| 身近な野鳥 「夏羽のアマサギ」 | 2011年07月 |
やっと見つけたのが写真の夏羽になったアマサギである。嘴の根もとがややピンクがかっているが、婚姻色には程遠い。アマサギの婚姻色は眼もとと嘴の根もとが濃い紅色で、先の方に向けて次第に紅色が薄くなり、先は黄色となる。眼球と足も深紅になる。
アマサギの冬羽は特徴のある亜麻色が消え、全身が真っ白で体長が同じくらいのコサギと見間違いそうになる。しかし、コサギの嘴は真っ黒いがアマサギはこの時期黄色くなっている。アマサギの足は指の先まで黒いがコサギは黄色い足袋をはいている様に見えるので容易に区別できる。
冬の南の島で、アマサギが黒い水牛の背に止まり、のんびりしている姿を見たことがある。水牛に集まるハエやアブを捕っていたものと思われる。日本に来ては田んぼのカエルやミミズを食べるだけではなく、バッタなど稲を食い荒らす昆虫を食べてくれて、大いに役立っている。
(2011年6月29日記)
| 「“人たらし”のブラック心理術」と「よるくま」 | 2011年07月 |
“人たらし”のブラック心理術
内藤 誼人/ 大和書房 発行
“ブラック”と聞くと一見人聞き悪く感じられますが、人に好かれる心理テクニックを仕事で使うコツ、相手の心を自在に操れるテクニックなどを満載に紹介しています。「人たらし」といっても人の心を瞬時につかむ人々に対しての愛称であり、むしろ賞賛の意味を込めています。
「人たらし」な人たちは、豊かな人生を実現でき、仕事でも昇進しています。この本を読んで私自身もぜひ「人たらし」のように、コミュニケーションを上手く築けるようになりたいと思いました。
たくさんの人々の心をつかんで離さない「人たらし」こそが、人生の成功者であり、周りの人々までも楽しく幸せにできる人なのではないでしょうか…。(B)
よるくま
酒井 駒子/ 偕成社 発行
今回は一風かわったところで絵本をご紹介させていただきます。絵本なものですから複雑なお話やもったいぶった言い回しもありません。この物語の主人公は「ぼく」という少年と、ある夜突然「ぼく」のもとにあらわれた小さなこぐまです。「ぼく」が語りかけるようにして進むお話はとてもやさしくて愛情に満ちていてそして少しだけ不安になります。わずか数ページという中で語られる「ぼく」と「よるくま」の一晩だけの冒険談。
読んだあとに、まるで母親に抱きしめられてもらっているようなそんな気分になる一冊です。この年になって絵本なんて…という方にこそぜひ読んで欲しいです。また、先程申し上げたようにわずか数ページで「ぼく」と「よるくま」とはさよならです。もう一度会いたいなら「よるくま クリスマスまえのよるに」という本もあるのでぜひどうぞ!(元)
| キッズ・オールライト | 2011年07月 |
【監督】リサ・チョロデンコ
【出演】アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア
南カリフォルニアのとある中流家庭。大学進学も近い姉のジョニとその弟レイザーは前から気になっていたことを親に内緒で実行する。彼らの“遺伝子上の父親“と初めて会うのだ。実は二人の母親たちは同性愛カップルで精子バンクの提供で各々子供を生んでいた。反対した親たちも一同食卓を囲むことになるのだが…。原題”Kids are all right”は「子供たちは大丈夫」という意味なので思春期の子供たちの悩みの話、と思わせておいて悩める大人たちのドラマでもありました。キャラクターの描き方が冴えている。精子提供者のポールは独身主義だが思わぬ「子供」の出現に急に家族がほしくなる。息子親のジュールスは夢見がちで無職、主婦の役割が不満で外からきたポールが輝いてみえる。娘親のニックは医師で口やかましい家長、ポールを侵入者とみて遠ざける。憧れと嫉妬そして理想と現実の間でこっけいなほど右往左往する大人たち(結構いい年)が大人げなくも愛おしい。カリフォルニアワインにオーガニック食そして青い空のおかげかドロっとした内容にならず不思議とさわやか。二人のママを演じるアカデミー賞常連女優の倦怠期カップルが流石のうまさなのです。(neo)
| タニシ君が行く! Re | 2011年07月 |
| 社員のひとこと | 2011年07月 |
今月は湘南乃風のライヴに行くぞ♪ (香)
暑くなってきました。夏バテしないようにしっかり水分補給します。 (友)
暑くなってきたので体調管理に気をつけましょう。 (小)
20日で退社となります。みなさん本当にお世話になりました!! (S4)
