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アポカリプト

【監督】メル・ギブソン
【主演】ルディ・ヤングブラッド,ダリア・ヘルナンデス,ジョナサン・ブリューワー モリス・バード,カルロス・エミリオ・バエズ

 タニシ企画印刷移転に際し、今回は"新しい始まり"を求めた青年を描いた映画の話をします。その映画はメル・ギブソン監督の最新作『アポカリプト』。歴史の授業やテレビの紀行番組では触れられることのない、生身の人間たちと彼らが生きて滅びていった時代の物語でした。
 この映画を見て最も強く思ったのは、死ぬってこんなに痛くって血がたくさん出ることなんだ、ということでした。物語を語るための極端なシーンも誇張しすぎる部分も確かにある作品です。けれど人間の生死は決して観念的なものではない、頭の中で思い描くものではなく一人ひとりが現実的に対峙しなければならないものだ、と語りかける力強さは他の映画には無いものでした。森の中を走る主人公は世界を救う不死身のヒーローではありません。新しい始まりのために、そして愛のために戦うひとりの、私たちと変わらない人間です。

(nao)

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2007年07月10日 16:57に投稿されたエントリーのページです。

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