【監督】アンドリュー・ラウ&アラン・マック
【主演】トニー・レオン 金城 武
題名の「男たち」は主人公の二人。一人は恋人を喪ってしまった理由を探し求めながら荒んだ生活を送っている。もう一人の主人公は幸せな結婚をし、いつも優しい微笑をたたえてスマートに生きている。その笑顔が隠している暗い一面に気が付いたのは、癒されないままの傷を抱えている男だった。不可解な事件を追う過程で徐々に明らかになる幸せな筈の彼の過去。抱えている男にとっても、心ならずも暴くことになってしまった男にとっても、辛い過去が解明された時、新たな悲劇が暴発する。
トニー・レオンと金城武といえば『恋する惑星』を思い出す。この作品で人を想う切なさと甘美さを軽妙に演じた二人が今回の映画で見せるのは、心の中がのた打ち回るような生き様。男たちの想いは重く、そしてやっぱり切ない。
(nao)