| 今月の言葉(2) | 2011年02月 |
「時は人なり」「財は人なり」
萌えいづる春に思う輪廻転生
―風彦
「時は金なり」―。時間は貴重で金銭と同じような価値がある。ムダに時間を費やしてはいけないという格言である。
この言葉から人生の“時”についても考えた。以前、読んだ「葉っぱのフレディ」―いのちの旅―(レオ・パスカーリア著)の絵本から「若さと老い」「生と死」をめぐる輪廻転生を学んだ。
二月の季節は春の序曲、早春賦である。まだ風は冷たいが、野山の草木も生命の萌えたつ息吹にあふれる。枯れ枝のような梅の梢に蕾。ミモザ、ネコヤナギ、マンサク、蕗の薹、道端の犬ふぐり、クロッカス。四季の始めは、やはり春からである。その春も冬があるから―。春があるから夏がある。夏があるから秋がある。秋があるから冬がある―。微妙な地球温暖化のなかにあっても自然の摂理は、かわらぬ輪廻転生をくり返す。英国のロマン派の詩人、シェリーは「西風の賦」に書いている。
「冬きたりなば春遠からじ」―。
古今和歌集では、紀貫之が詠んでいる。
「雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける」―。
俳人・蕪村の句もそうだろう。
「斧入れて香におどろくや冬木立ち」―。
死んでいるようで生きている。そこに「若さと老い」「生と死」の輪廻転生を知った人間の驚きが名句になった。
私は思う。人生にも四季があり、国にも四季がある。いまの日本は国際社会、国内状況とも冬の時代だろう。「萌え出る春」の早春賦とは言いかねる。
いまこそ日本の活路を切り開く“時”である。「時は金なり」と同時に「時は人なり」である。
日本のみならず、古今東西歴史を変革したのは、“人”であった。しかし、今世紀、皮肉な事態を招く。
「We can change」とアピールして登場したのは民主党のオバマ米大統領。
「政権交代」を訴えたのもわが国の民主党。その菅首相。両者とも窮地に立つ。この難局をどのように対処するか、まさに「時は人なり」「人は財なり」―。「国民の価値は結局、国民を組織する人民の価値である」(英国の経済学者 J・S・ミル)
あるマスコミの友人が言った。
いまわが国こそ、坂本竜馬的な“器量”のある男の登場が待たれると―。
「歳月は人を待たず」という言葉もある。四季のうつろいのなかで“時流”をみる。
早春や輪廻転生萌ゆる風―
(風彦)
| 雑感(2) | 2011年02月 |
代表取締役 田河内秀子
印刷の業界紙上で、10年後の印刷業界の予測について書いてあった。最悪のシナリオでは、現在6兆円の印刷市場は3.8兆円に縮み、印刷会社の3割が消えるとのこと。20年前には印刷市場は9兆円だったので、今までより早いスピードで縮むと予想されているわけだ。
印刷業の場合は景気の後退や少子高齢化の影響というより、技術革新によって家庭でも会社でも誰でもが印刷屋になれるようになった影響が大きい、そしてこれからは広告も書籍も紙媒体ではなくディスプレイで読もうという時代に突入する。昨年は電子書籍元年と言われた。今年からは着々とあらゆるものの電子書籍化が進んでいくだろう。これから5年後には皆のケータイはスマートフォンになり、今持っているケータイは過去の遺物になってしまうのだろうか?
机の引き出しのテレフォンカードももう出番がなくなった。図書券も出番がなくなるかも知れない。
テレビであるタレントが、お財布ケータイひとつで、現地通貨もカードも使わずイギリスに行って帰って来たと言っていた。
昔、「私はケータイは持たない」と言っていた人も、「パソコンは使わない」と言っていた人も、仕事をしている人はみんな持っているし、使っている。いくら時代に逆らおうと思っても、仕事をし、この世界で生きていくからには時代の波に乗るしかないのだ。
おりしも今年は辛卯年、植物が新たに芽吹き大きく成長して繁茂する様子を表しているという、非常に縁起のいい年だそうだ。新しく物事を始めるにふさわしい年!
我が社も時代の波に乗り遅れないよう、冒険の旅に出よう!