また暑い時期がやってきました。営業はまた丸コゲになりそうです。 (G)
ケータイをスマートフォンにします。使いこなせるか心配です。 (サン)
6月12日に結婚式を挙げました。とても思い出に残る一日となりました♥ (デミ)
久しぶりにパソコンの組み立てをしています。3台とも無事にうごくかな? (●⌒∇⌒●) (お)
またもダイエットに失敗し、リバウンド(T_T)次こそは、きっとがんばる!! (Q)
最近出先でよく猫に遭遇します。連れて帰りたい。 (S)
大分暑さが激しくなり本格的な夏の訪れを感じます (K)
梅雨のジメジメで髪がわかめみたいにうねるので、ストパーかけました。 (山本)
フェイスブックにとりためた写真をいっぱいアップ中です。 (哉)
夏風邪をこじらせました。長かった~。 (B)
暑くなってきました。冷やしうどんが食べたいですね。 (元)
暑い時期、子どもの頃よく夕立があり、虹を見ていたのを思い出します。 (モン)
今月はRADWIMPSのライブに行きました。 (尚)
今年の夏も暑くなるのか? (高)
長男が、自動車学校に通い始めました。何か心配です。 (千)
今年は「うちわ」が大人気で、工場が大忙しだそうです。 (北)
蒸し暑い日が続きます!バテないように太らないようにしっかり食べる!! (伸)
近くの田んぼでカエルが鳴いています。久しぶり~ 蛍も長いこと見てないです。 (秀)
| 今月の写真(6) | 2011年06月 |
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫
| 今月の言葉(6) | 2011年06月 |
「風聞は怖い」
広島の被曝と福島の被曝
天災は人災をも招く早春賦―。ある俳句の仲間にしましたが、共鳴してくれたのは、あまりいなかった。三月の東日本大地震の災害のまもない頃であった。
それから例の福島原発事故が大きな問題に発展したことは、周知の通り。いまなおその対応をめぐる論議が繰り返されている。原発爆発による放射能の影響を懸念、福島周辺地域の住民に〝被曝〟避難命令が出たときに、さまざまな〝風聞〟がマスメディアに流れた。
人体への影響、さらに農漁業への影響…。今回の地震は、岩手、宮城、福島、茨城…各県におよぶ広範囲だけに政府、地元の自治体などの対応にも問題があった。そのなかで地震、津波の災害の連鎖ニュースで心を痛めたのは、福島の原発事故から発生した〝風聞〟だった。私はすぐに思った。あの原爆で廃墟と化した広島に肉親、親族の安否を求めて出かけた人たちのなかには、下痢、脱毛、歯ぐきからの出血、体の倦怠感を訴えた人が多くいた。「広島にいったらピカがうつるげな」といった〝風聞〟があったことを記憶している。
初めて体験した原子爆弾での被曝。医学的にも未知の世界。だれもが予想しなかった原子爆弾― 〝新型爆弾〟による被爆…。加害者の米国ですら人体への影響については、未知の分野だったという。しかも人道的な面、医学的な面からも米国の厳しい報道管制…。
「今後、七十年間、広島には植物は生えない」とまで。また未知の放射能による人体への遺伝問題にまで発展…。〝被爆者〟への差別が増幅していった。被爆者の苦悩は、井伏鱒二の小説『黒い雨』にも描かれた。その後、医学的にも解明されてはいるが、いまなお研究課題となっている。
今回の東日本大地震、津波の天災…。とりわけ原発事故による放射能による大地への汚染は、一九八六年、旧ソ連ウクライナ共和国でのチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故以来の放射能汚染(半径二十キロ)を招く破目になり、〝風聞〟のタネが飛び散る一因。なかでも農漁業者には悲しい〝偏見と差別〟を招きかねない。しかし、今回の天災にともなう災害は、エネルギー資源に恵まれない日本自体の〝国難〟である。しかも〝地震大国〟。
現在、日本には原発基地が五十四か所、国全体の電気消費のうち原発による電力は三十四%。原発反対を叫ぶことは出来ても、現代の文化生活を否定することは出来ないだろう。といって原発事故による放射能禍の影響を考えるとき、地球、人類の危機として受け止めて、いまこそ〝叡知〟を集めるべきだ。
―科学の発達は、驚異であり、脅威でもある―
(風彦)
| 雑感(6) | 2011年06月 |
代表取締役 田河内秀子
