美味い内臓肉と焼肉が喰いたい。
そんな熱い三人の男が皐月晴れの黄金週間に集まった。
みんなガッツリと生ビールが飲みたいので、車は使わず広電に乗って向かいました。
バカ話しながらノンビリ向かうのもまた楽し。
まだフラワーフェスティバルの賑わい冷めきらぬ市内に到着。
平和大通り沿いの観音町にあるその店に到着。
予約は6時にとっていましたが、まだ5時ちょっと過ぎ、構わず入店。
時間よりかなり早いが、愛想の良い、面倒見のよいおばちゃんに案内される。
三人揃って生ビールを注文。
何を頼むか、悪ガキ達のように作戦会議。
歳をくったので昔みたいに適当に沢山頼むのが無理なんで食べたい順に慎重に選ぶ。
みんな同級生だがジジイになったよね~。
東観音町の『せっちゃん』と評価を二分するレバ刺しとタン好きが集まったためににタン刺しを頼む。
焼肉はもちろんタン、牛バラ、そしてホルモン。
ホルモンは上中下と3種類あるが、熱烈なホルモン愛好家の友人の意見を取り入れて1番脂の乗った「下」にあたる普通のホルモンを頼んだ。
それと定番のキムチで本日はスタート。
まだ5時半にもならないのに生ビールで乾杯。
まさに休日最高、至福の時間。
三人とも普段は働いてる時間なんで、ささいな事で感激して自然と笑みがこぼれる。
ビールも別名に笑ってる酒と言われるから重ねて嬉しい。
冷えた炭酸が笑いながら喉を心地良く潤す。
暑い一日だったがこの生ビールで一発でなんだか解消してしまう、素敵な時間。
タン刺しとキムチがくる
すかさずタン刺しに三人の箸が伸びる。
細かく切られたタン刺しを塩にチョンと付け、口にほうばるとうま味と独特の歯触りが美味い。
ちょっと予想外の味だが個人的にはとろける感じが好き。
ビールも進み、お代わりを頼んだ。
肉が皿に盛られてくる。
牛バラとタン、ホルモンが来て丁寧におばちゃんが焼きかた、焼く向きなど丁寧に教えてくれる。
基本は片面をしっかり焼き固め、無駄な肉汁を落とさない、逃がさない。
基本の味は素材がいいので、塩で喰う。
確かに理には適っているし、言われた通りにすると美味いよね~。
牛バラ肉もタレに漬けこまない、肉の味で勝負する自慢なんだとおばちゃんに教えてもらった。
酔っ払って聞いていたが多分、間違いない。
お待ちかねのレバ刺しがくる。
先ずはタレに付けないでそのまま食べる。
う、やっぱり美味い。
ていうか蕩ける。
で、なんでこんなに甘いの?
ていうか臭みがないから甘く感じるのか? レバーだから甘いのか?
あまりの旨さに三人の称賛が熱く熱く集まる。
『せっちゃん』のレバ刺し以来の興奮と感動。
箸が止まらない、ビールが止まらずお代わりを頼む。
タレは胡麻油に塩というよくあるスタイルではなく、胡麻油に醤油タレぽいタレだがこれまた美味く、レバ刺しに合う、ビールにももちろん合う。
歳だジジイだと言う割には三人共に肉をたくさん喰い、しこたまビールが進む。
だからビールお代わり、肉も追加。
ホルモン愛好家の友人は文句言いつつホルモン。
いつもの相方はミノ、白肉を。
自分はヤサキと牛肉刺し。
で三人共通の意見でレバ刺しをお代わりしました。
やっぱ外せんでしょう。
ホルモン愛好家によればレバーは生が1番レバー嫌いに向いた食べ方で、臭みやパサパサ感、苦手な食感を感じさせない食べ方だとのたまう。
確かにこの蕩ける甘さや旨さは、ジャンルは違うが皮剥ぎの生肝の如く舌の上で拡がり蕩けて、深く心に染み渡る。
野性の肉食動物のライオン等もも新鮮な内臓しか喰わないというが内臓てやっぱり美味いよね。
あとコウネを注文、コウネって広島以外ではあまり見ないって本当なのだろうか?
おばちゃんがコウネも焼きかたを教えてくれる。
コウネは片面焼いて、キャベツに乗せてキムチをコウネで包むのがこの店流。
おばちゃんが見本で焼いて包んでくれて、代表して自分がいただく。
キャベツの歯ごたえと甘味、とコウネの脂、キムチのバランスが良くうまい。
ビールに合う。
味わっているとご丁寧に三人に見本を作ってくれる。
普段はコウネはレモンと塩だがこれはこれで美味い。
白肉も、もちろん美味いがヤサキが美味い。
心臓独特の味わいだが新鮮なのか臭みがなくフレッシュと言いたくなるようなキレのあるうま味、歯ごたえの良さに、思わず野獣のような微笑みを浮かべる。
だが友人二人は肉とビールに夢中で気付いていない。
焼肉は男達を時に野獣に、時に無邪気な悪ガキにかえる。
仲間に負けずにビールをぐいぐいと煽る。
喉にこんなに快感を感じるなんて
ギンギンに冷えた生ビールにしできない至福の瞬間なのだ。
お代わりのレバ刺しにまた溺れ、堪能して熱く語り合いながら呑んでるうちに3時間以上たっているがまだ9時前。
やっぱり早い時間から呑み始めると長くゆっくり楽しめますよね。
こんな時間の使い方も贅沢なんかも。
散々、焼き肉とビールに満足したにも係わらず、メタボ検診手前の三人組は懲りずに締めのラーメンを求めて店を出た。
また近いうちにレバ刺しを食べると固く誓いながら。
締めのラーメンを求めて三人の中年は観音の町並みを歩いて南下。
一心亭、すずめ、つばめという東観音町トリオに向かうが
ゴールデンウイークのために全滅。
河添いを文句言いながら、舟入本町まで歩いていきました。
疲れたね。 歳だよね。 運動不足だよね。
太りすぎだよね~。
無事、店は開いていたので入店。
三人揃って、ツケメンを注文。
僕は海老塩ツケメンにしました。
酔った後のラーメンは美味いけどツケメンもあうよね~。
特にこの店のツケメンは味が濃いし、ビシッとうま味が効いてるから締めには最高だね。
絶対、太るね。