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身近な野鳥 「馴染み深いウミネコ」

野鳥観察の楽しみ(七十五)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
    
写真はウミネコの成鳥('08.11.16.安芸津町)〔Nikon D300, AF-S Nikkor ED600mm, F4DⅡ,1/2500秒,f/6.3,ISO800,トリミング〕
     

カモメの仲間のウミネコは東広島で見られる最も馴染み深い海鳥である。安芸津町の高野川河口に行けば、6月後半から7月を除いてほぼ一年中見る事ができる。潮があれば、どんなに浅くとも必ずやって来て、水浴びをする。

ウミネコは集団性が強く、いつも20~40羽の群れでいる。水浴びに飽きて誰かが飛んで行くと、みんな飛んで行ってしまい、沖に係留してある漁船や、ブイの上で休むか身繕いをする。飛んでいるとき「ミャー」と鳴くことがあり、ネコの鳴き声に似ているのでその名が付いた。

成鳥はハシボソガラスくらいの大きさで、背中は暗青灰色をしている。頭の色は夏には白く、冬には薄い褐色が混じる。黄色い嘴の先に赤と黒の斑紋があり、足が黄色なので、他のカモメの類と容易に区別できる。

営巣地は出雲大社の近くの経島(ふみしま)が良く知られている。しかし、繁殖のできる成鳥になるまでには3~4年かかり、それまでは全体的に赤褐色や灰色をしていて、嘴は青味がかった黄色で、先端部分に黒い斑紋が付いている。

('08年11月29日記)

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