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マンゴーと丸坊主―アフリカ自転車5000km!

縄文塾塾長 中村 忠之

縄文塾  

山崎 美緒 

プロローグ:
 著者は大学の後輩である。女性一人でアフリカ大陸を自転車で走破した珍しい経験の持ち主なので、同窓会広島支部総会に際し、来広頂き冒険談を聴かして貰った。
 頭を丸刈りにし、胸にさらしを巻き、男装で冒険に挑んだとのことだったので、さぞかし筋骨隆々な女子プロレスラーを思わす体躯の持ち主だと思っていた。しかし当日お会いすると理知的な顔に均整の取れたスリムなボディーの可愛い乙女であった。
 しかし足が化膿して自転車が漕げなくなった時、現地の医師に麻酔なしで切開手術をうけたり、摂氏53度の砂漠を乗り切り、マラリアに罹ったりもしながら、5千キロを一人で走破したのだから、 やはりただ者ではないと感じた。
 彼女の話がとても面白く、且つ大変に感動したので、早速彼女の著書を求め、一気に読み下した。

 その読後感を下記に纏めた:
 著者は五年前、22歳の時に、自転車により、単身でアフリカのナイロビ(ケニア)から喜望峰(南アフリカ)までの五千キロを三カ月半かけて走破した。
 その冒険旅行記である。
 うら若い女性がたった一人で、アフリカ大陸を五千キロも自転車旅行する!
 屈強な男性でも大変な勇気と体力が必要な冒険を彼女は成し遂げたのだ!
 まさしく前人未到の壮挙である。
 文章は簡潔で、若者らしい表現に満ちている。
 しかし体験した者だけが語れるリアリティに満ち満ちており、深遠な人生哲学の真髄を突く記述がキラリと光る。
 珍しい体験談として面白く読み流すことも出来るが、読者の感性と哲学によって、行間から豊かな泉が湧き出してくる。
 これからの輝く人生を持つ若者には無限の可能性を示唆し、生きる勇気を与えてくれる。
 輝く過去を持つ熟年者にとっては、己の人生哲学を再検証し、更に深めるよすがとなる名著である。
奥中 正之

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2010年01月08日 09:45に投稿されたエントリーのページです。

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