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今月の写真 2009年09月

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【ツクツクボウシ】庭のツクツクボウシは時々休みながら一日中鳴いている。
(2009.8.13 東広島市で撮影)
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫

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今月の言葉(9月) 2009年09月

「人間は万物の霊長」
─ 祖先を敬う心と敬老の心を─
 

            ―風彦 

 人間は動物である。が、他の動物と違うのは、霊長動物である。霊長とは、霊妙不思議な力を持つすぐれたもの。万物のかしら。人類(広辞苑)。生物で一番進化したもの(新明解国語辞典)などとある。
 古代ギリシャの哲学者プロタゴラスは説いている。「人間は万物の尺度である」─。
 フランスの科学者であり、哲学者、パスカルは「人間は考える葦である」ともいい、近世哲学の祖、デカルトも「我思う。故に我あり」─。簡潔にいえば、人間の特質は、論理、倫理をわきまえて、その真理を追究できるということだろう。他の動物とは違う所以でもある。
 学問的な論議は、さておき、「霊長」の証の一つは、先祖への供養であろう。
 しかし、最近は経済、社会の変化により、家族構成も『核家族』化。先祖の供養もおろそかになった。歳時記では、お盆、送り火、流し灯籠…はあるが、供養への意識は希薄になっている。
 この月の二十三日は「秋分の日」。国民の祝日。戦前でいえば「秋季皇霊祭」。先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日。秋のお彼岸ともいう。また、その年の五穀豊穰を神に感謝する「神嘗祭」もあったが、食文化も変わり、日常の食生活では、季節感もなくなり、飽食の時代。食べ物への感謝の心もなくなった。
 食だけではない。お年寄りへの敬老精神も薄れる。敬老が『軽老』に。年寄りを後期高齢者と呼ぶ。一九六六年、これまでの十五日の「老人の日」を「敬老の日」として国民の祝日としたが、休日の連休化で、今年は二十一日に。ことほどさように、人間─、なかんずく日本人は、いとも簡単に暦までも変える。
 私はふと思った。日本の構造改革は、日本人の精神構造まで変えてしまったのか。
「万物の霊長」である証としてでも、祖先の存在を崇め、お年寄りを敬う心を持ち、豊かな国づくりに努めよう。それに相応しい「国民の祝日」がある。
 生前、作家・司馬遼太郎さんは語った。「人間には志というものがある。志がないところに、社会の前進はない」

(風彦)

今月の言葉

雑感(9月) 2009年09月

代表取締役 田河内秀子


 長い梅雨が終わり、暑い夏もあっという間に通り過ぎ、もう秋。わが社も八月から新しく第二十七期のスタートをきった。前期に計画し、達成できた事できなかった事いろいろあるが、欲目にみて八〇%は達成できたのではないかと思う。お陰で二桁増の売上アップを達成することができた。経営計画書を作り出して四年目になるが、以前の計画が無いときにはどうやって会社経営をしていたのか不思議に思う。こうであったらいいなと思う売上目標金額だけがあって、どうやって目標金額を達成すればいいのか皆目検討がつかない状態だった。何を重点的に営業してとか目標粗利はどのくらいでとか、社員の意識のベクトルを合わせる経営理念もなしで、ただただお客様からの注文を待っていた頃は、一年経つと悲惨な結果が待っていた。
 目標を定め、そこへ到達するにはこれとこれに力を入れて、販促はどうやって、その為の予算はいくら取って等々、計画が立ってくると、いかにずぼらな人間であっても一周遅れでも何とか到達するものだなと思う。私自身が一番計画通りに物事を運べず、社員にいつも迷惑をかけているが、お尻を叩かれながらでも前に進むと一〇〇%はいかないが八〇%くらいは達成できるものだ。
 多分自分の決めたことは確実に一〇〇%やるという人はこんな目標の立て方はしないのだろうが、あまり自信のない私はあえて目標を高くして、社員全員の総合力で何とか目標に近づこうとしているのだ。
 さて今期はどんな結果が待っているだろうか? 目標は笑ってしまうほど高く設定した。
 今期のモットー「わくわく!どきどき!仕事は楽しくやろう」で一年間頑張ってみます。

雑感

身近な野鳥 「遊ぶホシゴイ」 2009年09月

野鳥観察の楽しみ(八十四)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真はホシゴイ(09.8.14.東広島市八本松町)〔Nikon D300, RV-Nikkor AF 80-400mm,1:45-5.6D,  1/400秒,f/6.3,ISO400,トリミング〕

 

 黒い棒を口にくわえて、飲み込む仕草をして吐き出す。また、それを嘴に挟み、くるりと回し、太い方から飲み込むような真似をする。棒が長くて咽喉にひっかかり、また吐き出す。どう見ても遊んでいるように見えるホシゴイを見つけた。

