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今月の写真(2) 2012年02月

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ウラギンシジミ

 

枯れ葉の裏で越冬中
 
(2011.11.28.東広島市西条町)
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫

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今月の言葉(2) 2012年02月

「布施と愛語」

― 道元禅師の言葉に学ぶ ―

 私は宗教哲学者ではない。が、仏道を求めて生きた人への興味と関心をもっている。
 過日、図書館で立松和平さんの「良寛」(大法輪閣発行)の著書をみつけた。立松さんは、異色の作家で、環境問題にも積極的に取り組みながら、道元禅師についても興味ある作品を残しており、道元思想の信奉者でもあった。
 この二月は、彼の一周忌。私はこの人への思いとともに、「良寛」の著書を通じて道元禅師の「正法眼蔵」を学び、良寛の生きざまを知ることができた。
 布施とは、人に物を施しめぐむこと。僧に施し与える金銭または品物(広辞苑)とあるが、「正法眼蔵」では仏道を極める修行には大切な一つで、むさぼらないこと。世の中にへつらわないこと。さらにお釈迦さまの言葉として、人のために舟を岸につないだり、橋を渡すことも布施の行である。(概要)
 このほか愛語、利行、同時の大切さを説かれていることも書かれている。
 愛語について言えば、今の若者たちは「日本語を大切にすることだろう。」と解釈する人が多いだろう。が、愛語は、「衆生をみるときには、慈愛の心をおこし、慈悲の言葉をかけることである。」と説く。愛語を施せばどんどん広がっていく。愛語の徳行は、怨敵を降伏させ、相争う国王たちを和睦させる。平和な世をつくるのは、愛語を根本とするという。
 立松和平さんは、難しい原典を比較的わかりやすく書いている。
 来月は東日本大地震、津波禍の一周年を迎える。あらためて道元禅師の「正法眼蔵」のもつ本当の言葉を考えたい。
 「布施と愛語」とは、今風に言えば、ボランティア活動に通じるだろう。そしてその活動を通じて「絆」ができる。
 私は以前、詩をつくった。

  人に情けあり
  情けにすがりて
  人の縁をさとる―

 十四、五年、ある席で一筆。するとそばにいたあるお寺の住職が言った。
 「悟るとはちょっと言いすぎだよ。われわれ凡人は、なかなか悟ることは、容易なことではない。この俺だってまだ悟ってないよ」
 たしなめられた。そこで私は―。
 人の縁を知る―と書きあらためた。
 言葉=文字の解釈は、心して使わなければならない。と感じたものである。

(風彦)

今月の言葉

雑感(2) 2012年02月

代表取締役 田河内秀子


 今年は、高校の同窓会幹事の一員として、8月に開催される同窓会の準備に関わることとなった。今回は30年後輩の若者たちと一緒に同窓会を準備する訳だが、およそ30年前にも当番期があり、その時は30年先輩の人たちと一緒だった。自分がどう関わったのか全く覚えていないのだが、その時のプログラムに自社の広告が載っているので、多少は関わりがあったのだろう。
 くしくも昔のプログラムに私達の代表として一文を寄せている友人が、偶然ではあるが今回の同窓会実行委員長なのだ。そのプログラムを見て、当の本人も驚いていた。30年という年月を、彼はいい年の取り方をしてきたのだと思う。
 30年前には今の自分なんてちっとも想像できなかった。30代は仕事も子育ても忙しく毎日毎日が精一杯だったのだ。あっという間の30年間。30年後は93歳。もし聖路加病院の日野原先生のようであれば、歩いて同窓会に出席できるわけだが、う~ん? かなり厳しい!
 企業も30年寿命説があり、現在は35年に延びたという説もあれば20年に縮まったという説もある。いづれにしても30年前後でひとつの節目がくる。我が社は25年で節目がきて、その後の新たな10年が過ぎようとしている。残りの20年、そして次なる30年を想像しながら、毎日の仕事に取り組んでいかなければならないのだろう。
 30年前の我が社の広告コピー「混沌とした時代だからこそ、現代を射抜く若き知性の復権を!」起業して5年足らずの若い会社らしい青臭いコピーではある。

