今月の写真
« 2008年11月 | メイン | 2009年01月 »
「地球の温暖化を憂う」
―風彦
十二月は師走という。語源は「為果つ(しはつ)月あり、一年の終わりの物事をなし終える」―。
「この月は師(僧侶)と呼ばれるような人々も東西に走り回る」―。との俗説もあり、また、極月(ごくげつ)とも言う(現代俳句歳時記)、歳末らしい季節である。
俳人・山口青邨の句に、こんな一句があった。
―極月の人々人々道にあり
いつの世も歳末になると、街は人出で賑わう。不景気になればなったで、「Xマス商戦」・「歳末大売り出し商戦」が、よりいっそう激しく、騒然とする。以前、タイのバンコクでこの時期を迎えたことがあった。デパートの入り口に、赤いマントをまとい、トナカイのソリを操り、雪を蹴立てて走るサンタの大きな看板を飾っての歳末商戦を目にしたときは、季節の違和感があった。
現地の人には暦通りの「歳末風景」だろうが、日本人には、師走といえば「冬の歳末」であるし、これまた「サンタといえば冬のXマス」として体感する。四季列島のなかで生きてきた遺伝子のせいかも知れない。
広島気象台の資料によれば、昨年の十二月の平均気温は、七・五度。年により気温の変化は微妙な高低現象があるものの、百年単位で見ると一・八度高くなっている。
気象庁の資料でも、日本は長期的には百年当たり一・一度の割合で上昇。とくに一九九〇年代以降、高温となる年が頻出しており、すでに自然界では、昆虫、植物、渡り鳥、海中の生物にも影響があるという。
二年前、NHKテレビの番組「NHKスペシャル」では「地球温暖化」を取り上げていた。スーパーコンピュータの予測では、百年後の正月は紅葉の季節。四月は初夏…。モンゴルの草原は砂漠化に―。このまま気象の変化(温暖化)が続けば、当然、四季によってはぐくまれた日本の文化も衰退への道をたどるだろう。日本だけの問題ではなく、人類の危機であることを警告した。これは二百年先か五百年先かわからないが、過去、地球の気象変化で文明国家が滅亡した歴史もある。
「病める地球」を救うのは、人類の知識と知恵の課題である。「行く年、来る年」の師走の風物詩のなかで考える。
(風彦)
創業以来お世話になっている製本会社の社長様が、突然お亡くなりになりました。五十七歳の若さでした。亡くなられるつい二時間前には電話で話したのにと、うちの発注担当者が愕然とし言葉もありませんでした。家族を愛し、一生懸命仕事をし、友人知人仕事関係の方みんなに愛されたとてもいい社長さんでした。弊社もどんなに助けられたか。心からご冥福をお祈りいたします。
今はケア手帳の製本作業をお願いしその最中でしたので、残されたご家族・社員さんで、もう翌日から頑張って頂いています。きっと社長様も天国から「悲しんでばかりいないでとっとと仕事をしろ」と言われているのでは・・・と思いますので。
ピンピンコロリが理想の死に方とよく聞き、私もそうありたいと思いますが、五十七歳ではあまりにも早い! 本人もご家族も残念で仕方がないでしょう。
ところで、私は二月生まれなので、今年は最後の五十代。仲の良い同級生達は一足先に還暦を迎えました。身体は正直なもので、さすがに元気印の私も、あちこちガタがきています。血圧はもう十二年前から上昇しはじめ三年前から薬でコントロール、肌はカサカサ、シミが目立つようになり、少し高めの化粧品を奮発しました。 幸いな事に、肝機能・脂質・糖など、血液の中身には問題ありませんが、腹囲に問題が・・・。今年の生活習慣病予防検診での結果は腹囲+血圧の項目で要経過観察です。せっかく頂いた命、あの世に行くその日まで、しっかり働けるよう日々メンテナンスをおこたらないようしなくてはと改めて肝に命じております。中小・零細企業の経営者は得てして自分の健康を後回しにしがちですので。
カモメの仲間のウミネコは東広島で見られる最も馴染み深い海鳥である。安芸津町の高野川河口に行けば、6月後半から7月を除いてほぼ一年中見る事ができる。潮があれば、どんなに浅くとも必ずやって来て、水浴びをする。
ウミネコは集団性が強く、いつも20~40羽の群れでいる。水浴びに飽きて誰かが飛んで行くと、みんな飛んで行ってしまい、沖に係留してある漁船や、ブイの上で休むか身繕いをする。飛んでいるとき「ミャー」と鳴くことがあり、ネコの鳴き声に似ているのでその名が付いた。
成鳥はハシボソガラスくらいの大きさで、背中は暗青灰色をしている。頭の色は夏には白く、冬には薄い褐色が混じる。黄色い嘴の先に赤と黒の斑紋があり、足が黄色なので、他のカモメの類と容易に区別できる。
営巣地は出雲大社の近くの経島(ふみしま)が良く知られている。しかし、繁殖のできる成鳥になるまでには3~4年かかり、それまでは全体的に赤褐色や灰色をしていて、嘴は青味がかった黄色で、先端部分に黒い斑紋が付いている。
('08年11月29日記)
「職人学」
小関智弘 著 株式会社講談社
小関さんは、約50年にわたって旋盤工として働きながら、作家としてもご活躍され、町工場を取材したノンフィクションや小説を書いてこられた方。本書は、氏のお仕事のエキスのような内容になっている。見て、聞いて、実践されてきた人だけが書ける、現場で働く者の心意気と熱い血の通った『仕事論』・『人生論』といえるだろう。
