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身近な野鳥 「通過途中のエゾビタキ」

野鳥観察の楽しみ(九十八)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
  1011ezobitaki.jpg   
写真はエゾビタキ、(‘10.10.14.東広島市西条町)〔Nikon D300, Nikkor ED,AF-S 600mm,1:4DⅡ, 1/500秒,f/7.1(+0.7), ISO400,トリミング〕。

 

 今年はエゾビタキに何度もあった。エゾビタキはこの地では秋にだけ見られる旅鳥なので、すぐに通過してしまい、比較的目に止まる機会が少ない野鳥だ。そのためか、今までゆっくり写真を撮るチャンスに恵まれなかった。今月3日、会の行事で市内の鏡山に登った時も、頂上で直ぐ真近で見ることが出来たが、写真は撮れなかった。

 その10日後、構内の野鳥調査をした時も、何度も会ったが200mmのズームレンズしか持っていなくて残念な思いをした。早速、次の日も居てくれることを願って同じ場所を訪れると、エゾビタキは林の中から運動場の傍の桜並木の地面に降りてきて、餌を啄むと、さっと逃げ、林の中の枝に止まった(写真)。

 エゾビタキはスズメくらいの大きさだが、枝に止まる角度がスズメより立っているので、よりスマートに見える。頭から背中、尾の先まで黒色がかった褐色。胸は白地に黒褐色の縦斑があり、下腹は白い。ヒタキの類は皆そうだが、黒くて円らな瞳が他の小鳥類より大きくて愛らしい。

 今年の夏は猛暑が続き10月中旬にも拘わらず夏のような日が続いた。渡り鳥や旅鳥はどうして正確な渡りの時期を知るのだろうか、このような異常気象の年には影響はないのだろうか。暖かいと言って油断せず、例年通り渡って行ったこのエゾビタキは、下旬に一気に訪れた真冬のような寒さに会うことなく、南に飛び去ったものと思われる。

(2010年10月31日記) 

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2010年11月01日 14:13に投稿されたエントリーのページです。

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