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身近な野鳥 「上空を渡るハチクマ」

野鳥観察の楽しみ(六十二)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真上はハチクマの旋回(‘07.9.22,西条町)〔Nikon D100, Nikkor ED600mm×1.4, F/5.6S,1/500秒-f/8。下はハチクマ (‘07.9.22,西条町)〔Nikon D100, AF,VR,Nikkor ED80-400mm, 1/640秒-f/6.3,トリミング〕。

「アッ、出た!」「どこ、どこ、どこ!」「あそこの雲の切れ目から、ホラッ、出るよ!」「これはスゴイ!」「「大群だ! 1、2、3、‥‥‥。」 あたりは騒然となる。毎年観測している竜王山の頂上。

 今年は会員の他に、バードウオッチング入門講座生、一般の方にも参加を呼びかけ、総勢40名弱。頂上は歓声で埋め尽くされる。やっと昼食にかかったところだが、それどころではない。

 発見時は遠くて肉眼では針でついたくらいの点だ。だんだん近づいてくるのを双眼鏡でよく観察して、ハチクマと断定する。多くの群れがわれわれの上空やや西で、旋回し、タカ柱となる(写真上)。高く、高く上り、西南西に向けて一気に流れて行く。

 ワシ・タカの識別は難しい。しかし、ハチクマは幅の広い翼に、スマートな頭をしている(写真下)。下面が白いのだが、上空では黒っぽく見える。この日は他にノスリとサシバが1羽ずつ渡った。いずれもハチクマより小さい。

 

 

(2007年9月24日記)