雑感

身近な野鳥 「カラフルなヤマガラ」 2012年02月

野鳥観察の楽しみ(百十三)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
身近な野鳥「カラフルなヤマガラ」
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真はヤマガラ、(‘10.12.05.東広島市西条町)〔Nikon D300, Nikkor ED,AF-S 600mm, 1:4 DⅡ,1/1250秒,f/6.3, ISO400,トリミング〕

 

 ヤマガラは動きながらも「ツツピー、ツーピー。」とゆっくりとしたリズムで鳴く。しかし、動作は機敏で、素速くあちこちへと移動する落ち着きのない野鳥だ。鳴き声から受ける印象とその動きとは全く正反対。良く一緒にいるシジュウカラも同じような歌詞で鳴くが、もっとテンポもよくリズムも早い。それに、ヤマガラは「ジジッ、シーシーシー。」と付け加えてくれるので、シジュウカラの「ジュジュッ、」と区別できる。

 ヤマガラは留鳥なので一年中見ることができる。特に子育ての済んだ夏から冬にかけて、エナガの大群に混じって、共に行動することが多い。この混群の中には大抵シジュウカラやコゲラも数羽ずつ混じっている。このような混群は森や林の中、公園や街路樹の同じ場所に、ほぼ同じ時刻に毎日巡回してくる。

 混群の中でもヤマガラはカラフルで目に付き易い。大きさはスズメくらいで頭と咽喉から胸にかけて真っ黒、少し色の付いた白い(バフ色の)頬。下面は赤褐色で上面は艶のある灰色をしている。足の指先を器用に使って木の実の殻を取り除き食べ、昆虫を指で抑え上手に羽をむしって食べる。この特技は「おみくじ運び」として戦前まで人間のお手伝いをさせられた。

 ヤマガラは身近な野鳥なので、この欄には初めころに登場すべき鳥であるが、私の運動神経より先に動いてしまって、なかなかカメラに収まらない。せっかく良い角度で撮れたと思っても、手振れしているのである。愛くるしい野鳥であるが私にとっては手ごわい相手でもある。

(2012年2月1日記)

野鳥観察の楽しみ

フランスの古い紙 2012年02月

フランスの古い紙

オルネ ド フォイユ(谷 あきら)発行元 ピエ・ブックス

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 Amazonで見つけて購入した本です。内容はタイトルにもあるとおり、昔フランスで使われていたポストカードやラベル等の紙製品を紹介するというものです。
 紙製品は長い年月を経て劣化すると色あせ変色してしまいますが、この本ではそれを「味」として捉えています。現代の紙にはない趣と風合いある紙をたくさん眺めていると、ちょっとしたアンティーク小物を鑑賞している気分になってきます。
 一つ一つのデザイン、レイアウトもとても可愛らしいので、フランスが好きな方、こういった小物が好きな方、またデザイナーの方にもオススメの一冊です。(サン)

今月の気になる本

社員のひとこと 2012年02月

寒いのは嫌いなので、早く適温になってほしいです。 (aki)

お花見、ドライブ、ピクニック…。既に春を待ちわびています。 (M)

本高砂屋の金つばが食べたい。 (香)

寒さ厳しい今日この頃、こたつにみかんははずせません。 (友)

寒くなったので、体調管理に気をつけましょう! (小)

最近、オンラインゲームにはまっています。 (⑨)

将来、一戸建てを買うかマンションを買うか賃貸にするか迷ってます。 (G)

最近家でのデザートを少なくしました。 (サン)

今年も正月に増量しました。少しずつ絞るとしよう・・・(*⌒∇⌒*) (お)