「機械にニンベンをつける」とは、小関さんがよく書かれることの一つだ。一つの仕事が工夫次第でやりやすくなり、生産効率が高まる。不可能に思えた仕事が、あっけなくできてしまう。そんな意味のことを「職人語」で表現したものだ。
新しい技術が導入されて、一見時代遅れの用済みなものと見なされそうな技術が、経験を積んだ職人の手によって現代のハイテク技術を支えているという例は数多い。また、若い世代の新しい技術と職人たちの経験値がコラボレートして、すばらしい物が生み出される場合もある。町工場で金属を加工したことのない者にも、小関さんの文章は説得力を持って迫ってくる。
また、氏が取材の過程で再会した、かつて共に働いた仲間たちの積み重ねてきたもの失ったもの…。「人生」という地層の断面を、小関さんの筆は鮮やかに描き出す。
(哉)
【空白の天気図】柳田邦男 監修
広島気象台・広島平和文化センター製作
【広島の四季】広島市 製作
「空白の天気図」は、先月のこのインフォメーションの裏面「舟入散歩」でも紹介した、柳田邦男著の同名の小説を映像化した作品。被爆当時の江波山の気象台で「欠測なし」の観測作業を続け、被爆状況の調査に取り組んだ台員たちの姿を描く。約13分のビデオだが、原作のポイントがうまくダイジェストされている。
「広島の四季」は、タイトル通り広島の四季を代表する風景が美しい音楽とともに5分間、スライドショーのように映し出される作品。地元の者にはおなじみ風景だが、来広された外国の人に広島の風物詩を紹介するとき格好の手引きとなるのではないだろうかと思った。
二本とも広島江波山気象館のビデオルームで鑑賞することができる。
(哉)
舟入本町の広電の停留所の側にそのラーメン屋はある。
会社の側にあるのだが最近ハマっています。
店自体はまだ新しく店主も若い。
しかし日々、美味くなっているのをひしひしと感じます。
最近流行りの季節限定ラーメンに、その積み重ねた一端を衝撃と共に味わいました。
久しぶりなんで堅い、固い表現ですが、単純に旨かった。
本当に上手い。
今年も味噌だが、店主のこだわりの味噌ブレンドとこの店独特の濃縮度の高い、強いダシの味がマッチしている。
でもマイルドで優しい味なのが不思議です。
さらに滑らかな太い縮れ麺とがっぷり四つという感じ。
今年は寒いから、優しい味噌と食い堪えのある麺の組み合わせはたまりません。
いつもと違う白い器は口が狭く深い。
でも手に収まる感覚は優しくて、ほのかに上品で好きな感じ。
店主のこだわりの香りを閉じ込めて、ドンブリに顔を近づけると旨そうな匂いが鼻孔をくすぐり、食欲をそそります。
また最後まで暖かく楽しめたのがこの寒い時期には嬉しかったです。
満腹感と満足感に包まれて店を出ようと思った時、出口の張り紙を思い出しました。
そう、この店は麺屋を名乗るだけあり、麺もこだわりがあるので、
つけ麺やラーメンの麺を平打ち麺に変える事ができるんでした。
店主に味噌もできるのかと尋ねると、出来ますよと、
来週にまた味噌ラーメンに変化を加えると丁寧に教えてくれました。
聞いたからにはすぐに行くのが僕の良い所、翌日すぐににまた再訪。
味噌ラーメンに平打ち麺を注文。
茹で上がるのに時間がかかるのだが、美味いんでそれもまた楽しい。
普段は柔らかい麺なんで、体調が悪い時によく食べるが、味噌ラーメンにも期待。
待ち時間にテンションを上げながらラーメンが来たと同時によだれを啜る。
味噌にぺらぺらの平打ち麺、まるでキシ麺かパスタの平麺のよう。
少しウェーブがかかっているのかスープが絡みおいしい。
太麺の口の中で踊るような食感とは違う、ツルツルで滑らかな平麺が、ひたひたと口内の粘膜に心地良いです。
途中で一味唐辛子をかけると味噌とは相性が良いし、身体も一段と暖まりました。
う~ん更に更に再訪、
22日の月曜日、普段なら月曜日は定休日なんですが年末の為か開いてました。
もちろん入店。
入口の張り紙を見ると海老味噌ラーメンの文字が。
店主に恐る恐る尋ねると、味噌ラーメンに焼いた甘海老と海老油を追加しているそうです。
もちろん、即注文。
周りのお客さん達も海老味噌の話をしたり味噌ラーメンを食べている。
勝手にテンションを上げていると海老味噌が登場。
なるほど~、器が朱い。
味噌ラーメンの器と形状は全く同じで色違い。
ここまで計算されていると単純に嬉しくなる。
こんがり焼いた海老と海老油に味噌は確かに合う、
ドンブリとの調和もバッチリだ。
しかも味噌ラーメンより20円しか値段が上がらないのも魅力的だ。
個人的には上品過ぎるので、海老味噌ラーメンはもう少し海老を煎餅風にパリパリに焼き潰したり、
炒るか揚げた干し海老のパウダーを追加したらなど?と勝手に思うが、
女性やお年寄りにも好まれる美味いラーメンだと思います。
というか久しぶりに
美味い味噌ラーメン食べた気がします。
今年の冬はまだまだ始まったばかりだから、美味い味噌ラーメンがあると思うと励みになるな~。