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今月の写真 2010年01月

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【キチョウ】暖かい秋の日、山の中腹の道端にいた。 
(2009.09.26 東広島市で撮影)
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫

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今月の言葉(1) 2010年01月

「虚礼」と「礼節」
―日本人の品格を考える―
 

            ―風彦 

 新年を迎えた。人さまざまな賀詞が届く。それに目を通すのは、元日の朝の楽しみなひとときでもある。干支の寅の象形文字、絵入りのもの、家族との団欒の写真、詩文…。能筆を誇示したもの、お決まりの定番の賀状…。
 バラエティの“作品”には、それぞれの人柄や人生観を感じる。
 最近は若者の活字離れのせいか、携帯電話での賀詞交換が目立つという。そのためか年賀はがきも昨年度より約5億少ない36億4千280万枚(最高の発行枚数は平成15年度の44億6千万枚)。が、パソコンによる手作りの賀状もふえてきた。書店にも「年賀はがき」特集の出版物が昨年の十月ごろから氾濫していた。バブルがはじけた頃には、虚礼廃止論が高まった。
 賀状を「虚礼」とみなすか「礼節」とみなすかは、差出人と受け取る側の心情による。「虚礼」とは誠意のないうわべだけの礼儀(広辞苑)。このあしき「虚礼」は、年賀にとどまらず、日本の社会通念でもある。
 「礼節」とは貴人に対して礼を行う作法、礼儀のきまり。礼儀の節度。『衣食足りて礼節を知る』(広辞苑)。その社会の秩序を保つための礼儀作法や節度(新明解国語辞典)。
 共通することは、「礼」である。1社会の秩序を保つための生活規範 2敬意を表すこと、その動作 3謝意をあらわすこと。またそのために贈る金品。慣用例には、礼煩わしければ、則(すなわち)乱れる―とある。広辞苑から学んだ解釈であるが、私はそこに改めて、日本人の“複合的な品格”を感じた。
 「衣食足りて礼節を知る」―。飢餓時代の敗戦後の日本人。その後社会の安定で立ち直った日本人。しかし、今日「衣食足りて飽食」の時代になり、「礼節」を失った。そればかりか、あしき「礼節」の解釈から、“汚職・贈収賄”にまで発展…。昨今、「品格」物の出版物がベストセラーになったのも、こうした日本人への警鐘であろう。
 「国家の品格」の著者・藤原正彦氏は「日本は金銭至上主義の国々とは一線を画すこと。市場原理主義は日本の精神性の土壌をずたずたにしてきた。かって駐日フランス大使を務めた詩人・ポール・クローデルは『日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でどうしても残って欲しい民族をあげるとしたら、それは日本人だ』と。日本人一人一人が美しい情緒と形を身につけ、品格ある国家を保つことは日本人として生まれた真の意味であり、人類への責務」(概略)とまで強調した。
 新年にあたり「虚礼」と「礼節」を通じて日本人の品格=国家の品格を考えたい。

(風彦)

今月の言葉

雑感(1) 2010年01月

代表取締役 田河内秀子


 新年明けましておめでとうございます。
 新年に当たって手帳に向かっていると、いろいろな事を思い出す。二〇〇四年から手帳をつけ始めたのだが、最初の一年は一ヶ月の内、書き込みがあるのは数日のみ。二〇〇五年は三分の一くらいの書き込み。二〇〇六年からは殆どの日に何かしらの書き込みが入っている。それは仕事上の予定だけではなく、いろいろな研修であったり、所属している会の会議であったり、プライベートの集まりであったり、と多岐に渡っているのだが、そうなるのはあるきっかけがあった。
 物忘れの激しい私は、しょっちゅう約束を忘れたり、締め切りのある仕事が出来なかったりと、とても困っていた。ある人に相談すると、「何でもかんでも手帳に書くといいよ」と言われ、自社で発行はしたが殆ど自分では使っていなかった手帳を使い始めた。最初は書いたり書かなかったりだった。しかし、徐々に何でも書き込むようになり、それでも、たまに見るのを忘れ、周囲に迷惑をかけたりしながら今に至っているのだが、五年前と比較すると、格段に忘れることは減り、仕事力は向上しているのではと自負している。しかも、スケジュール部分が文字で埋まってくるようになると、せっかくの空いている日も何かしら用事が入ってきて、どんどん忙しくなってくるのは、いったいどういうことだろう? 手帳がいろいろな仕事を呼び込んでくるような錯覚さえ覚える。
 さて、今年は新たにビジネス用の手帳を開発して販売している。スケジュール部分は自分が使いやすい仕様にし、カバーは特許でもとりたいくらい気に入っている三分割型にした。読書リストも一年間に一〇〇冊書名を書けるようにしているので、精力的に本も読める。経営者には欠かせない経営指針作りフォーマットも入っている欲ばりな内容だ。
 ちょっと大げさかもしれないが、最近は、手帳を制する者、仕事を制し、人生も制するのではないかとまで思いだした。手帳を使いこなし、この一年を悔いのないものにしたい。

