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今月の写真 2011年03月

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オオクモヘリカメムシ

 

山道を歩いた帽子に付いて来た。
 
(2011.01.17 東広島市鏡山)
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫

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今月の言葉(3) 2011年03月

「野草天国」

萌ゆる春の摘み草にみる野趣

―風彦

 春は生命の萌ゆるとき、春を待ち望む心情は、万葉集にも詠まれている。巻頭歌の雜歌―雄略天皇の御製歌には―。
 「籠もよ/み籠持ち/掘串もよ/み掘串持ち/この岡に/菜摘ます子/家聞かな…」(後略)がある。
 「石走る/垂水の上の/さわらびの/萌え出づる春に/なりにけるかも」(志貴皇子)
 「明日よりは/春菜摘まむと/標めし野に/昨日も今日も/雪は降るりつつ」(山部赤人)
 しかし、近年は、春草摘みの情景もみられなくなった。それでいて〝七草粥の日”ではスーパーでの野菜売場での七草をパックにした商品が、結構売れている。
 自然環境をふくめ生活風土や食生活の変化が招いたものだろう。
 過日、太田川の堤に散策がてら、つくしをみつけ、つくし摘みに夢中になっているとき、三、四人の女子中学生が声を掛けてきた。
 まず驚いたのは、つくしを知らない子がいたこと。まして家庭でのつくし料理も知らない。草むらでの摘み草を、汚いものだという妙な潔癖感で育っていること。
 植物学とまではいかなくても、小、中学校で野外学習による自然とのふれあいを通して身近な野草の生態を教える必要があろう。
 もう一つ考えるべきは、核家族化でお年寄りとの生活の場がなくなり〝野草の伝承”も希薄になったこともあるだろう。
 ちなみに春の七草は、せり、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
 これをお粥のなかに入れて〝七草粥”として正月七日に食べる(むかしは、旧正月。地方により材料も多少違いがある?)。春の野草にある生命力にあやかり、無病息災を願う風習だともいう。このほかつくし、わらび、ぜんまい、よもぎ、ふき、のかんぞう、うど……食べられる野草は山野に萌える。
 日本列島は四季に恵まれており、植物の分布も多岐にわたる。とりわけ春の植物は、むかしから食用の野草も豊富。一見、雑草のようだが、雑草にもそれぞれ学術名のあることを、生前、昭和天皇はおっしゃった。あらためて植物図鑑をひもとき、春の野草の生態系を。さらに「日本たべもの歳時記」で食べられる野草の知識と知恵を学んだ。
 江戸時代の俳人・一茶にこんな句があった。
 ―おらが世やそこらの草も餅になる。
 戦争中の食料難時代を思い出す。が、時にはどうだろう。
 ―菜を摘みて家族団らん春の野に

(風彦)

今月の言葉

雑感(3) 2011年03月

代表取締役 田河内秀子


 家の近くの市民農園はもう種を蒔くばかりと黒々とした土が畝を作り、日曜日の朝は六十・七十代とおぼしき男性が何人か集まって話をしている姿をよく見かけます
 思い起こせば父も、定年後の六十・七十代は団地の空き地を借りて野菜を作っていました。農家の九男坊だった父は何を作るのも上手で、実家に帰るとたくさんの野菜を土産にもらったものです。母は、四十代に団地に引っ越してからはタバコやパンや切手を扱う小さなお店を始めました。丁度団地の真ん中にあった母のお店は、近所の皆さんから重宝がられ、朝早くから食パンをスライサーで切って袋に入れていた姿を思い出します。子どもたちも駄菓子を買いによく母の店に来ていました。
 両親は、十代の終わりに満州で出会い大恋愛の末終戦後に結婚。結婚に至るまでは父の四年に渡るシベリア抑留生活、母の満州からの逃避行とドラマさながらの物語があったそうで、お酒が入ると、中国語での「夜来香」の歌と共にその頃の話が良く出てきます。ロマンチックで過酷な青春時代だったのでしょう。
 戦後の貧しい時代に私たち姉弟を育て一人前にし、私の子育ての頃は、何かというと母の出番。どんな頼みでもノーと言うことはなく、そのお陰で休まず働き続けることが出来ました。
 最近、四歳の孫と生まれたばかりの孫を見ていて、自分が子育てをしていた頃に両親にどれだけお世話になっていたのか、今更ながら思い出します。
 でも自分が親孝行をする番である昨今は、つい忙しさにかまけ、認知症になってしまった母の世話も、益々頑固になっていく父の世話も、実家の弟夫婦と介護保険に頼りきりです。もう九十歳に手の届くようになった両親の好きなことは歌を歌うことなので、これからは出来るだけ行って、ご飯を一緒に食べ、昔の歌でも一緒に歌おうと思っています。

雑感

身近な野鳥 「尾端の赤いヒレンジャク」 2011年03月

野鳥観察の楽しみ(百二)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真はヒレンジャク、(‘11.01.13.東広島市)〔Nikon D300, Nikkor ED,AF-S 600mm,1:4DⅡ, 1/1000秒,+0.3,f/6.3, ISO400,トリミング〕

 

 先月号で書いたキレンジャクは唯一羽のみ居たのであって、周りは全て尾の先端が緋色であるヒレンジャクであった。ヒレンジャクはキレンジャクとほぼ同じような容姿をしていて、尾の先の色が赤色をしているのが大きな識別のポイントである。

