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身近な野鳥 「鶴に見間違えられるアオサギ」

野鳥観察の楽しみ(百七)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真はアオサギ、(‘11.03.16.東広島市西条町)〔Nikon D300, Nikkor ED AF VR 80-400mm,F/4.5-5.6D, 1/500秒,f/6.3, ISO400,トリミング〕

 

 昨年、梅雨の終わり頃、「裏山に鶴が来ているので、見てほしい。」と電話が入った。多分アオサギではないかと思い問いただすと、「頭が灰色で首が長い。夕方になると山に帰って行く。」とのこと。飛んでいる時首を真っすぐに伸ばしているか、折り曲げていないか聞いても、そこのところは良く見ていないと言う。

 このような電話はこの25年間で3度も経験している。その都度現地を訪れ首を折り曲げて飛んでいるアオサギを確認している。しかし、今回は2度も足を運んだが、姿を見ることができなかった。中国地方にやってくる鶴は冬鳥で夏には普通いないことを説明して納得してもらった。

 アオサギは単独で山に巣を掛けることもあるが、ダイサギ、チュウサギ、コサギそれにアマサギが集団でコロニーを作り営巣している傍で、巣を掛けていることが多い。また、別の場所で数個の番(つがい)が集団でそれぞれ巣を掛けていることもあり、同じ木の上下を同時に利用している事もある。

 アオサギは日本のサギでは最も大きい。背面が蒼灰色で、長い首と長い足は確かに鶴に似ている。しかし、後頭部に垂れさがる黒色の冠羽がある。また首には黒色の縦斑が数本あり、ツル類と識別出来る。アオサギは海岸から川の上流、田んぼ、池の傍に年中いて水辺の鳥としてなじみ深いが、夕方頭上を飛び山や森に入っていく姿を見ると鶴ではないかと思われるらしい。

(2011年7月30日記)

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2011年08月01日 13:31に投稿されたエントリーのページです。

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