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雑感(8月) 2009年08月

代表取締役 田河内秀子


 来年は営業職に新卒を採用しようと、初めて同友会の共同求人に参加した。創業以来三十三年、今まで人の採用は、すべて中途採用だったので、何もかも始めてのことばかり。
 昨年末から始まった共同求人活動ももう終盤に差し掛かったこの時期にスポット参加という形でブースを出した。まだ内定をもらっていない学生が半数以上というこの不況下で会場を訪れた学生は五百名近く、わが社のブースにもスポット参加にもかかわらず七十七名の学生さんが訪れてくれた。その中から二十五名の学生さんが弊社で行う会社説明会に参加。まずは学生さんに我が社をみてもらい、本当に我が社に来たいという方に履歴書と作文を出してもらい、面接をして内定を出すという段取りで動き出した。
 こんな大勢の学生さんに会社にきてもらうには、椅子も足りない、コーヒーカップもスリッパも足りない。机の上も収納棚の上も物で一杯という状況で、まず整理整頓掃除をしようと二日間にわたって一時間づつ全員で大掃除をした。自分が日頃仕事をしている場所は、なかなか問題点に気づかないので、他部門をそれぞれチェックして遠慮なく指摘することにすると、短時間で片付いた。これからも月に一回は全員一斉大掃除、しかも他部門の掃除をするということにすると5Sが徹底してくるかも知れない。
 なにはともあれ人を選ぶというのは本当におこがましくて、今見えていることだけ、しかもほんの何時間かの出会いで選ぶ訳なのだから選ばれる方もたまったものではないと思う。しかしこれは自分を見つめ直すいいきっかけとして活用して欲しいものだ。人間の能力の差はほんのわずか。しかも一人の人の中に98%の能力はまだ眠っているというではないか。しかもまだ二十歳前後の人生これからの時だ。もし選ばれなかったら、これはチャンス。まず簡単にできることから変えて見るといい。元気な挨拶や積極的な質問、いつもとは違う傾向の本を読んだり映画を見て、カッコいいと思う人の服装や髪型、歩き方の真似をする、要は自分を客観的にみてプロデュースしてみる。内面を変えるには時間もかかるし、どう変えていいかもなかなかわからないものだ。だから外見や行動を変えるほうが手っ取り早い。落ち続けていれば、それこそ大変身のチャンスなのだ!

雑感

身近な野鳥 「シャレてるツバメ」 2009年08月

野鳥観察の楽しみ(八十三)

東広島の野鳥と自然に親しむ会
環境カウンセラー(環境省登録)
新 名 俊 夫
0908tubame.jpg
写真は上:ツバメ雛、下:親ツバメ雄(‘09.7.19.安芸太田町)〔Nikon D300, RV-Nikkor AF 80-400mm,1:45-5.6D,  1/320秒,f/6.3,ISO400,トリミング,調整〕

 プロ野球選手のユニフォームから覗く首には、アンダーシャツのハイネックにチーム名や、背番号、自分の名前などが刺しゅうされている。カッコいいので草野球の選手にも流行っているようだが、生まれたばかりのツバメがこれを付けているのには驚いた(写真上)。

 7月中旬安芸太田町に行き、昼休憩をしたビルは四角形の三階建て、その中央部分は二階しかなく、天井は温室のようにガラス張り、三階からこの天井外側が良く見える。ここに巣立って間もないヒナがいて、父親(写真下)から餌をもらっていた。

 東広島では毎年、3月初旬から10月下旬までツバメを見る事ができる。コシアカツバメはツバメより一ヵ月遅れでやって来て、11月の終わり頃までいる。来る時は、両種ともバラバラで来ているようだが、帰りは大軍を作って帰る。

 ツバメは雌雄ともに、背面はつやのある黒色、顔も黒いが口の下から喉にかけて赤褐色をしていて、その下に黒色の首輪をしている。胸から腹まで真っ白で、飛んでいてもこの白色でコシアカツバメと区別できる。雄の尾は細くて長く、雌は太くて短い。

(2009年7月25日記)