 西日本ではキレンジャクよりヒレンジャクの方がより多く観察されているようだが、それでも私の住んでいる地域では会えるのが稀である。ネズミサシの樹の黒く熟れた実を群がって啄んでいる時などはチリチリチリと小さな声でささやくようにおしゃべりをしていた。

 ヒレンジャクの特徴は冒頭に述べたが、大きさはキレンジャクよりほんの少し小さい。羽の中間付近(次列風切り先端)の赤くて、ろう状の液滴形をした部分(これがレンジャク類の英名Waxwingの由来となった。)がキレンジャクにはあるがヒレンジャクにはない。

 キレンジャクを含むこのヒレンジャクの群れは4日後までは時々この鏡山公園に姿を現わしていたが、その後は何処へ行ったのか居なくなった。その後、豊栄町にも現れたとの情報が寄せられたが、同じ群れであったかどうかは不明である。

(2011年2月27日記) 

野鳥観察の楽しみ

「小説 男たちの大和」と「残念な努力」 2011年03月

小説 男たちの大和

辺見じゅん/ 角川春樹事務所 発行

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 この本は日々の生活に感謝しようと思わせるような内容でした。青年達が仕方なしに戦争に行かなければならないという過酷な人生の中で、一生懸命生きるために戦う想いが書いてありました。
 この大和は援軍なしの単身で敵地に乗り込み、死ぬことはわかっているが、それでも生きるために敵地にむかうという、本当に心が痛む内容でした。
 何気ない毎日ではありますが、この毎日にとても感謝をさせてもらった本でした。(G)

 

残念な努力

美崎 栄一郎/ 青志社 発行

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 出張先の本屋で表紙買いをしてしまいました。いろんなビジネス書が置いてある中で、この本の表紙がやけに目を引いたのです。
 この本には自分でも無自覚なうちにやっている「変な(残念な)努力」がテーマごとに列挙されています。例えば、ノートを余白なく使う努力、会議の内容を時系列に仔細漏らさず全部メモする努力、待ち合わせの時間五分前になって三十分遅れる旨を伝える努力、などなど、書かれてある中でも思い当たる行動がいくつも出てきて笑ってしまいます。自分は何て残念な人なのだろうと。
 これを一笑に付し、物笑いの種にするというのであれば大して面白くもない内容の本ですが、そこに著者独特の解釈から導かれる、よりよい生き方、努力の仕方のヒントがユーモアとともに織り込まれており、知らず知らずページをめくってしまいます。自分が「残念な人」と思う人も、そうでない人も是非一読してみて下さい。(高)

今月の気になる本

英国王のスピーチ 2011年03月

【監督】トム・フーパー
【出演】コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ 

 実話からの映画化。後のジョージ6世はスピーチが大の苦手。吃音というハンディキャップがあったのだ。夫人の勧めで会ったオーストラリア人の言語治療士は変わり者で自分を王族とも思わないフランクな態度に腹をたてつつもそのユニークな治療に従ってゆく。それはつらかった子供時代の記憶を癒すプロセスでもあった。しかし最大の試練が。後継者であった兄が王位を放棄、国を代表する「声」の役目を自分が行わなければならない…!! 王室のファンでもなくイギリス好きな人間でもないので敬遠する題材ですが、見てみると目からウロコ。歴史物にありがちな固さがなくたまたま「王」という仕事につく羽目になったネガティヴな男の成長記に仕立ててあるところが素敵です。当時最先端のメディアであったラジオの舞台裏でのクライマックス、おかしさと感動がないまぜになった展開は巧い!の一言。前作ではゲイの大学教授を好演したコリン・ファースの品のある演技と芸達者なジェフリー・ラッシュがオスカー候補なのも納得ですが、個人的には夫人役のヘレナ・ボナム=カーターが◎。ティム・バートン映画のエキセントリックなキャラとは違ったクラシックな味わいが良いです。(neo)

キネマ見ましょか

タニシ君が行く! Re 2011年03月

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タニシ君が行く!

社員のひとこと 2011年03月

情報技術検定受かりました~\(^0^)/(3級) (S4)

少し暖かくなって来た気がします。久しぶりに車で遠出がしたくなりました。 (G)

名刺に付けている初心者マークも後1ヶ月で外れます。一人前になれるかな? (サン)

マツダ駅伝でアンカーを走ることになりました。やるっきゃない! (デミ)

とうとう充電が切れました。車のね…(*_*) (お)

バレンタインのせいで体重が…私は女性なのに、なぜ??? (Q)

立て続けに八丁座に行ってます。幸せ。 (S)

今年は花粉が多いらしいので花粉症の人は大変だろうなと思います。 (K)

バレンタインのせいで2ヶ月はチョコが買えなかったのでたくさん食べる。 (山本)

ツイッターにはまっています。140文字以内で書く癖がつきました。 (哉)

部屋を大片付け、心もお部屋もスッキリです! (B)

最近雨が多いですね。春雨サラダが食べたくなりました。 (元)

半年ぶりにストレートをかけました。朝、髪の手入れの楽な事(^v^) (モン)

音楽を聞いてる時にやたらと幸せを感じます。  (尚)

PAGE2011行ってきました。印刷業界も様変わりしてきてます。  (高)

息子に勧められて「もしドラ」を読みました。次は「マネジメント」を読もうかな? (千)

時には、何もしないで待つことも必要ではないか。 (北)

今年も花粉の季節がやって来た! なんでも昨年の3~6倍らしい・・・憂鬱だ。 (伸)

何となく心おどる季節! 今年は孫とつくしを摘みに行こう。 (秀)

社員のひとこと

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