株式会社 竹尾 発行
【年間】と【見開き1ヶ月】のデスクダイアリーですが、紙の販売をしている会社と美術家・詩人・作家とコラボレートして制作されたものだけに、一般のダイアリーとは一線を画したものになっています。あたかも展覧会の図録とかアーティストの作品集といった趣です。
毎年テーマを決めて制作されているこのTAKEO DESK DIARY 2008年版は「紙と言葉の十二宮」。デザイナー・アートディレクター・アーティストといった多彩な顔を持つ立花文穂氏をまとめ役に、谷川俊太郎、別役実といった詩人や作家の「言葉」がちりばめられグラフィックな表現と融合させた図版が盛り込まれています。
日記帳というよりも美術品のようなこのダイアリーに、日常の出来事やスケジュールを書き込むのには勇気がいります。私は、昨年も一昨年もこのTAKEO DESK DIARYを購入しました。でも、自分のペンで汚してしまってはこの美しいものが台無しになってしまうと躊躇しつつ、結局何も書けないまま終わってしまいました。でも、今年は、思い切って元日からこのダイアリーに筆をおろしてみたのです。それからこのダイアリーを開くたびに、罪悪感とぜいたくな気分が入り交じった不思議な気分の高揚を味わっています。いわば、ベンツで近所のコンビニに買い物に行くような感じでしょうか。
(哉)