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今月の写真(9) 2012年09月

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コマツナギ

 

茎が強く、馬の手綱をつないだと言う。
 
(2012.7.21東広島市河内町小田)
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫

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今月の言葉(9) 2012年09月

「老いを知り老いに生きる」

― 敬老精神のなかの生き方 ―

 九月はお年寄りを敬う月である。ことしは十七日が「敬老の日」。1966年6月25日に「国民の祝日」として制定されたが、祝日と日曜日の連休にするために今年はこの日になった。
 まずお年寄りをめぐる三つの話から。
 ある日、広島の繁華街のSデパート地階にある評判のうどん屋でのこと。白髪の男性の客が素うどんを食べ終わったあと入れ歯を湯飲み茶碗に入れて嗽をはじめた。
 昼時でお客は席順を待っている。そんなことお構いなし。サラリーマン風の若い人はいらいらしながら顔をしかめている。店員もあからさまに嫌な顔―。それでいて声を掛けかねている。十分近くになってやっと白髪の客は席を立った。しかも後ろにいる客を睨むような顔。そんな光景をみて、同じ世代の私は無性に腹立ちを覚えた。これ本当の話。
 これは知人から聞いた話。JR広島駅芸備線ホームで帰宅のため並んでいると、後ろの方から「おじいちゃん」「おじいちゃん」と何度も子供の声…。あまりにもうるさいので振り向いたら自分の孫だったという。「じいちゃんと言われる年じゃないのに…。はずかしかったよ。」
 その知人は二年後に介護ホームへ―。
 つい先日、書店で黒井千次さんの「老いのかたち」(中公新書)の本を見つけた。立ち読みした一文が目に止まった。
 電車の中で若い母親に抱きかかえられた男の幼児と“目と目の会話”を楽しんでいたら、その気配に気づいた母親は微笑み、その児に「おじいちゃんに挨拶は…」と言った。その言葉にショックを受けたそうだ。(概要)
 この三つの話から「老いの意識」を学んだ。お年寄り―後期高齢者になれば、若者に愛される“郎人”に。
 ある昼下がり―。街なかで偶然、小学校の同級生の女性に会った。何十年ぶりかの再会だった。懐かしさのあまり、「あなたも随分、おばあちゃんになったね」―。と口を滑らした。「なによ、あんただって、ええおじいさんじゃないの」―。
 あらためて自分の年令を痛感した。が、それでもサムエル・ウルマンの「青春とは」の詩を信奉。「歳をとっても心の若さはある」と自負している。
 「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う」(中略)「二十歳であろうと人は老いる。頭(こうべ)を高く上げ希望の波をとらえる限り、八十歳であろうと人は青春にして己(やむ)」―。
黒井千次さんは、昭和七年(1932年)生まれの作家。評論家。芥川賞の選考委員でもあるから、いまなお“青春の気概”をお持ちなのだろう。
 それゆえに「おじいちゃん」と言われたから心に衝撃を受けたのかも。私も同じ昭和一桁生まれだけに、その心情はよくわかる。広島市内のある公民館から高齢者を対象に「人生の生き方について」の講演の依頼があった。私自身、平凡な高齢者だけに多少後ろめたさもあったが、引き受けた。
 話した内容は、うちに引きこもらないで、外出して外の風(社会の風)にふれるように、車いすの人も、庭に連れ出してもらうこと。身近な草花に興味と感動する心をもつこと。外気にふれることで脳の活性化につながる。などなどの話をした。
 日本画家の小倉遊亀さんは、車いす生活のなかで、百歳近くになって庭の椿を観察。再起一番、画筆をとった人もある。何事にも興味(趣味)をもつことは、命に輝きをもたらす。人の寿命には個人差があるけれど、老人は“郎人”として自覚。高齢者社会のために貢献したい。
 私の好きな俳人、森澄雄(故人)の句に
 ―億年のなかの今生実南天―がある。
 実南天のように赤く艶々と今生をいきたい、思いである。生への煩悩だろうか?