野鳥観察の楽しみ

霞が関をぶっ壊せ! 2009年08月

縄文塾塾長 中村 忠之

縄文塾  

高橋洋一著  東洋経済新報社  1680円

 著者(現東洋大学教授)は、1980年に当時の大蔵省に入省したキャリア官僚だが、主流であった東大法科卒ではなく、東大理数学部数学科および経済学科卒業という、本人談「2年に一度の」変人枠で入省した異色派である。
 3年後運命的に日本開発銀行から出向してきた竹中平蔵氏を上司に迎えるという運命の出会いによって、たちまち意気投合することで、その行く手は大きく変わることになった。
 しかもアメリカのプリンストン大学に留学し、日本の金融制作の異常さを知り、また金融工学を学習することで、その後の小泉内閣で竹中チームの一員として、いつしか出身母体(前大蔵省である)財務省の改革を手がけることになる。
 考えれば、数学を貴重とした経済・財務・金融の専門部署が、法律系ということが、いかに異常なことか素人でもわかるというものだが、なにしろ金融ビッグバンをいわれた時期、「デリヴァティヴ」を知る官僚はほとんど居なかったということをみても、この国の仕組みのおかしさがわかるだろう。
 さて1989年、経済バブル真っ最中にあって、著者はこのまま放置すれば、日本経済は際限なく広がる、ネズミ講に近い状況になるのを恐れ、ふくらみ続ける風船に一針を刺すという英断をすることになった。
 結局その後遺症で、未曾有の不況と閉塞感に日本中が苛まれることになるのだが、その後も金融緩和と公共投資以外に策を持たぬ(急死した)小渕さん、そして森さんの跡を継いだ小泉総理のもので、日本再建の重責に当たった竹中チームにあって、不良債権に悩む金融業界に「不良債権の償却」を徹底させ、公的資金を投入するという荒技によって、見事「失われた10年」に終止符を打つことになった。
 当時何らの経済施策も持ち合わさなかったエコノミスト・経済評論家連が、今頃になって「竹中ドクトリン」を、市場原理主義者のごとく批判しているが、実際には本来政治の介入を許さぬという市場原理に反して、強引な介入や公的資金投入という、まさに原理主義の反対を強行した竹中流金融施策は、むしろその対極にあるといえるのではないか。
 さていま課題視されている官僚制度の現状とは、
1.「省あって国なし 局あって省なし」という超縦割り制度
2.天下り先獲得のためには手段を選ばぬ硬直性
3.キャリア制度と併せ、年功序列という前時代的仕組み
 である。特に「天下り」は省ごとに行うため、省益と無駄な組織や設備を乱造するという弊害をもたらしてきた。しかも官僚は、未だにその権益を手放そうせず、頑強かつ巧妙に抵抗をしているのだ。
 お目付であるべきマスコミだが、各省ごとに閉鎖的な情報獲得ポストを持ち、もしその省庁に不利な報道をしようものなら、即座に排除される仕組みのため、当たらず障らずの記事しか書けないという。
 ちなみに、そうしたシステムによって量産された特殊法人などの含み資産を「埋蔵金」として明らかにした著者の業績だという。
 著者が主張する「官僚システム」の解体は、安倍内閣にまで引き継がれ、前渡辺喜美特命公務員制度改革担当大臣の時に、「第1次公務員制度改革」から福田内閣でも「第2次公務員制度改革」へと進展することになった。
 なお福田内閣当時渡辺大臣を事あるごとに牽制した町村官房長官は旧通産省官僚上がりで、なにかと官僚に肩を持つ、著者流にいう「過去官僚」である。著者が目指すのは内閣官僚の権限を拡充して、各省ごとの縦割りという官僚の野放図な天下りを瓦解し、ニッポン官僚性を樹立することである。
 本書はすべて実名で記述されているが、今1000万人移民受け入れ説を打ち出して大方の顰蹙を買っている中川秀直氏や、安倍内閣当時、顔が見えない声が聞こえないと酷評された塩崎恭久官房長官は、官僚制改革を強力にバックアップした人たちだというから、人は一面だけでは推し量れないものだと痛感した次第である。
 かくのごとく聖域じみた官僚システムだが、最近キャリア官僚の中途辞職が激増しているという。理由として、旧態依然な年功序列システムが、若者のやる気をなくしているのが理由だが、そうしたことも官僚制度改革の起爆剤になることだろう。
 結局出身省庁に戻ることを否定して転身した著者だが、先般同じ思いの旧官僚を糾合して、「脱藩官僚の会」を立ち上げた。今後の活動に期待したいし、協力をしたい思いである。 