雑感

身近な野鳥 「よく目立つホオジロガモ」 2010年01月

野鳥観察の楽しみ(八十八)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真はホオジロガモ(‘09.12.7.東広島市黒瀬町)〔Nikon D300, Nikkor ED,AF-S 600mm,1:4DⅡ, 1/160秒,f/6.3,ISO400,トリミング〕

 

 黒瀬町にホオジロガモが来ているとの情報を得て11月2日早速行ってみる。そこは、1.5haくらいの広さの池で、周りは林に囲まれ、西側は樹木が伐採され、丘のように見える。向こう岸には入り江が三つもあり、その真ん中の入り江の一番奥の方にそのカモはいた。ホオジロカモは白と黒の模様をしていてよく目立つ姿なので直ぐに見つけることが出来た。

 ホオジロガモはえさを採るでもなく、じっとこちらを注目している。傍に居るカイツブリはせっせと潜り、餌をとっている。ホオジロガモよりも、もっと奥にいたオシドリの番(つがい)はさらに奥の方でこちらからは見えない場所にゆっくりと姿を消した。

 ホオジロガモは真っ黒い嘴と真っ黒い顔や頭をしていて、頬に丸くて白い模様がある。背中の中央部は真っ黒であるが脇腹に向けては白地に黒のストライブが斜めに入り洗練されたデザインである。脇から腹、首から腹にかけては純白である。目は金色をしていて、全体の姿は気品があり美しい。

 それから二日後に訪れた時には、池の中央部東よりの水面にいて、かなり近いところであったが、慌てて撮影の準備をしている間に、最も遠いところまで逃げられたしまった。三度目は予め撮影の準備をして訪れ、やっと上の写真を撮ることが出来たが、もっと近づいて欲しかった。一羽で居るので警戒心が強いのか、本来持ち合わせた性質なのか知らないが、このまま来春まで居ついてくれれば良いがと願っている。

(2009年12月14日記) 

野鳥観察の楽しみ

マンゴーと丸坊主―アフリカ自転車5000km! 2010年01月

縄文塾塾長 中村 忠之

縄文塾  

山崎 美緒 

プロローグ:
 著者は大学の後輩である。女性一人でアフリカ大陸を自転車で走破した珍しい経験の持ち主なので、同窓会広島支部総会に際し、来広頂き冒険談を聴かして貰った。
 頭を丸刈りにし、胸にさらしを巻き、男装で冒険に挑んだとのことだったので、さぞかし筋骨隆々な女子プロレスラーを思わす体躯の持ち主だと思っていた。しかし当日お会いすると理知的な顔に均整の取れたスリムなボディーの可愛い乙女であった。
 しかし足が化膿して自転車が漕げなくなった時、現地の医師に麻酔なしで切開手術をうけたり、摂氏53度の砂漠を乗り切り、マラリアに罹ったりもしながら、5千キロを一人で走破したのだから、 やはりただ者ではないと感じた。
 彼女の話がとても面白く、且つ大変に感動したので、早速彼女の著書を求め、一気に読み下した。

 その読後感を下記に纏めた:
 著者は五年前、22歳の時に、自転車により、単身でアフリカのナイロビ(ケニア)から喜望峰(南アフリカ)までの五千キロを三カ月半かけて走破した。
 その冒険旅行記である。
 うら若い女性がたった一人で、アフリカ大陸を五千キロも自転車旅行する!
 屈強な男性でも大変な勇気と体力が必要な冒険を彼女は成し遂げたのだ!
 まさしく前人未到の壮挙である。
 文章は簡潔で、若者らしい表現に満ちている。
 しかし体験した者だけが語れるリアリティに満ち満ちており、深遠な人生哲学の真髄を突く記述がキラリと光る。
 珍しい体験談として面白く読み流すことも出来るが、読者の感性と哲学によって、行間から豊かな泉が湧き出してくる。
 これからの輝く人生を持つ若者には無限の可能性を示唆し、生きる勇気を与えてくれる。
 輝く過去を持つ熟年者にとっては、己の人生哲学を再検証し、更に深めるよすがとなる名著である。
奥中 正之