 ホシゴイはゴイサギの幼鳥で成鳥になるまでには約3年もかかる。どの動物の子どもも遊び心が旺盛で、これが狩りの練習にもなっているのだろう。成鳥のゴイサギは頭から背中が青黒色、下面が純白であるが、幼鳥は、これとは大きく異なり、全身褐色で、背中に白い斑点が星のようにちりばめられている。それでホシゴイと呼ばれる。

 ホシゴイは一年中身近にいる留鳥だが、成鳥のゴイサギと共に昼間は木陰やササ藪のようなところで休んでいることが多いし、夜行性の鳥なので目につくことが比較的少ない。しかし、このように昼間活動していることもあり、この個体は練習の成果があってか、ドンコ(写真)を次々と捕え、飛び込んできたトノサマガエルまで瞬時の内に捕えて、おいしそうに食べた。

 ホシゴイは嘴の先は黒いが根元は黄色、成長するに従って黄色の部分が狭くなり成鳥になると真っ黒になる。羽も腰のあたりが褐色から青黒色に徐々に変化し、目も虹彩部分の黄色が次第に赤く変わっていく。足の黄色は成長しても黄色だが、この幼鳥は濃い緑黄色をしていた。

(2009年8月30日記) 

野鳥観察の楽しみ

農業が日本を救う 2009年09月

縄文塾塾長 中村 忠之

縄文塾  

財部 誠一著  PHP研究所

 いささか皮肉っぽい、逆説的なタイトルだが、副題には「こうすれば21世紀最大の成長産業になる」とある。問題はこの「こうすれば…」が、一筋縄でいかないところが日本農業の泣き所だと言えるだろう。
 シンクタンク「東京財団」の上級研究員である山下一仁氏の指摘によれば、「(2007年度)全農家299万戸の総生産額が8兆2000億円で、パナソニック1社の2008年2月期9兆700億円に及ばない上、同社の従業員31万人と比較すれば、日本の農業がいかに非効率かがわかる」
という。しかもこれだけの農家数で農業に取り組みながら、食糧自給率が40%以下という数字を示していること自体、長年に亘ってコメ本位という「モノカルチャー」を継続してきた日本の農政がいかに劣悪なものであったか、しかもそうした農政を支えてきたのが農協であるというのが著者の指摘である。
 戦後GHQの命令で地主が追放され、小作農がすべて自作農に変身した。昔から農村で自作農の田畑相続は長男だけになされ、次男以下は婿養子になるか、小作農となるか、都市に出て奉公人になるかしていた。
 これは少ない田畑を分けることを「田分け=たわけ」と言って避けた知恵だった。それをいくら占領軍に押し付けられたとはいえ、農村改革の美名の元に、なんの疑いもなく「国策的たわけ」を断行したツケが今大きくのし掛かっていることになる。
 それが戦後の復興期を過ぎて高度成長時代に突入した1965年頃から、都市部の工業地帯からの求人に応じて、数多くの農家の若者が、狭小な農地から上がる少ない収入と過酷な労働を嫌って、「中学生という金の卵」と呼ばれた人手ブームに乗って都市部に殺到したのである。
   
   ♪ ああ上野駅 ♪
 ♪ どこか故郷の 香りを乗せて
   入る列車の 懐かしさ~
 すでにその頃から日本農業の衰退は始まっていたことになる。そして現在では「専業農家」と呼ばれる農家戸数が、実に1割を割っているという憂うべき現況にあるのだ。
 現在自民も民主も、農業施策として補助金制度を全面に打ち出しているが、農地法で禁じられている耕作放棄地も放置地主もそのまま放置されており、彼らすら農家としてたとえば「減反農家」として補助金対象となっている。
 またかつての農地を転用して進出した企業に勤務する兼業農家も、当然補助金を受けられるし、自分の農地をそうした企業に売った農家は、当然多額の売却費を得て、豪邸を建てて優雅な生活を送っている。
 逆に専業農家が、土地の貸し出しや売却を求めてもそれに応じず、大型小売業や工場、あるいは産廃施設として売れることを待っているのが今の農村の姿だと指摘する。
 著者によれば、こうした不合理・不条理を改善するためには、「ザル法」になっている現行法を忠実に守るだけでまずは充分だという。それが出来ぬようではまさんいこの国の未来は暗い。
 その反面、新たに農業に参入したいという個人や企業には厚い拒否の壁が立ちふさがる。またなんとか参入を果たしたとしても、それまでの企業経営と農業とのギャップで、挫折したケースも数多いと指摘する。逆に成功した事例を挙げてはいるが……。
 