あれからそろそろ3ヶ月。あの日から自分の中で大きく変わったことは、国の言うことは信用できないという不信感と、いまのままでいいのかという焦燥感。おそらく皆さんもそうなのでは? 国がこう言っているから、マスコミで安全だと言っているからとか、鵜呑みにするのは大いに危険だ。情報というのはすべて出す側に何らかの意図があると思って聞かなければいけないし、その上で自分が判断しなければいけないのだ。
我が家の壁には2009年のカレンダーがかかっている。それはイラク戦争で使われた劣化ウラン弾で被爆し、癌と闘っているイラクの子ども達の写ったカレンダーだが、その子ども達は一体今頃どうしているだろうと思うと、外すに外されないでいる。
日本でも、いま福島で茨城で千葉で栃木で東京で、そしてこれから全国に放射能汚染がすすんでいくのではと思うと本当に子ども達に申し訳ない。放射能を含んだ汚泥からできたセメントは一体どこにいったのか? 未だに毎日毎日放射能が垂れ流されている海はどこまで耐えてくれるのだろう。今、世界で高濃度放射性廃棄物は25万トンと言われていて、この処理に何処の国も頭をかかえている状況だそうだ。過去100年で世界大戦が2度もあり、未だに戦争を続けている人類に、とても100万年先の高濃度放射性廃棄物を管理することなど不可能なのは自明のことではないか。
放射能汚染だけではない。去年の春は南九州で29万頭余りの牛や豚が口蹄疫で安楽死させられた。この2月には和歌山県で鶏たちがインフルエンザで12万羽処分された。そしてこの5月は放射能のために福島の警戒区域内の何万という家畜たちが安楽死させられた。人類の為にこんなにたくさんの命が犠牲になっている。もはや人類にはタイムリミットがきたのではないかと思ってしまう。しかしそうは言っても生きるのを辞めるわけにはいかない。ゴメンナサイと謝りながら、出来るだけムダにエネルギーを使わないように、自分のできる精一杯の事をしながら、ささやかな日々を生きていこう!
| 身近な野鳥 「梅雨とチュウサギ」 | 2011年06月 |
チュウサギは夏鳥で例年5月の大型連休の時期、田んぼで田植の準備が始まると何処からともなく集まって来て、耕運機の後を我先にと走って行く姿が目に浮かぶ。しかし、今年はあちこちで耕運機が作業を始めても、チュウサギやアマサギが集まって来ている姿をとうとう目にすることはなかった。
昨年の猛暑と繁殖中の巣が壊されてきたせいなのか、私が観ている広い農地の周辺が開発され、この4月から新しい中学校も建設が完了し、開校した為だろうか、チュウサギもアマサギも本当に少なく激減してしまった。
チュウサギは大きさがコサギより大きく、ダイサギより小さい通称白鷺の仲間だ。足が長く首も長く、長い嘴は黒いがこれは繁殖に向けての婚姻色で、その内黄色くなり先だけ黒くなったものが多くなる。口の裂け目(口角)が目の下で止まっているのが、目の後ろまで裂けているダイサギとの識別ポイントである。
(2011年5月29日記)
| 「60歳からのシンプル満足生活」と「夏の庭」 | 2011年06月 |
60歳からのシンプル満足生活
三津田富左子/ 三笠書房 発行
私は常日頃、年齢にとらわれない生き方(生活)を心がけています。
好きなもの気にいったものを取り入れ、家に閉じこもらず日々過ごしていますが、筆者も同じ生き方をされていて、心の持ち方がとにかく前向きで、何事もなるようにしかならないとわりきっておられます。心の持ち方一つで、幸せ・不幸せになるのなら、幸せになるような心の持ち方をしたいものです。
人間頭でわかっていても、実行出来ないことが多いのですが、文字を見ると頭にスッキリ入り込みます。何かにぶつかった時この本を開くと、ちょうどよい言葉が眼にとびこんでくる一冊です。老若男女関係なくお勧めします。(モン)
夏の庭
湯本 香樹実/ 新潮文庫 発行
読んだ時に「見覚えあるなぁ、デジャヴかなぁ」と思ってたら、この小説は国語の教科書に使われていたそうです。ストーリーは、小学生の少年が3人いて、その内の一人が身内を亡くして、初めて葬式に行って初めて死体を見て、とっても不思議な感じがしたとかで、それを他の二人に話したら「オレ達も死体見てみたいなー。そうだ、近所に今にも死にそうなジイサンが一人暮らししてるから、その家をこれから毎日観察しようぜ!」みたいな話です。
この冒頭部分だけで、僕はこの小説の不謹慎さはハンパないなぁと、読み進めるのが辛かったのですが、大丈夫です。冒頭部分さえ乗り切れば、悲しみもありますが、そこには温かさがあります。優しい気持ちになることができます。
子供の無邪気で残酷な好奇心から始まる清々しい物語。この夏にぜひ触れてみてください。(尚)



