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身近な野鳥 「お久しぶりホオジロハクセキレイ」

野鳥観察の楽しみ(七十六)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
    
ホオジロハクセキレイ雌('08.11.22.西条町)〔Nikon D300, AF VR-Nikkor 80~400mm, 1:4.5~5.6D, 1/1000秒,f/6.3,ISO800〕
    
ハクセキレイ幼鳥('08.11.22.西条町)〔Nikon D300, AF VR-Nikkor 80~400mm, 1:4.5~5.6D, 1/1600秒,f/6.3,ISO800,トリミング〕
     

 東広島市でホオジロハクセキレイに久しぶりに出会った。11月下旬、旧国道2号線沿いで街の中心から約2km離れた自動車販売店の店先だ。連れのハクセキレイ幼鳥と2羽で駆けるように素早く歩き廻りながら餌を探している。7~8mは人に近づくが、写真を撮ろうとするとだんだんと遠ざかる。とうとう裏の田に逃げて行った。

 国内にはハクセキレイの亜種が5種いるようだが、私はまだハクセキレイとホオジロハクセキレイの2種しかお目にかかっていない。ホオジロハクセキレイは以前、大沢田池の近くで冬になると見かけていたが、姿を消してから、もう20年近くになる。

 ホオジロハクセキレイは顔全体が白く、ハクセキレイの様な黒い過眼線がない。頭、背、腰、尾が黒く、下面は白い。胸に黒斑がある。雌の冬羽では背が灰色になることがあるそうだが、上の写真も灰色である。長い尾を上下に振るしぐさは他のセキレイ類と同じである。

 もう一羽も肉眼では顔全体が白いホオジロハクセキレイの様に見えたが、写真で見ると頬から上が淡灰色、目の後ろに過眼線のような白い線がある。ハクセキレイの幼鳥のようだ(写真下)。写真上のホオジロハクセキレイは、目の後ろ少し離れた所に小さな黒斑があり、ハクセキレイの名残を留めているように思われる。

(2008年12月31日記)

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