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雑感(9月)

代表取締役 田河内秀子

 秋です。いい季節になりました。今年の夏は殊のほか暑かったですね。
 いろいろと話題を振りまいた北京オリンピックも終わりました。平泳ぎ二連覇の北島康介は貫禄ありましたね。体格にして劣る日本人を含め東洋人が頑張っている姿を見ると、努力の素晴らしさを実感します。しかし、特に水泳競技の決勝に並ぶ国々を見ると経済格差もはっきりわかります。先進国として経済的に裕福で平和な国ばかりです。中国もこのオリンピックを機に先進国として益々経済成長を遂げ、国内の矛盾を解決していくに違いありません。平和への近道は貧困の撲滅と言いますが、世界中のあらゆる国で貧困がなくなり、鍛えぬかれた男女が、このオリンピックで存分に競技できるようになってはじめて平和の祭典と言えるのかも知れません。このオリンピック、一八九六年のアテネ大会が第一回、今回は第二十九回で百十二 年続いていますが、もう百年後のオリンピックでは  平和の祭典 が実現できているでしょうか?
 さて我が社は第二十六期に突入。個人営業の時期が七年ありますので、創業からいうと三十三年です。企業の寿命は三十年という説がありますので、寿命はクリアできたところで第二創業期といったところですがこれからは百年を目指して頑張ろうと思っています。百年というと六十七年後、私を始め今いる社員はもう全員いません。その時どんな会社になっているでしょうか? 社名は同じでしょうか? 印刷機は回っているでしょうか? どんな商品をどんなお客様に提供しているでしょうか?そもそも会社が存続しているでしょうか? 
 夫が始めた事業を引き継いで、次世代に渡し、又次の世代にと、長~い目で将来を見ようとすると、創業の精神、ミッション、ビジョン、経営理念、企業文化、社風、それらを支える堅固な財務基盤が必要です。今期はもう一度創業の精神に立ち返り、ミッション・ビジョンを明確にし、経営理念を社員全員で練り上げ、財務基盤を堅固にしていく、そんな期にしていきたいと願っています。