【監督】ティム・バートン
【主演】ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン
時は19世紀、一人の蓬髪の男がロンドンに戻って来た。暗く鋭い瞳の奥に復讐の炎を燃やしながら。懐かしくも忌まわしいかつて住んでいた街で彼は友と再会する。その友は、彼の瞳のように鋭く光り輝く一揃いの剃刀だった…。
T・バートン&J・デップがお菓子工場物語に続いて届けてくれたこの映画は、ゴシック・スプラッタとでもいうのでしょうか。チョコレートと同じくらい血が流れてます。ぴかぴかの剃刀で人を殺してパイの具にしちゃいます。歌いながらです。勘弁してください。
原作は英国のミュージカルだそうです。十分に独創的で刺激的な物語を新たに映画で作って、それをどこから見ても自分の色にしてしまうのがこの監督の立派なところです。冒頭で私たちは、主人公と同じ目線で猛スピードでフリート街にたどり着かされてしまいます。もう監督の刃から逃れられません。 (nao)