 また著者によれば、本著の執筆に当たって各地の農村を取材し、農協にもインタヴューを試みたが、各地であからさまな妨害と、取材拒否の連続であったという。
 たとえば、ミカン(蜜柑)の某産地では、規格外の小玉はすべて廃棄処分とされ、「小玉排除の幕まであるらしいのだが、取材前には撤去されたり、事前に変な取材には応じないように伝えられたケースまであったという。
 実際には小玉の方が美味しいらしいのだが、農協を通じて出荷する場合、出荷を断られると手の打ちようがないという。ここにも、既存の流通システムに依存し切っている、農協の硬直姿勢が見て取れる。
 最後にタイトルの「日本を救う農業」としては、
1.農地管理のデータベース化
2.民間型農協の出現
3.新規参入の壁排除
4.素晴らしい農作物の海外輸出
などなどを提案しているのだが、ただその前提として絶対に不可欠なのは、昨今日本中に充満している「物貰い根性」からの脱却ではなかろうか。
 ここでは「書評」に名を借りて、日頃からの思いを吐露した部分も多いことをお伝えしておく。

感銘の一冊

オリジナルワーキング 独創的仕事人のセオリー 2009年09月

高橋宣行 著 株式会社ディスカバー・トゥエンティーワン 発行 

 クリエイティブな仕事をするために、本書では、「知る・想う・創る・動く」というセオリーを提唱している。
 社会のこと、客のこと、競合先のこと、その他何でも「知る」
 高い志をもって、大きな夢を「想う」。
 自らの想いをわかりやすくかたちにする。「創る」。
 相手との絆を永続させ、深化させるように「動く」。
 著者は、かつて博報堂に勤め、現在フリーのアドバイザーをされているということ。広告を作ろうと考えている人たちにとってとても有意義な本に違いない。
 広告会社に勤めているわけではないが、この「タニシインフォメーション/舟入散歩」を担当している私にとって、本書で述べられていることは、大いに参考になる。というよりも、その仕事中、いつも考えてはいるが、漠然としていたことを明確な言葉で語ってくれたという感じだろうか。
 独創的な発想は、感性を磨くことから始まる。著者が勤めていた会社では、その方法として、社員にデパートの地下から屋上まで見て回るということを課していたそうだ。様々な人の気持ちを理解できてこそ、人の心に突き刺さる仕事ができると筆者は言う。
 ライオン、サントリー、ユニクロ、ソニー、スターバックス、新潮社…、その他の、企画に携わっている方々がどういうストーリーを作り出そうとし、実際に作り出してきたか。その事例が、「知る・想う・創る・動く」という項目にそって、わかりやすく紹介されている。
 また、本文中の重要箇所や、見開きの右ページは手書きのデザインを採用し、見た目も楽しく、独創的な本だ。

(哉)

今月の気になる本

ショーシャンクの空に 2009年09月

【監督】フランク・ダラボン
【出演】ティム・ロビンス モーガン・フリーマン

 真面目に生きてきた主人公、アンディが身に覚えのない罪で刑務所に服役させられる。その過酷な運命と闘いながらも希望を捨てず最後には脱走をはかる。刑務所内部の様々な裏事情と、人の心の奥底に潜む残酷さが浮き彫りにされ、凄くリアリティがあった。その中でも親友のような関係を築けた囚人との出会いがあったり、刑務所内の環境改善に取り組んだ事で他囚人からの信頼を高めていく。
 そして遂に大嵐の日に下水管に潜り込んでまで得た自由。
 この主人公は周辺の人々に勇気と希望を与え、仲間を励まし、常に考え、最後まで希望を捨てない。その強さに私は深く感動した。これまでの人生の中で一番良かったと思える作品である。
 ラストにアンディが得た自由を現すような海のシーンはとても壮大に見え、今でも鮮明に思い出される。 

 (B)

キネマ見ましょか

社員のひとこと 2009年09月

八月の盆休みが終わったのに、9月にも大型連休があって、何だか不思議です。 (K)

とても遅い梅雨明けでした。水不足には困らなさそう…?(山本)

高校球児の夢を追いかける白熱の試合!!夢に向かって挑戦できる舞台に立とう!! (Q)

最近、実家に帰りました。チワワが2匹いるので癒されます。(ヨシ) 

今年は裏山や石垣の間に多くのタカサゴユリが自生しています。今まで見たことないくらい。(^0^) (お)

13日(日)、ALSOKホールにてミュージカル「オペラ座の怪人」に出演します。見に来てね(*~▽~)ノ (伸)

マチャのコンサートに行きました。もう~最高でした!!!…(モン)

新しい季節になってから友達に会うのが楽しみです。 (幸)

二部式浴衣を買いました。 (哉)

スカラ座さん、長い間ありがとうございました。 (北)

健康診断で久しぶりにマンモをしました。超痛かった〜。 (千)

大人になりかけてたんですがまた子供に戻ります。ありがとうございました!(尚)

洗濯機が回っているのを見るのが好きです。 (朝)

出会いと別れの季節になりました。お元気で。 (B)

制作の部屋の席替えをしました。ちょっと目の前の景色が変って楽しいです。 (高)

映画「ココ・シャネル」を観た。自分の価値観に絶対の自信を持ち女性の生き方に新しいスタイルを提案していく彼女、改めてスゴイ!と思った。(秀)

社員のひとこと

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