関東方面には、タニタの食堂がオープンした。その食堂さえあれば…と思っている私がいる。 (Q)

毎日部屋の片付けのことばかり考えています。 (S)

今年は一回位はドカッと雪が降ってほしい。 (K)

バレンタインは男がチョコを買いづらいので僕にはつらい時期です。 (山本)

バレンタインデーは愛をお届けします♥ (B)

フェルメールを見に東京へ行きたい。ジブリ美術館も見てみたい。 (尚)

帰宅してから就寝までの時間が増え(+2時間余)、有効に使わないとと思いつつ。。。 (モン)

ホワイトチョコが好きです。 (元)

油そばおいしかった。 (高)

年の初めから息子が肉離れになりました。健康には気をつけましょう。 (千)

緊張と開放感。2月は厳しくなりそうです。 (北)

舞台本番間近! 今年広島で1番観る価値がある芝居かも? 終わったらちょっとだけのんびりしよう (伸)

孫がもう1歳。こんなに早く大きくなるなんて! もっとゆっくり大きくなって~ (秀)

社員のひとこと

今月の写真(1) 2012年01月

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ウスキツバメエダシャク

 

この姿で越冬するのだろうか?
 
(2011.11.28.東広島市西条町)
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫

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今月の言葉(1) 2012年01月

「花のメッセージ」

― 花言葉から学ぶもの ―

 ことしもN弁護士さんのK夫人から、美しい水彩画の「花のカレンダー」を頂いた。机の前の壁に飾り、心を癒す。玄人はだしの画才にいつも敬服している。
 新年のカレンダーは、人それぞれの好みがある。この人の作品は、B4版大のもので、描かれた花に詩情がある。過日読んだ「366日 誕生花の本」(滝井康勝著=三五館、発行)の序文にあった一文が気に入った。
 「花々は人間にいろいろなことを発信しています。そして花たちの生き方が人々にいろいろな生きる喜びをもたらしてくれるのです。その嬉しいメッセージをあなたも受信してみませんか」
 滝井康勝さんは、花の研究家で知られており、世界各地の“花の巡礼”中とのこと。
 俳人・森澄雄夫人、アキコさんの遺句を思い出した。
 「花はみないのちの糧となりにけり」
平凡な句ながらこの人の、花と主人との花への思いを知ったものだ。(お二人とも故人)
 花のカレンダーを見ると、滝井康勝さんの花言葉と人生への“指針”に魅かれる。花への慈しむ心は、自然の恵みに感謝することになり、それが人への愛、理解につながる。世の中は、ことしも混迷、不透明な時代が続くだろう。そんな時にけなげに生きる花の力=生命力=に学んではどうだろう。
 海からの風雪に耐えて咲く水仙、歩道の割れ目から可憐に咲くスミレ草、落花してもなお咲こうとするかのような椿、雪、冷雨にもめげずに咲く梅、桜ー。野に咲くもの、ビニールハウスの園芸用の花だって、それぞれの環境の中で精いっぱいに生きている。
 そして花は、花なりに、その花にふさわしいメッセージを発信している。
 私たち人間もそれぞれ違った環境の中で、くじけないで、精一杯に生きよう。
 花言葉の本には、多少違う表現内容はあるが、言葉の意味は、共通している。国際的な俳人・宇咲冬男さんは、薔薇の花は、棘の間に咲く。薔薇の棘は苦しみ、つらさの象徴。そのくるしみ、つらさの中から美しい花が咲くといった。そして、ドイツ・バートナウハイム市の薔薇博物館長、キューブラ女史の詠んだ句を披露した。(彼女はドイツの俳人)
 「棘の間に薔薇麗しく棲む不思議」
 ドイツ人的な感覚を評価したそうだ。
 広島の平和公園の一角にある小さな薔薇園は広島の復興を願ってのものだったに違いない。
 ちなみに薔薇の花言葉は「美の象徴」「平和の象徴」である。
 私は想う。昨年三月の地震、津波の復興を願う花こそ、薔薇がふさわしいのではー。廃墟と化した三陸の地域に薔薇の花が咲く日を祈りたい。

