代表取締役 田河内秀子
年末に買っていただいたケア手帳に一部ミスが見つかり、そのミス分の手帳を購入していただいたお客様に差し替え分を届けに行った。全国にお客様がいらっしゃるので、余りにも遠いところは郵送で勘弁していただくことにして、行ける範囲は行こうと、幹部3人で分担したのだが、行ってみると皆さん驚かれて、とても好意的に受け止めて下さった。
私の受け持ち範囲は、広島から西で、山口・北九州・福岡・佐賀で合計8件、宮崎・鹿児島・熊本の5件は5月に済ませていたので、今回は車で行った。ナビなしで、ネットで地図をプリントし、途中道に迷うと、コンビニで尋ねながら行ったのだが、尋ねた人はみんな親切で、トイレはきれいだし、コンビニの有難さを改めて感じた。
最初は2日で全部回る予定だったのだが、出発が遅れてしまい1日目は1件のみ済ませ小倉に宿を取った。翌日、北九州のお客様に寄り、福岡の4件を回った頃には夕方になったので、もう1泊し、佐賀に行くことにした。
さて佐賀は伊万里に行くので、パーキングの売店の方に、どこで泊まるのが一番便利か聞いていると、近くで食事をしていた同じ年代の女性に、「今から武雄温泉に行くから一緒にどう?」と声をかけられた。彼女は有田に実家があり、92歳の母親がひとり暮らしなので、住まいの福岡から週2回通っているとのことで、有田に帰る途中、いつも武雄温泉でお風呂に入るのだそうだ。この武雄温泉の泉質が素晴らしいし、宿も安いし、武雄から伊万里は30分の距離との事で、ご一緒させてもらうことにした。まことお風呂は最高だった。明治9年に建立されたという天井の高いレトロな雰囲気の元湯、千三百年の昔から日本の名湯として多くの人に親しまれているというツルツルした泉質、お風呂で世間話をし、又、ご縁があったらどこかで会いましょうと分かれた。
翌日は伊万里で用事を済ませ、唐津に出て、西九州自動車道、福岡都市高速、九州自動車道、山陽自動車道と高速道路をひた走り、夕方広島に到着。走行1000キロ以上の一人旅は無事終了。届けた先のお客様もコンビニの店員さんも、そしてお風呂と宿を世話して下さった見ず知らずの女性、疲れはしたが人間っていいなと感じた素敵な3日間だった。