(風彦)

今月の言葉

雑感(9) 2012年09月

代表取締役 田河内秀子


 やっと朝晩が涼しくなりました。耳を澄ませば虫の声も聞こえてきます。
 この夏の本当に暑い暑いお盆の最中に、母を特別養護老人ホームから自宅に引き取り、一緒に暮らし始めました。
 母は、一緒に暮らしているのが娘であるとは認識できていないのですが、何となく安心した様子で、よく発していた「恐ろしい」とか「怖い」とか「わからないんよね」という言葉が減ってきました。笑顔も増えその笑顔を見ると、日々の疲れも消えてしまいます。身体は老いても心は幼子のような母との日々は、忙しくはあってもとても充実した時間が過ごせるのではないかと楽しみです。
 さて我が社は、約10年前から介護事業所向けの企画帳票販売に踏み込みましたが、お蔭様で、一般企業様からの印刷受注の落ち込みをカバーし、売り上げを伸ばしてきました。お客様の要望に応える形で、次々と商品開発を続け、通信販売というITインフラを使ったビジネスが時代にあっていたようです。今後は、今まで紙で提供していた複写伝票や冊子のコンテンツをスマートフォンなどタブッレット端末を利用したITメディアに展開し、より時代に合った事業に進化させようとあれこれ知恵を絞っています。
 しかしながら、ITで出来ることと、人間の熱いハートで出来ることは違います。あくまでも人の思いを補完できるようなITでなければ、本末転倒。
 今後の本格的な超高齢化社会を乗り切るために、地域包括ケア(自宅に居ながらにして充分な医療・介護サービスを受けられるシステム)が必要とされていますが、最近よく新聞に取り上げられている、胃ろう等の経管栄養の是非にかかわる話題は、まさに終末期医療さえ病院から在宅への流れのあらわれと言えます。そんな中で今後ITは大きな役割を果たせるのではないでしょうか。
 本来、介護や医療が必要になっても、人生の終末期になっても自宅で過ごしたいと願うのは大多数の人たちの思いです。そんな願いをかなえる為に、我が社の新たな取り組みが生かせていければ、こんなうれしいことはありません。
 母を見ていると、人は家で暮らすのが一番自然なのだとわかります。しかしそれが誰にでも可能になるには、超えるべきハードルは山のようにあります。出来ることから一歩づつ、ですね。
(田河内)

雑感

タニシ君が行く! 2012年09月

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タニシ君が行く!

社員のひとこと 2012年09月

朝夕が涼しくなり、朝のゴミ出しと洗濯干しもなんだかすがすがしい。 (朝)

日焼け止めを塗っても、日々こんがりと焼けていく。恐るべし真夏の太陽。 (aki)

日焼けを怒られる歳になったのですね。昔は元気の証だったのに…。 (M)

盆過ぎてから逆に暑くなった気がします。 (香)

今月は引越し、入籍、結婚式とバタバタと過ぎていきそうです。 (友)

ドクターイエローを見に行ってきました。 (小)

最近、夜が涼しく感じてきました慣れってこわいですね。 (⑨)

少し暑さも減ったような気がしますが日中はまだまだ暑いです。 (G)

平和マラソンに向けて体重を3㎏ぐらい落とせたらいいなー。  (サン)

今月はとっても忙しい月です。いろんな意味で。 (お)

お昼ごはんのおかずに少々、あきてきました。決っして食べたくないのではないのですが… (Q)

断然ねこ派ですが、おおかみは可愛かった。 (S)

まだまだ暑い日が続いているので体調管理に気を付けたいです。 (K)

生ゴミを冷凍するようにしてから小バエを見なくなりました。 (山本)

沖縄に行きました。美ら海水族館まで往復7時間! 見学2時間!! (B)

仕事帰りに野球観戦にいきました、ハマりそう。 (尚)

今年のお盆は、新旧の家の間を何往復したでしょうか? 真っ黒に日焼けし疲れました… (モン)

生まれてはじめての本格的な登山で富士山に登って来ました。すごかった。 (元)

最近では「子はかすがい」から「チョコ(トイプードル)はかすがい」に!! (よし爺)

お月見のシーズンですね。 (高)

慶喜で鱧を食べました。年に一度の贅沢です。 (北)

今年も平和マラソン走ります! 去年の自分に勝てるよう頑張ります!! (伸)

ちっちゃく生まれた孫もスクスクと育ち、甥っ子の結婚も決まり、うれしい秋です (秀)

社員のひとこと

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