感銘の一冊

自分でやってみた男 2009年08月

堀田 純司 著 講談社アフタヌーン新書 

 いろいろ理屈はつけてみても、ようするに「やってみたかっただけ」ということは、よくあることだ。本書もそのひとつ。好きな映画のワンシーンを自分たちで再現している。
 子供のころは、ヒーローに変身して暴れまくることができたが、大人になって同じことをやると、まわりから白い眼で見られる。しかし、本書の著者と、彼の仲間たちは「やってみた」。
 スパルタ軍の戦士やゾンビをはじめとして、どちらかというとビミョーな映画の登場人物などを、大まじめに演じ、その写真が載せられている本書。ジョークと呼ぶには、手間ひまかかり過ぎている。鍛えられているのか、単にメタボなのか、たくましい(?)男たちが、恥ずかしげもなく素肌をさらす。大スペクタクル映画をやってみたくても、人数が足りないので、コンピューターで増殖させたり、女性役がみつからなかったのか、あやしい人形を代役にしたりと、やりたい放題だ。
 パラパラ頁を繰ると、よい歳のおじさんの仮装写真のおもしろさばかりが目を惹くが、本文の文章が、すばらしくおもしろい。映画の蘊蓄やら、コスプレ写真撮影時のエピソードなどについて書かれた文章は、普段の会話のなかで話題に困ったとき役に立ちそうな気もする。もっとも、わかる人には(おそらく)わかる的な内容ではあるが。
 それにしても、いい歳をした連中が集まって、互いに蘊蓄を語りながら、わきあいあいと映画のシーンを真似しているところを想像すると、こちらまでワクワクしてくる。わたしも「やってみたく」なった。

(哉)

今月の気になる本

重力ピエロ 2009年08月

【監督】森 淳一
【出演】加瀬亮,岡田将生,小日向文世,鈴木京香

  美しい母と賢明な父、仲の良い兄弟。家族には残酷な出来事が起こっている。消せない過去をそれぞれが抱えて年を重ね、母は美しいまま亡くなり、父もその時を静かに迎えようとしている。息子たちはひとつの事件を追いながら、自らの結論に向かって進んでいく。
 破壊と暴力に囲まれてそれを乗り越えるには、強い意志と身体の力が必要だと思う。この家族にはそれがある。しかしもうひとつの力を持っている。重力など無いもののように軽々と笑う力、それがこの映画のタイトルなのだと思う。
 これは現代に舞い降りた聖家族の物語だと思った。美しい母と賢明な父、仲の良い兄弟。彼らの足元は地面から離れ、天に遊んでいるのではないか。たくさんの血を流しながら、それでも心から笑いながら手を繋いで舞っているのではないか。 

 (nao)

キネマ見ましょか

タニシ君が行く! 2009年08月

タニシ君が行く!

社員のひとこと 2009年08月

七月七日の七夕の日はそうめんを食べるのが習わしなのだそうです。初めて知りました。 (K)

今年の夏は例年以上にジメジメベタベタな気がするのはボクだけでしょうか…? (山本)

全英オープンが始まった。石川遼君はタイガーウッズと同じ組だ!! プレッシャーに負けないで。 (Q)

東京ビッグサイトの文具展示会に行ってきました。ついでに夕暮れ時の等身大ガンダムも見てきました。ガンダム世代にはたまりません!!(^_^)v (お)

梅雨時期はジョギングが出来なかったので、室内運動用に「ビリーズブートキャンプ」に入隊してみた。 (伸)

二番目の娘から“anan”のプレゼントをもらった。ananに私の大好きな福山君が…来月はコンサートに行きます!! (モン)

七月は最初の頃が大変ですが、夏休みに入ったら、1つのことに集中できそうです。 (幸)

東京に行きました。 (哉)

徳庵の駅を降りて線路沿いの道を長い長い時間、歩いていました。 (北)

会社で万歩計を支給されました。今度こそダイエット? (千)

ピロウズのfunny bunnyとバンプの才悩人応援歌が私のしばらくのテーマソング。 (尚)

いらないものがこんなに…。 (朝)

我が家の愛犬がヘルニアになりました。早く元気になりますように・・・ (B)

東京はトンネル(地下鉄)の街でした。また十月に行きます。 (高)

人前でしゃべるのが平気になってきた。高校2年のあの日、教室のみんなの前で一言も発する事が出来なかったトラウマからやっと開放された。 (秀)

社員のひとこと

今月の写真 2009年07月

【ゲンジボタル】黒瀬川支流の清滝川で今年も多くのゲンジボタルが舞っていた。
(2009.6.13 東広島市で撮影)