感銘の一冊

この世界の片隅に 上・中・下 2010年01月

こうの史代 著 株式会社双葉社 発行

「江波の出ている漫画があるんよ」
 その江波在住のKさんが興奮した声で教えてくれた。
 本を開いてみて、うなずいた。第二次世界大戦前、中、そして戦後に少しまたがっているといった時代のお話だが、江波(現在、広島市中区内)から呉市に嫁に行った「すず」という女性が主人公。作者は、話題の漫画『夕凪の街 桜の国』を描かれた方だ。
 上巻の2話目に、子供時代のすずが、草津(現在、広島市西区内)の親戚から江波の自宅に干潟を歩いて帰る様子が描かれている。現在では広大な埋め立て地が広がり、海岸線が沖に出て、さらにコンクリートの護岸で固められ、干潟の景色など望むべくもない。
 また、すずは、海苔を洗ったり干したりする作業を手伝ったりしているのだが、そんな光景も現在は見ることができない。本書を教えてくれたKさんがグッときたわけもわかるような気がした。もちろん私も、グッときた。著者の略歴を見ると、私よりもお若いのに、現在は幻となってしまった情景を見事に再現されており感心した。
 それにしても、登場人物、とりわけ主人公のすずがとても魅力的だ。清純で、まっすぐで、夢見がちな、少女のような若い妻。夫の周作も、おとなしいけれども男らしい性格。ひとつひとつの絵、セリフから、若い夫婦がお互いに相手を想っている気持ちが伝わってくる。すずと周作の出会いは、伏線がきいており、途中まで読んだところで、「なるほど!」と思わず手をうった。
 呉の大空襲や原爆など悲しい出来事に見舞われるが、優しいタッチの絵と、登場人物たちの醸し出すしみじみとした雰囲気に、読むものは救われる思いがするだろう。(哉)

今月の気になる本

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2010年01月

【監督】佐藤祐市
【監督】小池徹平/品川祐

 久々に泣いて笑って清々しい気分になれる映画を見た。まずタイトルからしてインパクトがある。これだけでなんだか過酷で辛い状況が伺える。今この大不況の中、ブラック会社と呼ばれる会社がいくつあるのだろうか?この映画ほどではなくとも、近い状況の中どれだけの人たちが自分の限界に挑戦し、必死に毎日を這い上がっているのか…。
 働かずして暮らせたらなんて誰しも一度は考えるだろう。しかし私達の生活は生きる事こそが、働く事であり、働く人々は戦士と化して毎日、戦場に出て様々な課題に奮闘している。そこは1人ではない、たくさんの仲間達がいる。時には衝突したり、話し合ったりしながら絆を深めている。そして過酷な状況に陥った時こそ皆、自分自身の中で限界を位置づけているのではないだろうか。では限界の先には何があるのか、それを越えた者だけが体験できる、自信と達成感に溢れ成長した自分に出会えるのではないだろうか。(B)

キネマ見ましょか

タニシ君が行く! Re 2010年01月

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タニシ君が行く!

社員のひとこと 2010年01月

1年が経過するのがとても早く感じます。もう少しゆったりすごしたいです。 (K)

お年玉、つい最近までもらう側だったので、あげる側になるとちょっと切ないです。 (山本)

新年に向けて、今年こそ自分の決めた目標は必ず実行する!!(目標はヒミツですが・・・) (Q)

虎党のみなさまおめでとうございます。・・・・・ちなみに僕は鯉党です。(^_^) (お)

毎年、毎年、この時期に誓うのですが・・・・やはり今年も脱メタボ! (伸)

今年の1月は、することがないので困っています。 (幸)

全ての人に公平なのは年のお年玉…年末に大台に乗ります。良いトシを取って来年も頑張ります (モン)

2010年の抱負。男たちの集える秘密基地の建設に着手いたします。 (哉)

大和川の土手で見た初日出。10年代の始まりに君は何思う? (北)

今年は寅年。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の気持ちでがんばろう。 (千)

今年も元気に頑張りま~す。 (朝・笑)

一年の計は元旦にあり。今年も元気に頑張るぞ。 (元)

今年こそはお菓子卒業します! (B)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。今年の夏までに68キロを目指します。 (高)

外食続きで体重がヤバイことに・・・。今年は目標体重をキープ!! 体重量るたびに手帳につけよっと。 (秀)

社員のひとこと

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