| 身近な野鳥 「奇抜な冠羽のキレンジャク」 | 2011年02月 |
西日本でキレンジャクに会えるのはヒレンジャクより更に稀で、広島県には来ない年があるらしい。来ても県内の何処かに飛来し、全域で見られる訳ではない。黒瀬町の友人は7年前に会っているそうだが、私は14年前に市内の中心部西条町で見て以来である。
キレンジャクの特徴は冒頭に述べたが、大きさはツグミよりやや小さい。羽の中間付近(次列風切り先端)に赤くて、ろう状の液滴のような形をした部分が見える(写真下)。これがレンジャク類の英名Waxwingの由来である。
キレンジャクはこの1羽のみで、10羽のヒレンジャクの群れの中に混じっている。群れは樹の上部に止まり、休むか、身繕いをしている。しばらくすると一斉に飛び立ち、近くのネズミサシの樹に群がり黒くなった実だけを食べた。飛び去った後には黄緑色をした未熟の実がまだ多く残されていた。
(2011年1月28日記)
| 「ダイオウイカは知らないでしょう」と「脳は0.1秒で恋をする」 | 2011年02月 |
ダイオウイカは知らないでしょう
西加奈子、せきしろ/ マガジンハウス 発行
短歌初心者の2人がお題をもとに短歌に挑戦!! 雑誌「anan」の連載『短歌上等!』をまとめた一冊です。「5・7・5・7・7」の中に作家ならではの「ことば」の世界が詰め込まれています。真剣に取り組んでいるのかな?と疑いたくなるような歌もありますが、どれも一味も二味も違った個性的なものばかりです。
自分はせきしろさんの無気力で妄想に溢れた作風が好きで購入しました。しかし西さんがかなりおもしろい!! お題に沿って一首詠んでみたらどうでしょうか?(サン)
「脳は0.1秒で恋をする」~「赤い糸」の科学~
茂木健一郎/ PHP研究所 発行
脳科学者としてお茶の間でも大人気の茂木先生。恋愛ものをどう脳科学と結びつけて書くのかと興味津々で購入した。感情論で書かれた本や恋愛についてのハウツーが事細かに書かれた本はたくさんあるが、この本はとにかく恋愛のみならず、コミュニケーションと脳の関連性にも言及して“わかりやすく”教えてくれる。
よく言われる「男は別フォルダ」「女は上書き保存」の法則を脳科学から説明することに始まり、理想のパートナーということにも「自分と似ていて共感できる人」であると同時に「自分とは全く異なる側面をもっている人」と明確に答えてくれてもいる。結局は自分に欠けている所を相手が補ってくれる“ベターハーフ”(相手の方が自分よりもよい半分である)の関係が癒しとなり、全体性が回復するのだそうだ。
とにかく最初から最後まで一気に読めてしまう1冊であり、脳科学がグッと身近になること間違いなし!(デミ)
| 冬の小鳥 | 2011年02月 |
【監督】ウニー・ルコント
【出演】キム・セロン、ソル・ギョング
子供のころ転校生に出会うとどぎまぎしたものだった。せいぜい半径2、3キロの世界しか知らない自分からみれば未知の土地からやってきた彼らはそれだけでただ者ではなかった。親の都合で連れてこられ、知らない人間たちの中に放り込まれるなんて嫌だなあ、自分でなく良かったとも。気のせいか彼らは大人びてみえた…長いこと忘れていた感覚を思いだしたのはこの映画をみたからだ。
70年代の韓国、最愛の父に養護施設に預けられ「捨てられた」9歳のジニ。必ず父が迎えにくると信じ周囲になじもうとしない。でもおのずと現実が目に入ってくる。障害があるため恋もままならず追い立てられるように外の社会に出てゆく者。あるいは豊かな外国の養子になろうと懸命に英語を覚え己をアピールする者。孤児たちそれぞれの思いが交錯する中、ジニも自分の“未来”を選択しようとする。韓国原題は「旅人」。そう、状況のハードさの違いこそあれ彼らも旅人だったのだ。来たことは変えられなくてもどう生きてゆくかは自分次第なのだ。ふと、恥ずかしくなる。ああ自分は成長していないなぁ。ちゃんと未来を選択して自分の足で歩んでいるのだろうか…。(neo)
| タニシ君が行く! Re | 2011年02月 |
| 社員のひとこと | 2011年02月 |
日曜日、やっと携帯電話を買いました。さらに、靴を2足購入しました。(S4)
あけましておめでとうございます。今年は厄年ですがパワーでぶっ飛ばします。(G)
バレンタインにはあまりいい記憶がありません。チョコ欲しいなー。(サン)
今年も日記を継続中!今年は1日1タイトルでやっていこうと思います!(デミ)
この冬も“ヤツ”がやってきたぁ!!!しもやけが痛かゆいです・・・・(>_<)(お)
昔はバレンタインと言えばドキドキしていた事もありましたが、そんな事もなくなり…(Q)
最近本を買いこみました。が、まだ1冊も読み終わっていません。(S)
もうすぐです。あっという間だったなぁ。(朝)
寒さのせいで橋の凍結があり大変こわいです。(K)
年末年始に特に何もしてないのに自分の部屋がちらかってた。…なぜ?(山本)
バレンタイン? それ何ですか?(哉)
「カッコいい大人の生き方」…が、今年最大のテーマです。(B)
今年はお餅をあまり食べませんでした。(元)
今年定年を迎えます。初心に戻り悔いのない1年にしたいです。(モン)
はじめて“CLUB QUATTRO”に行きました♪ (尚)
ソフトテニスをする子供の応援にはまっています。(千)
京阪特急に乗ってS屋のビフカツサンドを食べました。美味!(北)
新婚旅行は当初の計画を変更してニュージーランドの大自然を満喫!!天気も良くて最高でした。(伸)
日曜日の朝道路が凍ると、予定変更で一日テレビで映画三昧。あ~春が待ち遠しい。(秀)
| 今月の写真 | 2011年01月 |
師走の田んぼにアカザの花、コバネイナゴが抱きつき今朝の大霜に耐えた。
東広島の野鳥と自然に親しむ会 環境カウンセラー(環境省登録) 新名 俊夫
| 今月の言葉(1) | 2011年01月 |
若者よ、大志をいだけ!
