が切れているものもいて、シロチドリと似ている。しかし、額部分も褐色、足は黄色をしているので区別できる。コチドリは集団でいるにも係わらず、採餌中、他の個体が近づき過ぎるとピッピッと言って追い払う。

 

(2007年8月20日記)