野鳥観察の楽しみ(六十七)
東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
▲写真はシロハラ(‘08.3.2。東広島市八本松町)〔Nikon D300, AF-S Nikkor ED600mm, F4DⅡ,1/500秒,f/8,ISO400,トリミング〕
この冬はシロハラによく出会う。久しぶりに寒い冬のお陰ではないかと思っている。その他、ミヤマホオジロ、キクイタダキ、ビンズイ、ルリビタキもそうである。ツグミの数も近来稀に見る多さである。
それに、トラツグミがすぐ近くの山裾に来た。今日もそれを見に谷あいの集落を訪れた。トラツグミはいなかったが近くにシロハラがいた。その向こうにツグミもいる。すると、シロハラが足早に近づき襲いかかる。ツグミも飛び上がり取っ組み合いになった。
シロハラはツグミの仲間で、姿や形、歩く姿もツグミによく似ている。しかし、よく見ると、シロハラは腹が白い、目の周り(アイリング)が黄色く、背中が暗い淡緑褐色に見えるものが多い。ツグミは目の上に淡黄白色の眉斑が目立ち、胸から腹にかけて、白地に黒い斑点が多くある。それに背中が赤褐色に見えるので区別できる。
シロハラもツグミ同様に地面の昆虫や虫を食べているようだが、開けた広い田んぼではツグミしか見かけない。しかし、このような山の近くの田や畑ではシロハラが来ているので、時々このような争いが起こる。ツグミ同士では取っ組み合いを見たことがないのに、どうしてだろう。
(2008年3月2日記)