昔からませたガキだった。
小学生になる前から魚と言えば刺身や握り寿司が好きなガキだった。
日本酒を呑むようになり、さらに加速。
スーパー行くよりは魚屋に行くのが好きになっていた。
友達にも恵まれ、同級生が市場にいるのでいい魚を手に入れる事ができるようになった。
その魚のプロの同級生が教えてくれた魚屋にこの何年かはまっている。
江波のおさん通りさらに南へ進み、交差点をセブンイレブン側へ右折してすぐにその店はある。
お寿司屋さんの隣りにあるその魚屋さんはいつもお客さんでいっぱいだ。
それもそのはず、安い。
めちゃめちゃ安いのだ。
養殖なども混ざっているが鯛(タイ)やハマチ、かんぱちなどが二人前入って280円から並ぶ。
驚きは盛り合わせ、4種類の魚貝が4切れずつ入って380円の激安価格、ありえない安さなのだ。
下手なスーパーの特売より安いじゃないですか。
じゃあ、味や鮮度はどうなん?と思いましたが新鮮で美味い。
なぜ?って聞きたくなる。
店の大将や同級生に聞かれたら欲張らず、毎日お客さんに魚を食べてもらえば魚屋として食っていけるんだそうだ。
確かに江波だから家賃とかは安いかも知れない、でも差し引いても安い。
市場の友達が保証するくらいだから魚も値段の割りには上質でうまい。
実際に家族やうちの会社の連中もお気に入りで、よく買い出し部隊に出されるのだ。
紹介してリピートする人も多いので自分の事のように嬉しくなる。
特に厚みのある短冊状態の盛り合わせは人気で魚の種類を変えて2パックも買えば宴会のリッチな肴に、または豪華な手巻きパーティーが急な時にも開けるのだ。
もちろん鮮魚も安い、定番の魚や季節の魚。
種類は小さな店なんで確かにスーパーに比べたらほんのすこし少ないかも?
でも選んで仕入れてるのか安くて、鮮度はいい。
秋なんて脂ノリノリ、刺身にできる生サンマを50円で何本買ったことだろう。
この冬はあんこう鍋を何度食べただろう。
ちょっとしつこい宣伝マンになってしまったが安いんだからしかたない。
でも不景気な時代で毎日、魚食えるのは本当に嬉しいんだよね~。
弁当のおかずから、晩飯、酒の肴まで本当に助かってます。
だから今晩は日本酒で呑んじゃいます。
酒は広島の地酒、純米酒を冷や酒で。
肴は安めに抑えて特売のウニ一皿、おまけ的なサービス品の刺身の各種切り落とし。
しみじみと冬の夜を過ごすのに、こんなハッピーな事はない。
復活したユニコーンのNewアルバムを聴きながら、呑んじゃいますね。