フォトギャラリー

今月の言葉(7月) 2009年07月

「六根清浄、お山は天気」
  ― 山開きと山岳信仰に学ぶ ―

            ―風彦 

 夏山シーズンである。日本列島の霊峰には登山者で賑わう。むかしは修験者の山岳信仰の舞台であった。富士山もそうだし、中四国では、石鎚山、大山、厳島の弥山…。現在では、男女ともスポーツと趣味、健康を目的に登山ブームにまでに発展した。今でも登山者たちが、「六根清浄、お山は天気」と唱えながら山を登るのは、修験者の〝呪文〟の名残り。広辞苑を見ると、「六根清浄」(ろくこんしょうじょ)とは六根の福徳によって清らかになること。山登りの行者、寒参りする者などの唱える語。六根とは六識を生ずる六つの感官、すなわち、眼・耳・鼻・舌・身・意の称とある。人間の欲望(煩悩)を断つことを山の神に誓う言葉だろう。
 山登りに縁のなかった私が、この言葉を知ったのは、学生時代に詠んだ志賀直哉の小説「暗夜行路」。主人公・時任謙作が大山に登る件(くだり)で、同伴の男たちの「六根清浄、お山は天気」と唱える描写があった。
 私たち「四季の会」の仲間は、毎年、七月の石鎚山の山開きに出かける。標高一九八二メートル四国第一の高峰であり、修験道の霊場で知られる。会長のOさん、Mさんは、昔からの信仰があり、白装束、白足袋姿で登る。当日は、関東、九州からも信者が集う。頂上近くの神社の本殿でお祓いを受ける。頂上の天狗岳までの山道で行き交う人々は、「おのぼりさん」、「おくだりさん」と、お互いの労をねぎらう。
 ―「六根清浄、お山は天気」―。山岳への信仰心は、山の威容と山の霊験への畏怖から生まれたもので、昔から煩悩にさいなまれる人間が求めた信仰でもあろう。
 現在の混沌とした社会、環境破壊に対応していくためには、「六根清浄」の心を信仰から学ぶことも必要である。
 この七月は、山開き、川開き、鵜飼、海開き、朝顔市、ほおずき(鬼灯)市、蛍狩り、夏越し祭り、天神祭、麦秋のあとの田植え…。地方、地方の気候風土、風習による夏の風物詩がある。自然と人間との共生で豊かな社会を構築するためにも、地球を大切にする人類の知識と知恵を生かそう。
― 山開き太鼓で雲の封を切る 本宮鼎三
― さまざまな夏の姿や万華鏡 風彦

(風彦)

今月の言葉

雑感(7月) 2009年07月

代表取締役 田河内秀子

 奥入瀬に行ってきました。経営の勉強の為に参加している中小企業家同友会女性部の二年に一度の全国交流会が、青森県が今回の主催県ということでJR・飛行機・バスを乗り継いで行ってきました。朝早く出発し、お昼過ぎに着くとすぐ研修です。経営発表を聞き、グループ討論をし、自社の経営にどう落とし込むか考えます。夜は全国の女性経営者との懇親会。食事は青森の海の幸・山の幸満載でとても美味しくすぐ満腹になってしまいそれ以上食べられないのが残念でした。
 翌日は今注目の「おからこんにゃく」を開発したベジタリアン料理研究所蒟菜所長の岡田哲子さんの講演、まるで焼くとお肉のような「おからこんにゃく」を世に広めて、菜食で世界を平和にするのが使命と熱く語られました。彼女によれば動物性蛋白質は、体重1kgに対し一日1gの動物性蛋白質を摂取すれば充分、それ以上は身体に害にはなっても益にはならないとの事。完全ベジタリアンといかなくても、とにかく野菜をしっかりたべましょう! 子供たちに食べさせましょう! と強調。子育ても済んだということで食事の内容についてはおざなりになっていた私ですので、改めて野菜主体の食事にしようと決意。
 昼にはすべてのスケジュールが終了し半日観光に出発。時間の関係で奥入瀬渓流はバスの車窓から眺め、十和田湖へ。遊覧船の船上から眺める神秘の湖十和田湖は、およそ四十年前リュックを背負い友人たちと訪れた頃と少しも変わらない紺碧の湖面と緑したたる外輪山で迎えてくれました。
 今回は研修がメインでしたので、せっかくの青森を足早に通り過ぎてしまったのですが、いつかは「苔むす岩を洗い 木もれ日に光る 十変の流れ」と言われる奥入瀬をゆっくり散策し、ついでに八戸で海の幸を満喫し、下北半島や津軽半島にも足を伸ばし、世界自然遺産の白神山地にも行ってみたいものだと思いました。

雑感

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