日本の第四の改革こそ若いエネルギーで ―風彦
新しい年を迎えた。人は、それぞれ座右の銘を、人生への“指針”とするだろう。
作家・石川好さんは、最近の若者に覇気がないことを嘆いた。
この人は戦後、単身渡米。現地で農業に携わり帰国。農大に進学ののち、作家、評論家になった異色の人物。嘆きの論点は、日本国家の改革を果たすべき若者について。
一つは、原始国家から律令国家に。二つ目は、鎖国の江戸幕府から開国、欧米から近代文明を。三つ目は、敗戦後、アメリカから物質文化の繁栄を。いずれも若者たちが国の体制を変えて現在の「大国日本」を築いたという。遣隋使、遣唐使、明治の開国は、坂本龍馬をはじめとする若い薩長の尊皇攘夷論者。敗戦後は、フルブライト基金による渡米留学。海外へ雄飛して学んだ若者たちの力が国のエネルギーに。
最近の韓国との対比によると韓国の若者の日本を上回る米国をはじめ海外留学への風潮には目を見張るものがある。それが韓国の国際進出のエネルギーにも。この点からも日本は立ち遅れているという。確かに、日本の若者たちを見ると、一時のような海外留学への熱がさめているように見える。遠因には、日本の豊かさもあるだろう。海外留学しなくても、ITによる知識で学ぶことができるからだろう。しかし、海外に出ることで結ばれる相手国との人間関係の絆。これが国際競争の差になる。この点をも石川さんは嘆く。
いま海外雄飛の志向のあるのは、一部の音楽家、芸術家にすぎないようだ。卑近な例では、昨年、ジュネーブ国際音楽コンクールで優勝した萩原麻未さん。広島音楽高校から単身フランスに留学しての快挙がそうだ。
「少年よ、大志をいだけ」は、明治9年(1876年)米国から招かれたクラーク博士が日本を去るときに言った言葉。同博士の教育をうけた内村鑑三(宗教家、評論家)、新渡戸稲造(教育家=「武士道」の著書)らの学生に深い感化を及ぼした。すべての若者に“大志”がないと決めつけられないが、このままだと国力も衰えかねない。次代―第四の改革―を切り開くのは、やはり若者たちのエネルギーである。“大志”とは“夢”でもある。世の成功者たちが強調するのは、“夢”を諦めず、その“夢”に挑戦することだ。
失敗を恐れず、挫けないことだとも。深刻な就職難―氷河期―の社会を思うとき、私たちの胸も痛む。昭和一桁生まれの世代の“大志”は軍人だった。幼少のことからの軍国主義の賛歌は二度とあってはならない。
―老いを知り老いを生きるや年始めかな―
(風彦)
| 雑感(1) | 2011年01月 |
代表取締役 田河内秀子
新年明けましておめでとうございます。
昨年は何かと気ぜわしい年でした。一ヶ月を追いかけて行くのが精一杯で、一ヶ月ずつこなしていってあっという間に一年たったというのが実感です。でも今年も二月に孫が誕生の予定で益々忙しくなりそうな予感が・・・
といっても何にも手伝えそうにないのですが、孫がみるみる大きくなるのを見逃すわけにはいけません。
仕事の面では、七月が決算なので今月で半期が終わります。昨年は経営方針書作成の取り掛かりが遅く、各部門もじっくり計画を練ることが出来なかったので、今年は早目に計画づくりに取り掛かろうと思います。以前岡山の旭東病院の土井院長先生(岡山同友会代表理事)の講演をお聞きした時、五ヶ月前からスケジュールをたて、医師・看護師含め四百名の職員全員参加で経営指針の成文化に取り組んでいるということでした。業種には関係ないのだなぁと感心して聞きました。計画と段取りでその仕事の成否は80%決まっていると言われています。今年こそは準備に力を入れ、働き甲斐のあるいい会社づくりを目指したいと思います。
そして体力作り、毎年年の初めに体力作りをしなくてはと思うのですが、昨年は膝を悪くして何もできず。今年こそは、十一月三日の平和マラソンで、せめて1kmを走れるようにとささやかですが、私にとっては大きな目標をたてています。
何はともあれ新しい年! 悔いの無いような毎日を過ごしてまいりましょう!



