野鳥観察の楽しみ(百四)
東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
▲写真はノビタキ♂、(‘11.04.10.東広島市八本松町)〔Nikon D300, Nikkor VR 80-400mm,F/4.5-5.6D, 1/1000秒,f/6.3, +1.7,ISO400,トリミング〕
「ノビタキがいるよ。」 と帰省していた息子が声を掛けてくれた。自宅近くの黒瀬川の土手に植えられた桜が今年初めて花を付けた。その枝にいる。すぐに飛び立ちフライングキャッチしては近くの枝に舞い戻ってくる。
ノビタキはこの地では旅鳥として通過途中に見られるだけで、直ぐに姿を消してしまう。それも今までは秋の渡りにしか巡り合っていない。春の渡りの時期に頭から背中が真っ黒になった立派な雄に会いたいとかねてから思っていた。
ノビタキはスズメくらいの大きさで、目が大きくてかわいい野鳥だ。雄の夏羽は首から上、背面が真っ黒で、白い大きな斑紋が良く目立つ。胸から腹にかけて、淡い黄褐色、下腹部から尾筒下面は白い。雄の冬羽は雌とよく似ていて、頭から背面が茶褐色、下面は淡い黄褐色をしている。
とっさに持ち出したのが手持ちの400mmズームレンズ、思ったよりも近づけず。撮った写真は手ぶれか解像度不足、大きい真っ黒い目は真っ黒い顔に埋まりはっきり輪郭が見えない。願ってもない背景の中のノビタキに申し訳ない。
(2011年5月1日記)