(風彦)

今月の言葉

雑感(1) 2012年01月

代表取締役 田河内秀子


 新年のお喜びを申し上げます。

 平年ならば明るい希望に満ちた年初になるはずなのに、今年はどうもそういうわけにはいかない。3月の原発事故以来、いかに政府が事態は収束に向かっていると言っても、誰も信じていないのは自明の事。山も田畑も街も海もどれだけ放射能に汚染されているのか小出しにニュースで報道され、日本各地では地震が頻発している状況で、誰しも胸の奥底に不安をかかえながら新年を迎えていると思うのです。

 昨年末に、気仙沼の畠山重篤さんの講演を聞かせていただいた。畠山さんは、豊かな海をはぐくもうと、気仙沼湾に注ぐ大川の源流域に広葉樹を植える「森は海の恋人」運動の提唱者。この全国的にも名の知られる運動を20年以上引っ張ってきた宮城県気仙沼市唐桑町のカキ養殖業者である畠山重篤さん(67)は、この度の津波で93歳のお母さまを亡くし、養殖場も全滅。子供達に海と川と森の大切さを教える体験学習の施設も全部流されてしまったそうだ。畠山さんがどれほどの喪失感に襲われたのか想像に難くない。しかし、あえて講演の依頼に応えて壇上に立ち、再起を誓われた。

 スイスの哲学者ヒルティは、「外界のもの、地震とか天災とかは自分の意志の範囲にない。友人や世の中の人が自分をどう思うかも、自分の自由にはならない。こういう自由にならないものに、心の平静を失うのは愚かだ。自分の意思の範囲にあることに最善の手をうつように」と言っています。畠山さんの生き方そのもので勇気を頂きました。それでも、孫達のくったくのない笑顔を見ていると、今年1年が何事も無く平穏でありますようにと祈らずにはおられないのです。

雑感

身近な野鳥 「潜りが得意なカイツブリ」 2012年01月

野鳥観察の楽しみ(百十二)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
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写真はカイツブリ、(‘08.03.16.東広島市八本松町)〔Nikon D300, Nikkor ED,AF-S 600mm×1.4, 1:4 DⅡ,1/200秒,f/8, ISO400,トリミング〕

 

 水面に浮かぶ丸っこい体形のカイツブリは直ぐに頭から水の中へ潜ってしまう。しばらくして、近くの水面に浮いて来て、私と目が合うと慌ててまた潜る。水中を泳ぐスピードが速く魚を捉えては浮いてくる。水面を泳ぐ速さも速いが仲間と喧嘩して追いかけっこをする時はさらに速く水面をけって走る。

 カイツブリは池や川で良く見かけ、一年中水上で暮らしている。陸上に上がることはまずない。足が体の後ろの位置についていて歩くのが苦手なのだ。足の三本の指は鰭(ひれ)が付いていて大きな櫂(かい)の働きをする。まん丸い眼は金色で、体の上面は茶褐色、下面は褐色をしている。

 5月ごろは良くケレケレケレケレ・・・とか、ケレレレレ・・・と鳴く。鳴きながら相手を追っかけて走り廻っていることが多い。昔から鳰(にお)の浮巣と詠まれている ように、葦に繋いだ浮巣を水上に作り、水面の変動に応じて草で造られた巣は上下するようになっている。

 雛は生まれると直ぐ泳ぐことができ、親の後を数羽の雛が一生懸命追いかけている姿は微笑ましい。親に追いついた雛は親の背中に登り、羽の下から顔を出す。その内3つも4つも顔が出てくる。雛の顔や頭にはどれも白くて太い縞模様が付いている。

(2011年12月24日記)

野鳥観察の楽しみ

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