新名 俊夫 著
タニシ企画印刷 発行
本書の舞台となっている広島県東広島市は、広島市から広島大学移転・近隣に広島空港の開港と、県の大型開発は東広島を要にすえて進行されつつあるのではないかと思えるほどの発展ぶりです。それだけに、最も懸念されるのが自然破壊・自然環境の悪化。しかし、減少傾向にあるとはいえまだまだ自然豊かなこの地域の田んぼやため池には、多くの野鳥が飛来し、そこを住処として暮らしている鳥たちもたくさんいます。 新名さんは、そんな野の鳥たちをカメラのファインダーを通して粘り強く追い続けてこられ、足掛け5年間、当社タニシ企画印刷のサイトに毎月写真と文章と寄稿してくださいました。それをまとめたのが、本書「野鳥観察の楽しみvol.1」です。
本書には、野鳥たちのカラー写真と撮影時の苦労話や鳥たちの特徴・習性・人間との関わりについて触れた文章がおさめられています。現場主義の視点で書かれた文章は、素人には野生の鳥たちに関するトリビアの宝庫としてうつるでしょう。また、鳥に詳しい方にとっても「納得」の一冊となるはずです。家族でバードウォッチングでもしてみようかと考えられている方にとっては格好の手引きとなることでしょう。
当社のサイトで、新名さんの連載は現在も継続中。vol.1を発行したばかりの今言うのも気の早い話かもしれませんが、「野鳥観察の楽しみvol.2」の刊行をお手伝いさせていただける日が楽しみです。
(哉)